そして合宿の朝・・・・・



クリスマスライブ



「ふぁ〜〜〜〜〜・・・眠い・・・」
ひのきは無理やり起され、荷物を持ち大あくびをしていた。
「そんな事言ってる暇なんてないわよ・・・」
に手を引かれ、家を出るとタイミングよく橘と手塚がやってきた。

「おはよう、国光。橘君」
「おはよう・・」

「なんだ、まだ眠そうな顔してるな」
「うっせ・・・・大仏・・・・」



【ゴツン!!】


朝の第一発目がひのきに降る。

「いって・・・・・」
「目が覚めただろ?」
「覚めるどころが怒りが出てきた。このクソ大仏!!」


そして、朝も早くから喧嘩モードに入って行く。

「はぁ・・・国光、行こう」
「ああ・・・」
呆れ果てて、手塚とは2人を無視して歩き出した。


駅に着くと、いつもの面々が揃っていた。

「おはよ!!」(
「ちーっす」(越前)

「おお〜、オチビが寝坊しないにゃんてね〜」(菊丸)
「英二・・・それだけ越前君、成長したってことでしょ」(

先輩!!越前、ぜっんぜん変わってませんよ。授業じゃいつも寝てるし」(
「なんだ、変わってないのか・・・」(大石)

「クスッ・・・それより、跡部たち遅いね・・・」(不二)
「そういえば、立海大の3人もまだだね」(

そう話していると、駅に最初の電車が入ってきた。

「始発で来る確率100%」(乾)
「ってかそれが当然とちゃうん?神奈川からやし」(

駅構内から幸村、真田、がやってきた。

「おはよう」(
「今日からよろしく頼む」(真田)
「ふふっ、楽しみだな」(幸村)

「あとは不動峰と・・・」(
「跡部さんたちか・・・・」(桃城)
「まぁ、もうすぐ来るでしょ」(
「ああ・・・」(海堂)
そういっていると、神尾と伊武も合流した。

「おはようございます!!」(神尾)
「おはようございます・・・あ〜あ、朝からメンドクサイな・・・」(伊武)

そして・・・・
「おはようさん・・・」(忍足)
忍足も合流したのだが・・・・・・・


「後は跡部だけか・・・」(河村)
「どーしたんだろう・・・」(
そういって周りが騒ぎ出すと、駅前に豪華なリムジンが現れた。


「まさかとは思うけどよ・・・・」
ひのきが呆れ顔でリムジンを見ていると、ご覧のとおり・・・・


「待たせたな、ああ〜ん」

なんと、ド派手な登場で現われた跡部。

「コレで全員だな・・・」
人数を確認する手塚に、周りを見渡す
「そうね・・・まだかな・・・TERUKIさんたち」
薄暗い道路を見ていると、大型バスがやってきた。

「おーっす!!全員揃ったな!!」(KAZU)
「早くバスに乗れ!!そろそろ人も集まってくるしな」(HISA)
そういわれ、全員駆け込むようにバスに乗り込み出発した。
TAKUがマイクを取り、点呼もどきをし始める。
参加メンバーの名前を読み上げ・・・

「よっし!!あとはに任せる」
そういい、ポイッとマイクを投げた。
「もう・・・・」
は呆れて、マイクを持ち席を立った。


「じゃあ、これからのスケジュールを言うね」

大体のスケジュールはこんなものだ。

初日の今日(18日)は、ついたら30分休憩。そしてそれぞれ歌練習。
2日目(19日)は朝はダンスレッスン、そして午後は一度歌のみ通してやる。
3日目(20日)は主にダンスレッスン。
4日目(21日)はダンスも含め、全ての通し。残りの時間は自由時間。

そして22日に帰るということだ。

「くれぐれも怪我等のないように・・・それと精市君。無理はダメだからね!!」
は指差しそういうと、幸村はふふっと微笑んだ。


「おい、!!」
後ろの席を陣取ってる跡部が名前を呼ぶ。
「なに?」
「部屋割りはどうなってんだ?」
その言葉に、周りはざわめき始める。
手塚が立ち上がり、「それは着いてからだ」といい、ざわめきを沈めた。

「それと、食事は・・・別荘を管理してくれてる人が面倒みてくれるから・・・
 洗濯だけは、各自やってね!!各部屋にはシャワー室ついているけど、満足できないようだったら
 今向ってる別荘にも温泉が湧きあがってるから、そっちに入ってね。
 今のところはこれくらいかしら・・・何かある?」

そういうと、手が1つ挙がった。

「忍足君・・・なに?」
ちゃん、お嬢様やったん?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そんなわけ・・・ないじゃん」
ひのきがお菓子をぼりぼり食べながら答える。
「せやかて・・話、聞いとるとそう思うで・・・」
「まぁ、ほとんどパパが仕事上で作ったものだしな・・・待遇はよくってね」


「他は?」
問いかけると、誰も反応見せなかった。
簡単なスケジュールを言い終わり、は席に着くとモバイルをだし部屋割りを始めた。


「TERUKIさんたちは、大部屋として・・・・人数が多いからな・・・」
部屋の構成、数で悩む
「そうだな・・・去年はなんとか1人部屋だったが・・・今年はそうも行かないな・・・」
「そうね・・・・2人ずつで・・・私とひのきはずして・・・・」
の呟きに、手塚は疑問を持つ。
「どうして、とあいつは外す?」
「ああ・・・ここには私たちの部屋が確保されてるから・・・客間は使わなくていいの」
「そうか・・・となると・・・残り25人か・・・」
「うん・・・・試しに聞いてみるか・・・」
は席を立ち、彼女たちの所に移動した。


「ねぇ、相部屋だったら、やっぱり彼氏と一緒がいい??」
の発言に・・・・・・


【ブッ!!!】

大石、河村、橘、真田、跡部、忍足、神尾が吹く。

「なななっ、なんや?ちゃん・・・」(忍足)
「お前・・・」(跡部)


「僕はといっしょがいいな」(不二)
「あたしも〜〜」(

「どーする?」(
「オレは一緒にいたいけど・・・」(リョーマ)

「もっちろん、一緒だよね〜〜」(菊丸)
「決定なの!?」(

3カップルはどうやらカップル同士が良いらしい・・・

「そんな・・・と・・・」(大石)
「秀ちゃん?」(

「えっ・・・・」(河村)
「////////////////////」(

「たっ、たるんどる!!」(真田)
「弦一郎君と//////」(

この3カップルはどうやら、別々の方がよさそうだ。

「おい、お前・・・・こういうのなれてんのか?ああ〜ん」
跡部が問いかけてくると・・・・
「慣れてるって・・・」
言い訳しようとすると、ひのきが割って入ってきた。

「あんな〜、手塚とちゃん。一緒に寝るの慣れてんの」

その言葉に、初心な(笑)お方たちは顔を真っ赤にしていた。

「え〜っと丁度去年だよな〜〜。パパから聞いたの〜〜!!」
ひのきの言葉に、は顔を赤く染める。
手塚は気を紛らわせるように外の風景を見る。

「んで、オレたちの誕生日だろ・・・手塚の誕生日・・・ほかにあったっけ?」
「ひっ、ひのき!!もう、いい加減にして!!」

は赤いまま、席に戻った。



そして、数時間後・・・・バスは目的地、別荘へと到着した。
、ひのき、GRAYは早速管理している老夫婦に挨拶を交わす。
あとからそれぞれ、挨拶を交わし別荘の中へと入っていった。
ロビーで部屋割りを皆に見せた。

部屋割りは・・・・・・

201号室 不二&
202号室 菊丸&
203号室 越前&
204号室 大石&桃城
205号室 乾&海堂
206号室 
207号室 
208号室 
209号室 橘&河村
210号室 神尾&伊武

301号室 真田&幸村
302号室 跡部&忍足


そして、部屋の鍵を受け取りそれぞれ部屋へと移動した。

「んじゃーな。ってか、手塚の部屋はどーすんだ?」
ひのきが問いかけてくるが、
「ああ、そういうことか・・・」
1人で納得し去って行く。

「行くか・・・」
「うん」



それから30分後・・・練習が開始された。



時間はあっという間に過ぎていき、1日が終了した。

合宿1日目・・・って言ってもそんなに書いて無いな・・・というより、余裕がありません。
ただそれだけ・・・・

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