夏休みも終り・・・・・・



2年目の始まり




新学期が始まる1週間前に、跡部島から帰還した特待生たちは
それぞれ準備をしていた。
そして8月31日の早朝、青春駅に30人とそれぞれの両親が揃った。
両親たちに別れを告げ、30人はホグワーツエキスプレスに乗り込んだ。

「んじゃ・・・・ってちゃん、寝ちゃってるよ・・・
 杏ちゃんもかよ・・・」
ひのきは不貞腐れながら、男性人のいる車両に行くが・・・・
「ココもかよ・・・ふぁああ・・・オレも寝よ・・・」
結局、汽車が出発とともに全員眠りに入った。


数時間後、やはり規律正しくしているメンバーは目を覚ましていた。

「やっぱり早いな」(秀一郎)
「ああ。秀一郎もそうだろう・・・」(国光)
「おはよう。国光、秀一郎」(隆)
「なんや。3人とも起きてたん?」(侑士)
「おはようございます」(長太郎)
「おはよう」(桔平)

それからまたゾクゾクと目を覚まして来る特待生。

「おはようございます」(裕太)
「おや、やはり国光君たちは早いですね」(はじめ)
「おはようございますです」(太一)
「やはりいつものメンバーか」(貞治)
「そうだね・・・」(周助)
「フシュ〜〜〜」(薫)
「ウスッ」(崇弘)

そして、目覚めた彼女たちも彼らの元へとやってきた。

「おはよう・・・」()
「おはようございます」(杏)
「あっ、やっぱりリョーマいない・・」()
「英二もまだ寝てるの・・・ね・・・」()
「周助、おはよっ」()



暫くして、英二、リョーマ、桃、アキラ、岳人、清純、ジロ、景吾、深司、亜久津
そしてひのきが目覚めていなかった。
さすがに起すのは一苦労と察したメンバーは起きるまでほっておくことにした。

数時間して、ジロ以外のメンバーは目覚め、汽車の中で時間をすごした。






時間は経ち、キングクロス駅に到着した。
時間はロンドン時間夜中の3次を過ぎたところだ。
もちろん、メンバーは夢の中。






朝がやってきて、ほとんどのメンバーが目覚める。
が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ひのき、ひのきったら」
はやり、寝ているのはひのきとジロ。
ジロの場合、起きるまでほっておこうと男性メンバーが結論を出した。

「ひのちゃん、朝だよ」(
「起きて下さい、ひのきさん」(杏)
「またに怒鳴られたいみたい・・・・・」()
「そうね・・・・って本人、思いっきり深呼吸してるし!!」(


zzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZZZZZZZZZZZ・・・・・・・・


「起きなさーい!!」
車両中にの叫び声が轟く。
そのお陰でジロも目覚める。

「さすが、ちゃんやな」(侑士)
「ジロが一発で起きた・・・」(岳人)
「おっはよ〜!!」(ジロ)


メンバーは身支度を整え、朝食をとった後、駅を探索するものと
残るものとで分かれた。
といっても・・・・・残ったのは最初にホグワーツにいった13人とひのき。

「それじゃあ、やるか・・・」(貞治)
「そうだね、コレをやっておかないと連絡のつけようが無いからね」(周助)
「ああ。俺たちは連絡できるアイテムが必要だしな」(秀一郎)
「はやくやりましょうよ」(桃)
「てめーは我慢することを覚えやがれ!!」(薫)
「なんだと・・・・てめー、やる気か?」
桃と薫はまたいがみ始める。
「あ〜・・・また始めちゃったよ・・・」(ひのき)
「懲りないッスね」(リョーマ)
「ほら、やめろよ。2人とも」(隆)
「ねー、ねー、早くやろうよ!!皆、戻ってきちゃうよ〜〜」(英二)
「ああ。始めるぞ」(国光)

14人は同じ念を携帯に力を注いだ。

「よっし、これでおーわり」(
「これでまた1年、やっていけるわね」()
「ふぅ・・・」()
「大丈夫?」()
「うん。いくら力が戻ったとしてもちょっと今回は難しかった・・・」
「無理はするな」




そして、また時間は過ぎていき・・・・・・・・・・・・・
汽車はキングクロス駅を出発した。




移動中・・・・
「なぁ、ちゃん・・・」
ひのきが窓を見ながら問いかけてきた。
「なに?」
「この世界には車も飛ぶのか??」

ひのきの発言に、周りは沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・

「アーン。テメー、寝ぼけてるんじゃねーの?」(景吾)
「んなわけねーよ!!ほら、見てみろよ!!」
ひのきにいわれ、29人は窓の外を見る。

「うっそだ〜ん!!飛んでるです」(太一)
「摩訶不思議だね☆」(清純)
「この世界は車も飛ぶんですね・・・」(裕太)
「非論理的ですが、ここではありなんですね」(はじめ)




そして、汽車はホグズミート駅に到着した。
さぁ、2年目の始まり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あとがき

第5話に行く

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