そのころ3−6では・・・・・





チェンジ・オーバー!! side Kunimitsu.T in Eiji.K & Eiji.K in Syusuke.F






3−6の教室にはいつもと違う雰囲気に包まれていた。
それはと言うと・・・・
いつも授業中に居眠りする菊丸が起きて、積極的に授業に参加している。
不二はいつもにこやかに微笑んでいるが、元気をもてあましてような笑顔で
時々、菊丸の使う『猫語』を使っていた。




只今古典の授業中・・・・
「・・・・菊丸、ここを読んでくれ」
「はい・・・・・」









すらすら読み上げる菊丸に、先生も唖然。





こんなものか・・・・




「もういいぞ・・・・」
「はい・・・・」







「手塚、手塚・・・・」
菊丸が手塚に話しかける。
「なんだ?」
「あれじゃ、俺じゃないにゃ〜」
「そ・そうか??」
「そうだにゃ!!あれじゃお前そのものじゃん」
「そうか・・・善処しよう・・だがお前も不二になりきれてないではないか」
「にゃにお〜〜〜」
「その猫語だ・・・」
「うにゃっ・・・いっけね〜・・・じゃなかった。おっといけない・・・だね」
菊丸は何とか不二のようににっこりと微笑んだ。





そして授業が終わり、休憩時間。

菊丸と不二(見た目)は廊下に出た。

「ねぇ、英二・・・」
「にゃ・にゃに?不二」
話し方はそのものだが、なにか違和感を感じるようだった。


「あっ、周助君だ」
うにゃ?さんだ・・・
俺、不二やれるかにゃ??
「やぁ、(にっこり)」
こんにゃんでいいのかにゃ?不二になりきれてる??

「周助君・・・・なにかあった?なんかいつもと違うような・・・」

ゲッ!!ばれたのかにゃ!?手塚・・・・・

菊丸は横目で手塚を見る。
手塚もその視線に気づき・・・・



自分でどうにかしろ・・・・
そう目で訴える。



とぼけるしかにゃいよな・・・・
「そんなことないよ。僕はいつもと同じだよ」
うにゃ〜〜〜、まだ疑ってるのかにゃ??
「そうだよね・・・ゴメンね周助君」
「いいんだよ、

ほっ・・・・よかった〜・・・って向こうから来るのじゃん!!


「あっ、!!」
、それにと手塚君」
1組の3人は移動教室のため、3−6前にきた。



ん?は何故か身構えているが・・・・

「英二??」
「にゃに?」
「なにかあった?」
ば・ばれたのか!?
「にゃにもないよ〜ん」
菊丸を装いでいるが、変か??
「う〜ん、何もないんならいいんだけど・・・いつもなら抱きついてくるし・・・」



はっ!!




そうか、菊丸はいつもに抱きついていたな・・・・だが・・・・の前だ
どうしたら・・・・
「俺だって抱きつかない時だってあるの〜。そんにゃに可笑しかった?」
これで何とか凌げるだろうか・・・・


手塚がそうに対処している姿に手塚と不二(見た目)は笑いを堪えていた。
それはそうだろう・・・・手塚があんなふうに出来ないことを誰もが知っていることだから・・・



「ううん。可笑しくないよ。できれば、これからもそうして!!」



そんにゃ〜〜〜〜>□<



「英二先輩・・・ショックっすか?」
手塚の中にいる越前が不二の中にいる菊丸に小さく問いかけた。
「当ったり前!!〜〜〜(しゅん)」



、そんな話してる場合じゃないよ。あと2分で本鈴なるよ」
「あっ、いけない!!イコイコ」
「行くぞ」
そして1組の3人は3人の前から去っていた。


「あたしも戻るね。またあとでね、周助君」
「うん、
も教室へと戻って行った。









「にゃんとかさんにばれにゃくてよかった〜」
「ああ、だがが来た時には吃驚した」
「俺だってそうだにゃ〜。もう本能的に抱きつきそうににゃったもん」
「だが越前も俺になりきっているようだな」
「不二もそうだろうね・・・」





―――キーンコーンカーンコーン

「戻るぞ」
「ほいほ〜い」





side 



「ねぇ、
「なに??」
只今科学の実験中。
「英二、可笑しくなかった?」
「う〜ん、いつもどこでも抱きつく菊丸君が抱きついてこないなんてね・・・・
 国光と同様、今日は可笑しいことが多いわね」
の言葉にも頷く。


♪〜〜〜〜〜
小さな着メロが流れた。
「あっ、私だ」
が携帯を開き、メールを見るとからだ。


『単刀直入に言うね。周助君がいつもと違う!!』


「「不二君も??」」

それから2人はう〜んと唸るように悩み始めた。




「よし!!」
、誰にメール送ったの?」
!!実はさ・・・・・」
は自分が不審に思ったことをに話した。
「へぇ〜〜〜ってまたなってるよ、携帯」
「ホントだ・・・」

それはからで・・・・



『実は、英二もそうなの・・・・英二だけじゃない、手塚君も何か可笑しいのよ!?』



「「手塚君と菊丸君も!?どうなってるの??」」

はさらに悩み始めた。



「まさか、リョーマも・・・・そんな事ないよね・・・・」
は”まさかね〜”そんな風に思いながら授業を受けたらしい・・・・




3−6のお話・・・・いや〜手塚も散々だね・・・(>m<)
さて、次は1−2に行った不二だね。さ〜〜〜、どうなることやら・・・
これ考えるだけで、もう妄想が・・・・(やばいよ、この人・・・)
次もお楽しみ〜〜〜〜

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