新しく入ってきたテニスコートとピアノ








ダンブルドア先生と話、ピアノを置いてくれると約束してくれた。
彼女達はいつ来るのかワクワクしていた。

「ねぇ、いつ来るのかな?」()
「分かんないよ、でも早くピアノに触りたい!!」()
「そうだね、またピアノがあれば歌えるもんね」()
「あ〜、待ち遠しいな〜」()



いつも使っている屋上で話している。

「何が待ち遠しいのかな?皆」
いきなり声を掛けられ、振り向くと彼らがいた。
「周助vv」
「やぁ、vv」
「で、にゃにが待ち遠しいの?」
「英二・・・・・」
、何があるの?」
「リョーマ・・・・・・・」
彼女達は彼達にはまだピアノが来ることを教えてなかった。

「教えて欲しいって顔してるよ、国光」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」






「仕方がないな、教えてあげる!!」
「「「!!」」」
「いいのよ、どうせ皆知ることになるんだから・・・・・」
「そうだけど・・・・・・」()
「早く教えてくださいよ、先輩」(リョーマ)
「実はね、ダンブルドア先生がホグワーツにピアノを置いてくれることを約束してくれたの」()
「へぇ〜、それじゃまた愛香たちのコーラスが聞けるんだね?」(周助)
「そういうこと!」()
「うにゃ〜、俺、達のコーラス、生で聞いたことないんだよにゃ〜(抱き)」(英二)
「だからって、何も抱きつくことないでしょ!!」()
「気にしない、気にしない、ヘヘヘのへのカッパだにゃ〜」



「でもいいっすね、達はさ・・・・・」
リョーマが話し出した。
「リョーマ、一体どうしたの?」()
「そろそろ壁打にも飽きてきたし、試合がしたい・・・・・・」
「そうだね、僕も試合したいよ」(周助)
「俺もだにゃ〜、大石とダブルスやりた〜い!!」(英二)
「そっか・・・・・コートが・・・・・」(
「ああ、皆そろそろ飽きがきてしまってな・・・・ストレスが溜まり始めている」(国光)
「ダンブルドア先生が、テニスに興味を持ってくれれば・・・・・・」()
「コート、作ってもらえるのに・・・・・・」()



そんな話をしながら、大広間へと移動した。
そして食事をとっているとき、ダンブルドア先生が立ち上がり、話し出した。

「皆、そのままで聞いてくれ。今回ホグワーツでマグルのスポーツをやろうと思うんじゃが・・・・・
 皆の意見を聞きたいんじゃ・・・・・・」

その言葉に周りは騒ぎ出した。

「ねぇ、これってチャンスじゃない?」()
「そうみたいだね・・・・・」(リョーマ)
「これは勿論、賛成でしょ?」()
「当然だにゃ〜」(英二)
「これが上手くいけば・・・・」(桃)
「またテニスが出来る」(秀一郎)
「ストレスが一気に吹き飛ぶ」(隆)
「ふしゅ〜」(薫)
「国光・・・・・・・・」()
「ああ・・・・・・・」(国光)
「面白くなりそうだね」(周助)
「うんうん」()
「いいデータが入る・・・・・・」(貞治)



「賛成の諸君は拍手を・・・・・・・」
ダンブルドア先生がそういうと、拍手の喝采がおき、約半分以上の生徒が賛成してくれた。
勿論、彼らも。
「では、種目じゃが・・・・・・わしはよく分からん・・・・・・皆の意見を聞かせておくれ」


『サッカー』 『バスケット』 『バレー』
マグル出身の子はドンドンを意見をあげていった。

「「「「テニス!!」」」」
彼女達は大声で意見をした。

「よしよし、ではこの4つで行こう・・・・・だがの1つのスポーツに必ず5人以上はいることが条件じゃ。
 5人いない場合は、そこでお終いじゃ。よろしいな・・・・・・では各コートを用意しようとするかの?
 意見をあげたものはあとでわしのところに来なさい」

こうして食事を済ませると、マグル出身の子達はさっそく誰かを誘い始めた。

「人数は9人だからOKだね?」()
「ああ・・・・・・」(国光)
「コートの方は3つくらいあれば十分だしな」(秀一郎)
「あと部室を作ってもらわなければな、水道も」(貞治)
「これからが楽しくなるね」(周助)
「これでやっと試合ができるにゃ〜」(英二)
「そうだね」(隆)
申請の書類に必要事項を書きながら、皆で話していた。

「よし、これでいいでしょ?」()
「すまないな、」(国光)
「別にいいわよ、これくらい・・・・・・はい、先生の所行ってきなよ」
「ありがとう、ちゃん」(秀一郎)
「いえいえ・・・・」
は国光に書類を渡し、ダンブルドア先生のところに行かせた。


「よろしくお願いします」(国光)
「おー、君たちか・・・・テニスと叫んだのは・・・・・・」
「そうです」(秀一郎)

そして書類を見た先生は・・・・・・・・
「OKじゃよ、これで行こう。ここは一番人数が多いの〜。他はギリギリってとこじゃが・・・・・
 コートは3面。部室に水道・・・・・・・・」
「あと、コート周りに柵もお願いしたいですが・・・・・・」(秀一郎)
「柵の〜〜〜〜〜・・・・・いいじゃろう。では、早速やるかの?」
「今、作って下さるんですか?」(国光)
「わしをなめてもらったらいけないぞ・・・・・ついて来なさい」


そういいダンブルドア先生と移動する2人。そして残りの11人も一緒についていった。

「ここが一番いいのう・・・・・」
「先生、そんなにすぐに出来るんですか?」()
「まぁ、見てなさい」

ダンブルドア先生は杖を出し、まずは青学テニス部の風景を目の前に出した。
「せ・青学・・・・・・」()
「しかも男子テニス部だ・・・・・・・」()
「懐かしいな〜」()

ダンブルドア先生が出した風景の中にテニス部員が練習をしていた。
「おっ、荒井じゃねーか」(桃)
「林も、池田も・・・・・・」(薫)
「皆、頑張っているようだな」(秀一郎)
「あっ、堀尾・・・・・しかもミスってるし・・・・・まだまだだね」(リョーマ)

「ほ〜、ここが君たちが通っていた学校かね?」
「はい」(周助)
「ここで俺たち、頑張ってたもんにゃ〜」(英二)
「そのおかげで全国制覇できたしね」(隆)


「よしよし、大分構造が分かったぞ。皆、すこしさがってておくれ」
13人は後ろへとさがると、ダンブルドア先生が呪文を唱えた。


そうすると、なんとそこにはあの青学テニス部の部室からコートまで現れた。

「凄い!!テニス部そのもの・・・・・」()
「ああ・・・・・・」(国光)
「中はどうなってるのかな?」()
「早く行ってみようよ」(リョーマ)
「柵も同じ・・・・・・・」()
「そうだにゃ〜」(英二)
「それより、早く部室の中入ろうよ」()
「そうだね、中も同じかな?」(周助)

彼らが部室を開けてみると、全く同じ構造となっていた。
「部室だ・・・・・・俺たちがいた・・・・・」(隆)
「ああ・・・・・ここまで再現されるなんて・・・・・・」(貞治)
「俺たちの部室・・・・・・」(桃)
「道具の位置も同じじゃねーか」(薫)
「ああ・・・・・・・・」(秀一郎)



「よしよし、これでいいじゃろう・・・・・明日から活動してもいいぞ」
「「「「「「「「「ありがとうございます(っす)」」」」」」」」」


彼らが喜んでる間に、更にダンブルドア先生は彼女達にもいった。
「次はお嬢さん方のほうじゃの。大広間の方へ移動しよう」
その言葉に4人は驚いた。
「ダンブルドア先生、もしかして・・・・・・」()
「約束じゃッたろ?」
「それじゃ・・・・・・・」()
「あ〜・・・・その通りじゃ」
「やった・・・・・ピアノが・・・・・」()
「うん・・・・・・」()


そして大広間へと戻っていった。

大広間に古いグランドピアノがあった。
さっきと同じように呪文を唱えると、綺麗な緑色の新しいピアノに変わった。

「「「「わぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」」」」
「気に入ってもらえたかの?」
「勿論です、ありがとうございます」()
「ねぇ、早速なにか弾いてよ」()
「そうだよ!弾いて、?」()
「早く早く〜」()
「分かった・・・・・・適当に弾いてみる・・・・・」()

は椅子に座り、鍵盤をみた。

(久しぶりだな・・・・・・・)

そしてゆっくりとピアノを弾き出した。
音色は綺麗で、周りを包んでいくような音。
強弱をつければ、はっきりと分かる。


「いい音色じゃ・・・・・・明日から弾いておくれ」
「勿論ですよ、先生」()
「これで歌えるね」()
「うんうん」()
「だったら朝から?」()
「「「いいね〜〜〜」」」

「おっと、そろそろ就寝時間が近いぞ。寮へ駆け足!!」
「「「「は〜〜〜〜〜い!!」」」」

そしてそれぞれの寮へと戻っていった。

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