Yet the earth does move. 2

 

onpuは1年2組の教室へと踏み入れた。

「えっと私の席はっと…」

既に席が決まっているらしく、黒板に席順が書いてあった。

「やった!窓際の一番後ろだv」

onpuは前の席の子に挨拶をしたり、いろんな子と話した。

そのうちチャイムが鳴って先生が入ってきた。

「気をつけ!礼!」

先生の号令でみんながお辞儀をする。

しかし、onpuは異変に気がついた。

「(あれれ?隣の席の子がいない…。入学式早々お休み?)」

そのとき急に教室のドアから1人の男子生徒が入ってきた。

「遅刻…っすか?」

先生は半ばあきれている。

「入学式早々から遅刻ですか?たるんでますよ!

まぁ今日だけは大目に見てあげますが、次からは容赦しませんよ!」

「うぃ〜っす。」

そう言うとonpuの隣の席についた。

「えっと…私は手塚onpuです。お隣さんよろしくv」

「俺越前リョーマ。よろしく。」

「あれ?それテニスバッグ?越前君テニスやるんだ?」

「まぁね」

「ふ〜ん」

「そこ先生の話を聞きなさい!!」

onpuと越前は先生に怒られてしまった。

「じゃあこれから体育館に移動するので出席番号順に並んでくださいね!」

こうして新一年生たちは入学式で歓迎を受けた。

入学式も無事に終わり、先生から一通り話が終わると帰宅となった。

「さようなら〜」

「ばいばい〜」

「また明日ね〜」

みんなそれぞれ友達に別れを告げると帰っていった。

onpuも仲良くなった周囲の人と別れを告げて手塚と待ち合わせいている校門へと向かった。

続く。

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