午後5時、ライブはスタートした。



クリスマスライブ




あたりは暗くなり、ステージの照明が消えるとともに観客の声が沸きあがった。
ライブプロローグのBGMがかかり、GRAYはそれぞれの位置についた。
今日のドラムはTERUKIがやる。
BGMが終ると、歓声が沸きあがる。


そしてステージセンターに1つの証明が照らされた。

曲が流れ出し・・・の歌声で会場を静めた。
透き通るソプラノの歌声はクリスマスの曲を奏でて行く。

1曲終ると、拍手が向けられた。
そして2曲目で一気に会場を盛り上げる曲を歌い始めた。


3曲目を歌いえると、デュエット組みとチェンジした。
一組のデュエットが終ると、またとチェンジする。
時にシングル組みとも変わったりして、ライブを盛り上げて行く。


そして1部の終了前・・・・

伊武が歌い終わり、ステージは真っ暗になった。
ステージではドラム等の楽器をスタッフが収め終り、合図を出した。

18人は指定位置につくと、青く燃える炎の曲が流れ始めた。


♪〜青く燃える炎 ハートに灯る命の証(大石)

   青く燃える炎 明日にかける俺たちのオーラ(桃城)

   行く手に広がる 地平線の彼方まで(乾)

   つなげていくぜ 青い炎の道しるべ(菊丸)

   青く燃える炎 静かに揺れる生きてる息吹(手塚)

   青く燃える炎 夢の向こうに漂う陽炎(河村)

   穏やかな熱を 冷たく孕み輝く(不二)

   未来永劫 永久に消えることなどない(海堂)

   勝利に向う 青い炎の導火線(越前)



   爆発だ! 半端はダメさ!  爆発だ! 限界まで!
   爆発だ! トコトン行くぜ!  爆発だ! 徹底的に勝負!(男子)〜♪



間奏に入り、彼らは踊る。
ともに彼女たちもステージに出る。


♪〜青く燃える炎 この日のために守り続けた(

   青く燃える炎 君に見せたいレギュラーのガッツ(

   どんな苦境でも クールに決めてみせるぜ(

   汗をかくほど 青い炎は燃え上がる(

   青く燃える炎 内側から湧き上がるパワー(

   青く燃える炎 炙り出される闘志をぶつける(

   微笑みすら呼ぶ 余裕のエナジー見せて(

   永久不滅 継続の力を照らす(

   ゴールに向う 青い炎の導火線(


   爆発だ! 半端はダメさ!  爆発だ! 限界まで!
   爆発だ! トコトン行くぜ!  爆発だ! 徹底的に勝負!(女子)〜♪



彼女たちのパートが終ると、18人が揃いラスト・・・・


♪〜爆発だ! 半端はダメさ!  爆発だ! 限界まで!
   爆発だ! トコトン行くぜ!  爆発だ! 徹底的に勝負!
   爆発だ! (全員)〜♪



爆発音とともにステージは真っ暗になり、第1部が終了した。



10分後、第2部はひのきからのスタート。
ひのきがステージに現われると、会場はと勘違いしたのか歓声が上がる。

髪型は違っても声、体格は全く同じ・・・・
間奏に入ると・・・・

「お前ら、オレをちゃんと勘違いしてるみたいだから・・・呼んでやるよ。ちゃん!!」
ひのきはマイク越しに大声で呼んだ。
それとともに、はステージに出た。

「オレとちゃん。双子なんだぜ!!」
そういうと、メロディーに入った。
それとともに、とひのきは同時に歌い始めた。


♪〜I'm gonna head towards a brand new place where no one has been before・・・・〜♪


ひのきとが歌い終わると、さっさとステージを出るひのきと次の曲を歌いだす


それからまたシングルとデュエット組みが歌って行く。
その中で・・・海堂との出番がやってきた。
2人は無事に歌い終わり、ステージに戻ろうとするを海堂は腕を取りとめた。

「海堂・・・?」
「・・・・・文化祭の返事だ・・・とっておけ」
海堂はそういうと、触れるかどうかのキスをに送った。


それを目撃した会場と、メンバーはおお〜〜〜〜!!と同時に声をあげた。



時間は過ぎ、ラストの全員ダンスDream Come Tureが始まった。
橘、ひのきを加えての他校陣が先に踊りだし、青学18人がステージに出る。
総勢27名のダンスに会場も拍手が飛ぶ。


全ての曲が終り、会場内はアンコールと声をあげていた。
それに答えるように、GRAYがステージに上がり、1曲披露した。

「んじゃ、これがホントにラストだぜ!!全員来い!!」
TERUKIが叫ぶと、レギュラージャージを着たままの27名がステージに揃った。
が一歩前に出ると、照明がをさす。


「今日は、本当にありがとうございました。それじゃ、最後の曲を・・・」
はTAKUとコンタクトを取ると、曲を奏でだした。


♪〜ためらわないと 心に決めた 多分 君がいたからさ
  あきらめないと 君に誓った あの日 今はもう風の中に

  みんなここにいた 心 揺らめかせながら 
  そして あの旗を 見上げたよね

  果たせぬ夢を 追いかけて ここにいるから 向かい風を 抜けなくちゃ
  思いでも消えてく
  今しかない 長い道の その先の星
  確かめよう あの時の 淡くせつない 思いのまま〜♪



の歌声にカウントを合わせるかのように手拍子が来る。
もちろん、ここにいるメンバー全員。


♪〜信じていれば 届かぬ思い きっと 伝わるはずだろう
  誇り捨てずに 生きてきたなら 明日は 輝く光の中に

  みんなここにいる 心 煌かせながら
  決してあの旗を 見失わず

  果てない夢を 追い求め 今 船を出そう
  白いマスト 穂を揚げて 時の流れの中
  今しかない 嵐の中 その行く先を
  照らすように 風邪の奥 優しく聞こえる 君の声が〜♪


間奏の間、メンバーを一回り見渡し、にっこり微笑む


♪〜みんなここにいた 心 揺らめかせながら 
  そして あの旗を 見上げたよね

  果たせぬ夢を 追いかけて ここにいるから 
  向かい風を 抜けなくちゃ 思いでも消えてく
  今しかない 長い道の その先の星
  確かめよう あの時の 淡くせつない 思いのまま

  果てない夢を 追い求め 今 船を出そう
  白いマスト 穂を揚げて 時の流れの中
  今しかない 嵐の中 その行く先を
  照らすように 風邪の奥 優しく聞こえる 君の声が

  君の声が〜♪



曲が終ると、は深く客席にお辞儀をした。
同時にメンバー26名も感謝を込めてお辞儀をして、クリスマスライブは終了した。


控え室に戻ると、お疲れ〜〜という声が響き渡った。


「朝子、大丈夫?」
「大丈夫じゃない/////」

ライブで思いがけない告白返しに朝子はその場に座り込んでいた。


彼女を何とか立たせ、客のいない会場に戻り記念撮影をした。
そのとき・・・・またの隣がいいと叫ぶ跡部と忍足の姿が見えた・・・
そんな彼らに周りは笑い、手塚は眉間に皺を寄せ、は苦笑いをしていた。



こうして、今年のクリスマスは終わったのであった。





その後どうしたかって・・・・・?
んなの、お前らで想像しやがれ!!Byひのきv

終わった〜〜〜〜〜〜〜!!というより皆様、あけおめです。
やっとクリスマスライブお届けできました\^▽^/
振り返れば長いこと・・・・
書きつくせないので諦めます・・・・ということでね、海堂・・・大胆にも人前でキスしちゃいました!!
あの後、絶対フシューーとか言って真っ赤になっている彼の顔が>m<

ともかく7組目のカップル誕生ですww

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気軽に書き込んでいってくださいね。よろしくお願いします。

著者:瀬川音符

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