次の日・・・・・・



ミュンヘンの街中に繰り出した6名。


、今日はおもいっきり甘えて良いぞ」(TAKU)
「そうそう、ひののヤツは俺たちの良く集ってきてたけど・・・」(HISA)
「お前だけ妙に遠慮してるしさ・・・たまには甘えろってーの」(KAZU)
「そーいうこと。お前は俺たちの取って妹!なんだからな」(TERUKI)


「じゃ、大いに甘えさせてもらうね。お兄ちゃんたち」

にっこりと言うより、ニヤリ顔ではTERUKIたちにそう言う。


「「「「なんか、ここにひのきが居るみたいに思ってしまう・・・・」」」」



それから一行は、色々なお店に入り堪能していた。
その中でもと手塚は皆へのお土産をあれこれと選んでいた。
今回のことで、かなり迷惑かけたことの侘びとともに…


達にはコレで良いわね・・・・」
「ああ、あいつらにはテニス用具で良いだろう・・・」


それぞれお土産が決まり、また街中を歩いているとアクセショップにたどり着いた。


「あっ、コレカワイイ・・・」
が手にしたのはハート型のシルバーネックレス。
それを耳にしたTAKUは、「じゃ、オレはコレをプレゼントな」と良い早速会計に行った。


「「「先を越された・・・・」」」


嘆くTERUKI、HISA、KAZU・・・そして言葉にはしなかったが手塚も・・・




次に入ったのは、雑貨店。
ココではHISAが宝石箱を買ってに渡した。



一休憩として、喫茶店に入る。
、甘いのくおーぜ!!」
KAZUが奢ると宣言すると、TERUKIたちが「ごち!!」と言ってきた。
渋々奢らされるKAZU・・・・



それから、また街中を探索する中・・・・・
TERUKIが何かを見つけ、ストリートアクセの所に駆ける。

「ほれ、!!」
TERUKIが渡したのは、バレッタ。
「あっちにも色々あったぜ」
そう言われ、一行はストリートアクセに移動した。





そんな一行を見て・・・・

「・・・・・・・さん・・・・あれ、どう見ても・・・」

「はははっ、国光君も含め好きですからね・・・」

監督と貴久が近くのカフェでくつろぎながら凝視していた。




そして日は過ぎていき、それぞれの部屋に戻った。


「明日、とうとうミュンヘンともお別れか・・・」
「そうだな・・・、まだ時間もある・・・・付き合ってくれないか?」
手塚の言葉に、疑問を抱く。
「どっ、何処に?」
「着いてくれば解る・・・」
の手を引き、部屋を出る。



「うわ〜〜〜〜〜!!」
連れて行かれた場所は、丘高い公園。
「一度ここに連れてきたかった・・・」
「夜景がキレイ・・・」
「昼も良いが・・・夜がいいと思ってな・・・」
そう言い、後ろからを抱きしめる。




・・・・」
「なに?」
「俺は・・・・お前に何もやれなかったな・・・・」
「国光・・・・」
「今日の昼、TERUKIさん達に負けじと動こうとしたんだが・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その気持ちだけで嬉しいよ・・・」
が微笑むと、手塚も微笑み軽く口づけを落とした。



次の日、スタッフを交えてミュンヘン街中を歩き空港に向かった。
搭乗までまだ時間があるため、手塚とは空港内を歩いていた。
と、1つの店に止まった。

「オルゴールだ・・・」
ガラス越しに見つけたのは、アンティークオルゴール。
「入ってみるか・・・」
「うん」
店の中に入り、1つのオルゴールを手にした。
曲を奏で、はにっこりと微笑む。

「良い曲・・・」
手塚は少し考え・・・・
「欲しいか?」
と話し掛けてきた。
「えっ・・・・・」
「どうなんだ?」
「いいの?」
「ああ・・・・」
手塚はが持っているオルゴールを持ち、さっと会計に行ってしまった。
少しして、手塚が戻ってきた。
「ほら・・・」
キレイにラッピングされたオルゴールを渡す手塚。
「ありがとう、国光」



それから、また空港内を歩いていると・・・・・

「はーい。国光、
ハンナが現われた。
「「ハンナ・・・」」
「見送りに着たわよ・・・・って、良いもの持ってるじゃない」
「エヘヘッ^^」
「全く羨ましいわね・・・」




そして、搭乗時間になった。


。またコッチに来た時は連絡して」
「うん。ハンナも頑張ってね」
「もちろん!!国光、彼方も元気でね・・・」
「はい・・・」




こうして、飛行機は日本へと飛び立った。



「だが・・・・・・・」
空の上・・・・手塚が呟く。
「どうしたの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・いいのか?俺がファーストで・・・」
その言葉に、後ろに座っていたTERUKIとTAKUがケラケラと笑う。
「良いに決まってるじゃない・・・・パパがそうしたんだから・・・」
「そうそう・・・・手塚、お前そんなにエコノミーがよかったのか?」(TAKU)
「いえ、別に気にはしてませんが・・・」
「まぁ〜、そうそうファーストに乗れるもんじゃないしな・・・手塚、酒勧めらても断れよ」(TERUKI)
その言葉に、手塚は黙秘する。


「「マジで勧められたのかよ・・・・;;」」

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