夏休みが終わり、2学期が始まった。



嵐の体育祭




只今、青学は大変忙しいです。
なぜかというと、体育祭があるから。
生徒会を中心に活動をしている。

「これはあそこに!!」()
「会長!これはどこにいけば」
「ああ、それは・・・・・・・」(手塚)

このように2人は学校中を走り回っている状態だ。




そして放課後・・・というより夜

「ふう〜〜。いつにましてもこの忙しさは・・・」
「ああ、でもこれが終われば少しは落ち着くだろう」
「だねっ、と言いたいとこだけどまだ文化祭も残ってるのよ」
「今はそのことを考えるな。頭が痛くなる」
「分かってるよ・・・・・」
と手塚は深くため息をついた。

「そろそろ帰るか」
「そうだね・・・・明日も早いし・・・・」
そういい、2人は生徒会室を出た。

「明日は組分けだね、また疲れそう・・・・」
「ああ、だが今回はくじでやるしな。少しは楽だろう」
「決めるのはね。そのあとよ、疲れるのは・・・・」
「何故だ?」
「必ず苦情が出るのよ。そんなのヒイキだ!!とか言っちゃってさ・・・・
 対処する身にもなって・・・・」
「だから今回はくじにしたんだろう。しかも生徒全員の前で」
「そうよ。これで文句言えないようにしなくちゃね」
「ああ」



そして、次の朝・・・・・・・

「おっはよ〜〜〜」()
「おはよう」()
「おはよ」()

彼女達はいつものように挨拶をかわす。
そして話題は体育祭の方にいく。

「今日だよね、体育祭の組分け」()
「そうだよ、今日の朝礼でね」(
なんて昨日まですっごかったんだから。声かけれないくらいに」()
「「大変だよね・・・・生徒会は・・・・」」

そんな話をしていると、向こうの方から3人彼女たちの所へ来た。

「やぁ、皆。おはよう」
「あっ、周助君vv」

〜〜〜っ!おっはよ〜〜(抱き)」
「おはよう。って抱きつかないでよ・・・・」
「いいじゃん、別に〜」
「よくないって・・・・重いよ」

「ねぇ、何の話をしてたの?」
「リョーマ、あのね今日の組分けの話だよ」
「あー、あれね・・・・部長たちも凄いこと考えたよね」
「手塚君はもう部長じゃないでしょ?」
「だって、いまさら手塚先輩なんていえないよ。部長は部長!!」

そんなことを話しながら彼らは校舎に入り、そして朝礼のある体育館へと移動した。







着々と朝礼は進められていく。そしてついに、体育祭の組分けが始まった。

「それでは体育祭の組分けを始めたいとおもいます。各クラスの体育祭実行委員は前へ」
実行委員はドンドンとステージに上がっていった。その中に菊丸の姿があった。

「今回は赤・白・黄色・青と4つに分けて行うことにした。
 ほとんどの競技はこの4つの組で行う。このくじ引きで全てが決まる。
 くじ引きに苦情を出すようなことがあれば、参加できないと思え」

手塚の力強い発言に生徒はシーンと黙った。
さすが、手塚・・・・・青学最強・・・・・

「それではくじ引きを始めます。ここに3つの箱を置きました。
 各学年ごとにわけましたので、クラス名とボールの色を教えてください」

そしてくじはドンドンと引かれていった。

その中ではイヤ〜〜〜〜、キャ〜〜〜〜〜〜という声も上がった。



そして組分けが終わった。

赤:1年 1組  4組  10組
  2年 3組  8組  12組
  3年 2組  7組  10組

白:1年 3組  8組  11組
  2年 2組  7組  10組
  3年 4組  8組  12組

黄:1年 5組  6組  12組
  2年 1組  4組   6組
  3年 5組  9組  11組

青:1年 2組  7組   9組
  2年 5組  9組  11組
  3年 1組  3組   6組

と分かれた。それにしても異様に青に偏った組分けとなった。




昼休み―――音楽室

「それにしても凄かったね、組分け」()
「うんうん。まさかここにいる全員、同じ青組だし・・・・」()
「でも嬉しいよ。周助君と一緒だもんvv」(
「僕も嬉しいよ。このメンバーだったら優勝は間違いなしだね」
「同感だにゃ!」
「俺もっす。負ける気、ないっすから」
「いいよね・・・・ただ参加するだけの人はさ・・・・・私達なんてもうほこりまみれで
 駆けずり回らなきゃいけないんだから・・・・・」()
、それ以上言うな。言うだけむなしくなるだけだぞ・・・・」
「そうだね・・・・」
2人はため息を深くついた。


そして体育祭当日を迎える。

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