とうとう当日を迎えた。
準備は昨日に済ませてあった。
だが生徒会&実行委員会は朝も早くから来て、着々と仕事をこなしていた。


そして生徒がドンドンと登校してきた。
そして各自、体操服に着替え用意されたはちまきをつけ、グランドに集合し始めた。


っ!!」()
。おはよう」
「おはよう、朝から大変だね」()
「今は大丈夫なの?」(
「まーね・・・・でもこの後本部の方に行かなきゃいけないのよ」
「相変わらず大変ね・・・・」(
「仕方ないわよ、まぁ始まれば少しは楽になるとは思うけど・・・・」
「頑張れよ・・・・」()
「うん・・・・・それじゃまた後でね」
そういいは3人のもとから離れて行った。





そして体育祭が始まった。



「そういえば、あたしたち何にでるんだっけ??」()
の言葉に吃驚する
それにつっこむのは
「おいおい・・・・・・私達4人は、『100M走、借り人競争、部活対抗リレー』
 覚えてなかったの??」
「あはは・・・・・(苦笑)リョーマは??」
「俺は、150M走に騎馬戦、借り人競争に部活対抗リレー」
そう答えながらファンタを飲むリョーマ。
「僕達は200M走、騎馬戦、借り人競争、部活対抗リレー。殆ど越前と同じだよ」
「でも最後の色別対抗リレーにはオチビに手塚、俺にさんとさんが走るんだよにゃ〜」
「そうそう、は足が速いもんね〜〜〜」()
「うんうん」()
「まっ、優勝は間違いないでしょ!!」(
「それは分からないわよ・・・・・他のとこは乾君たちもいるんだから・・・・」()
「そうだぞ、油断は禁物だ・・・・」
「これこそまさに『さぁ、油断せずに行こう』でしょ?部長」
「当然だ・・・・」


『100M走に出場する生徒は入場門に集まって下さい。繰り返します・・・・・・・・・』


「さってと、行こうか?」()
「「「おう!!」」」

「頑張れよ、4人とも」
〜〜〜俺、応援してるからにゃ〜」
「僕も応援するよvv
「頑張って・・・・・」

「「「「もっちろん!!」」」」

彼女達は入場門の方へと移動をした。



そして1年から走り始めた。彼女達は最後のほうで走るようになっていた。

「あ〜〜〜緊張してきた・・・・」(
「私もだよ・・・・・」()
「大丈夫だって!!」(
「ベストを尽くそうよ、ね?」()
「「うん・・・・・」」
「それにしてものいる最終走って凄いメンバーだね」(
は後ろを向き、見た。
「本当だ・・・・・」()
「運動部ばっかり・・・・・」()
「何故かそうなってたのよ・・・・・まっ、頑張るけどさ・・・・」()


2年が走り終わり、3年の番がきた。
最初に走ったのは
彼女なりにベストを尽くし、6人中3位に入った。

次に走ったのは
スタートラインに立ったとき、
〜〜〜〜〜〜〜頑張れ〜〜〜〜!!』
と彼の応援に答え、全力疾走し、2位に入った。

次に走ったのは
彼女は軽々走り、1位に入った。

そして最終走、の番だ。
彼女達がスタートラインに立ったとき、ある言葉があがった。
さ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!』
は吃驚し、周りをキョロキョロと見渡した。
そして、スタートをきった。
さすがに、最終走だけあってみんな速い。
だけども負けてはない。

「へぇ〜、速いじゃん」
「ホントだにゃ〜」
「凄いね、さん」
「ああ」
彼らも吃驚している。

そして第4コーナーに差し掛かり、が仕掛けた。
は前にいた3人を一気に抜き去り、1位でゴールした。

「ハァハァ・・・・」
、凄い!!」()
「ホント、ホント!!一気に3人も抜いちゃうんだもん」()
「やるね〜〜〜、」(
「ハァハァ・・・・でも・・・・・結構ギリギリだった・・・・・」


そして彼らの出番が来た。
そして黄色い声も上がる。

リョーマは悠々と走り、当然のように1位になった。

桃城と海堂はいがみあいながら接戦を繰り広げた。



乾はデータを駆使し、タカさんは何故かラケットを持ち、バーニング状態になっている。

大石と菊丸は、何故か張り合い、不二はにっこりと、手塚は無表情でいた。

最終走はなんとこの6人。
6人がスタートラインに立った。

「手塚先輩(君)〜〜〜〜〜」
「不二先輩(君)〜〜〜〜〜」
「菊丸先輩(君)〜〜〜〜〜」
「大石先輩(君)〜〜〜〜〜」
「河村先輩(君)〜〜〜〜〜」
「乾先輩(君)〜〜〜〜〜〜」
と黄色い声が出ていた。

そして、スタートをきった。
6人が一気に走り出した。そして全く1列に進んでいく。
そして第4コーナーに差し掛かり、皆が仕掛けた。

「データ通りだ。悪いが勝たせてもらう」
「バーニング!!オラオラ、退きやがれ〜〜〜〜〜!!」
「絶対に負けない!!」
「ほっほ〜い、一番は俺のもんだにゃ〜」
「何いってるの、一番は僕だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「周助君!!頑張って〜vv」
「英二!!」
「手塚君!もう少し!!」
「みんな、頑張れ!!」

4人の応援でスパートをかけた。
そしてコンマ1mmの差で1位が手塚、続いて不二、菊丸と続いた。


「理屈じゃない・・・・・」
「負けちゃった・・・・(バーニングOFF)」
「皆、速いな・・・・・」
「うにゃ〜、負けちった・・・・」
「手塚にはやっぱり敵わないや・・・・」
「ベストを尽くしたまでだ」


そして彼女たちのいる所に戻った。

、応援してくれた?」
「もっちろんだよ!」
「でも聞こえなかった・・・・」
少し拗ね気味のリョーマに
「ゴメンね、声、届かなかったんだね。でもリョーマ、カッコよかったよ」
「サンキュー」
の言葉に機嫌を直すリョーマ。

〜〜〜〜負けちった(しゅん)」
「でも頑張ったじゃない?」
「うん、俺頑張ったよ」
「ならいいじゃない、ね?」
「うん、〜ありがとにゃ〜(抱き)」
菊丸はにっこりと笑い、に飛びついた。


vv」
「お疲れ様、周助君」
「手塚には敵わないよ・・・・」
「でも周助君、カッコよかったよ」
「ありがとう、


「お疲れ様、手塚君」
「ああ、ありがとう。も凄かったな、あのメンバーで」
「エヘヘ///これでもギリギリだったけどね・・・・」







そして次の競技に入る。


騎馬戦は接戦だった。
赤組の桃城君と白組のタカさんは暴走するし、乾君は司令塔としてチームを誘導する。
大石君と海堂君は冷静に対処している。
青組の4人はというと、リョーマと不二を上に乗せ、ドンドンとはちまきを取っていった。




ここまでの得点は赤:70  白:60  黄:120  青:110



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