クリスマスライブ当日・・・・



クリスマスライブ



1日の休みも過ぎ、24日を迎えた。
朝も早くからライブ会場はスタッフたちが準備をしていた。
もちろん、ライブに参加するメンバーは集まっていた。

合宿から戻ってきたとき、青ざめていた双子はすっかりいつも通りにメンバーと話していた。


簡単にダンスの配置につき、リハーサルに入った。
大体の事が終ると・・・・
今回の企画等を立ち上げたとひのきの父、貴久がやってきた。

「皆、今日は頑張ってくれよ・・・それと・・・女の子たちに、コレを持ってきたよ」
ダンボールをどさっとおき、開けると・・・


「へぇ〜、レギュラージャージだ〜〜」
ひのきが1着、ジャージを出した。
「男の子達はそれぞれの学校にレギュラージャージ持ってても女の子たちは無いからね・・・
 それにスカートで踊って・・・一部の男が変な気になってみろ・・・それこそ大変だろ」
父は、彼女たちにレギュラージャージを渡しだした。


それから、全員レギュラージャージを身に纏い最後のリハーサルが始まった。




時間は過ぎていき、会場外はお客で賑わってきた。
開場までかなりの時間があるのに、チケットを持ったお客たちはずらりと並んで待っていた。
そのことは、もちろんメンバーに知らさせる。
ひのきが外に駆けり、周りを見渡す。

「うっほ〜〜〜!!マジすげ!!ほとんどGRAYファンだろうな」


午後3時、クリスマスライブ会場にお客が入ってきた。
GRAYファンの中に、という文字の書いた旗を持った男性たちもいた。
どうやら、のファンといった所だろう。
もちろん、青学からも生徒がゾクゾクと入場してくる。

「あん?宍戸達も来てやがる・・・」
「ホンマや・・・」

「真田・・・赤也達も来たみたいだよ」
「そうか・・・」
もちろん、他校の面々も揃ってきた。


会場内はあっという間に隙間が無いほどお客で埋め尽くされた。
その頃、メンバーは軽い食事をしていた。
いくら1部と2部で分けられていても、空腹には勝てない。


ライブ開始5分前・・・

「それじゃ、いっちょ暴れてやろうぜ!!」(TA)
「もち!!お前ら着いてこいよ!!」(KA)
「テンション高いね・・・」(HI)
「仕方ねーだろ。俺達もひっさびさのライブなんだしよ」(TE)

GRAYを中心にメンバーは円陣を組んでいた。

「いよいよだね・・・」(
「楽しみです・・・」(
「会場全員、俺様の美技に酔わせてやる」(跡部)
「跡部も相変わらずだな・・・ふふっ」(幸村)
「せやかて、跡部はど派手過ぎるんやで・・」(忍足)
「侑ちゃん・・・アンタは歌がエロいんや!!」(
「そこまで言ってやるな・・・」(乾)
「そっ、そうだよ・・・今日のために皆頑張ってきたんだからさ」(河村)
「全くその通りだ」(真田)
「オヤジが言うと、威圧感が違うよな〜〜」(ひのき)
「お前は・・・そう言い方はヤメロって言っただろ」(橘)
「あーあ、また橘さんとひのきさん・・・言いあってるし・・・」(伊武)
「ぼやかない、ぼやかない」(
「すみません、深司・・・いつもこーなんで」(神尾)
「まぁ、そういうなよ。今日は楽しもう」(大石)
「ですよね〜〜」(
「暴れてやろうぜ!!」(桃城)
「アンタは少し大人しくして」(
「フシューーー」(海堂)



「初っ端はからだね・・・」(
「ああ・・・ガンバってね」(不二)
「俺達も応援してるからね」(菊丸)
「そーそ、今日の主役はなんだし〜〜」(
「ということで・・・、掛け声!!」(
「頼むっすよ・・・先輩」(越前)
「うん・・・・でも青学でいいのかな?」(
「お前の好きにしたらいい・・・」(手塚)


「それじゃ、皆怪我の無い様、楽しみましょ・・・青学だけじゃないから・・・それぞれ言いましょww
 青学は私と国光、不動峰は久々に橘君、氷帝は跡部君、立海大は精市君。それぞれ学校名いって・・・」

の声に、メンバーは頷く・・・


「行くよ!!」


「「青学!!」」


「不動峰!!」


「氷帝!!」


「立海大!!」



「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ファイッ、オーー!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」





こうして、ライブは始まったのである。

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