汽車はキング・クロス駅へと到着した。




再開、そして新たな出会い






彼らが就寝して数時間、汽車は第一の目的地、キング・クロス駅に到着した。
ロンドン時間:9/1 AM6:00
時差があっても規則正しく起きる者がいた。


「朝か・・・・・・」
国光は眼鏡をかけ、車両の窓をのぞいた。
「キング・クロス駅に着いたんだな・・・・・」
そう呟くと、後ろの方から秀一郎が声をかけた。
「そうみたいだな。静かと思えば・・・・・」
「大石・・・・・じゃなかったな、秀一郎。起きていたのか・・・・」
「ああ、いつもの癖で、国光こそ早いじゃないか」
「まあな、俺も癖みたいなものだ」

「なんだ、国光と秀一郎も起きていたのか・・・・」
2人に声をかけてきたのは貞治だった。
「貞治・・・・・お前もか・・・・」
「ああ、なんか静かだったからね。着いたんだな」
「おはよう。3人とも早いね」
「あ〜タカさんか・・・・タカさんも早いじゃないか」
「あはは・・・・いつものことだよ」

そう話していると薫、周助も起床した。

「おはよう。相変わらず早いね」
「フシュ〜、おはよっす」
「おはよう、2人とも」

そのあとすぐに英二、桃、リョーマも起きた。
「おはよ〜〜〜」
「おはよっす」
「オハヨウゴザイマス・・・・・」
3人はまだ寝ぼけているようだ。

「珍しいこともあるもんだ。リョーマが早起きなんて・・・・データにないぞ・・・・」
「オレだって起きようと思えば、起きれるんす、貞治先輩」
「いつもこうだったらいいのにな、リョーマ」
「努力するっす、秀一郎先輩」

9人は着替え、くつろいでいた。
「さぁってと、そろそろ行くかな?」
「何処に行くのかにゃ?オチビ」
「決まってるじゃないっすか、英二先輩」
リョーマはニヤリと笑いながら返事をする。
「解った。たちの所へ行くつもりだね?」
「当たりっす。というわけで・・・・」
そういいながらリョーマは彼女たちのところに向い始めた。
「俺も行くにゃ!!」
「僕も行こうvv」
「国光先輩はどうするっすか??」
「お前達は・・・・・」
「国光、ちゃんの寝顔、見れるかもにゃ〜」
「そうだよ、もし行かないっていったら僕がちゃんの寝顔を拝もうかな?」
「行く!」
4人は彼女たちのいる車両へ移動した。



彼らは彼女たちの車両へ入った。
都合よく彼女達は寝ていた。

vv」
「う〜ん・・・・・周助・・・・・」
「おはようvv、起きて」
そういうと周助はの頬にキスを落とした。
何かに触れた感覚をもったのかは目を覚ました。
「周助??」
「起きた?」
「うん。おはよう」
「おはよう」


〜〜〜起きるにゃ〜」
「お願いだからもう少し寝かせて」
「駄目だにゃ!!起きないとチューしちゃうぞ!!」
「それだけはやめて・・・・・今日は早いのね、英二?」
「ま〜ね〜、おはよう」
「おはよう」


!!」
「う・う〜ん・・・・・・」
「起きてよね」
「ね・眠い・・・・・・」
「仕方がないな・・・・・」
リョーマはに唇を落とす。
「ン・・・・・リョーマ?」
「Good Morning 
「おはよう・・・・」


っ」
「う〜ん・・・・・もう少しだけ・・・・・」
「起きないか!
「今何時・・・・・・?」
「6:30を過ぎた」
「もうそんな時間か・・・・・」
「ああ」
「う〜〜〜〜ん!!おはよう、国光」
は背伸びをし、眼鏡をかけた。
「おはよう、


目が覚めた彼女達。
「そういえば静かだね・・・・・」(
「ああ。キング・クロス駅に着いたんだ」(国光)
「もうそんなに時間が経ったんだ」(
「そうみたいだね・・・・・」(リョーマ)
「そろそろ着替えようかな・・・・」(
「早く着替えて遊ぼうにゃ」(英二)
「だったら出てくれる?」(
「僕達のことはお構いなしでvv」(周助)
「なにいってるの??周助・・・・・」
「出て行ってくれるわよね、英二?」
「リョーマも出てね」
「ゴメンね、着替えるから出て。国光」
そういって彼女達は4人を追い出した。

彼女達は着替え、身支度を整え彼らのいる車両に顔を出した。

「「「「おはよう、皆」」」」
「「「「「おはよう(っす)」」」」」

〜〜〜〜〜(抱き)」
早速英二がに抱きついた。
「あ〜〜〜〜英二、重いってば!!」
「にゃはは、ゴメンにゃ〜」

いつもと変わりない朝の風景。
全く違う地に行くのに、この緊張感のなさといったら・・・・・

朝食を食べた13人はホームの方へ出た。
『時間内にここに戻ってくること』を条件に。

「にゃんか、凄いひろいにゃ〜」(英二)
「そうだな・・・・・それにコンパートメントもたくさん・・・・」(秀一郎)
「それだけ生徒がいるのか・・・・・・」(貞治)
「楽しみっすね」(桃)
「そうだね」(
「フシュ〜〜」(薫)
、あっちに行ってみようよ」(リョーマ)
そう言い、歩き始めるリョーマ。
「待ってよ、リョーマ」(
、僕達も行ってみよう」(周助)
「うん。周助」(
、どうかしたのか?」(国光)
「うん・・・・・そろそろパタが戻ってきてもいいはずなんだけど・・・・・」(

は周りをキョロキョロと見渡す。
その時、の白ふくろう、パタが戻ってきた。

「パタ!!お帰り。手紙を持ってきてくれたのね、ありがと」
はパタから手紙を受け取り、読み出す。
「どうだったんだ??」
国光の声で9人が2人の所へ集まった。
「何?何があったの??」(
「教えてにゃ〜」(英二)
せかすと英二。
「ちょっと待ってよ。ちゃんと話すから」(
そういうと、達4人を呼び戻し、車両の方に戻った。

「で、何なんすか。先輩」(リョーマ)
「最初に聞くけど、皆、携帯とかもってきた?」
そう問いかけると、皆が頷いた。
「それがどうかしたの?」(
「実はね・・・・・・・・・・・・・・・(省略)」
は自分の力である出来ごとを皆に話した。
「それで、ダンブルドア先生に相談したんだけど、OK貰ったの」
「そうか・・・・・」(国光)
「ダンブルドアって誰??」(
「さぁ??」(周助)
「「「「「俺も知らないな(っす)」」」」」
「ダンブルドア先生はホグワーツの校長だよ・・・・で話を戻すけど、
 皆も出来ると思うの。やってみない?もし成功したら向こうでも余裕に電話が出来るし」
「面白そうだね、やってみようよ?」(周助)
「そうだな、新しい力か・・・・・」(貞治)
「俺も賛成だ。全員別々の寮になるってこともあるし、連絡が着くって言うことがいい」(秀一郎)
「俺も賛成だよ。これでいつでも皆と話せるしね」(隆)
「俺もっす」(桃)
「同じく・・・・・」(薫)
「あたしも賛成!!」(
「私も賛成だよ。ますます面白くなるね」(
「俺も賛成だにゃ〜〜〜!!」(英二)
「もちろんオレもOKっすよ」(リョーマ)
「あたしも。ねぇ、?メールも出来るの?」(
「もちろん!!電波の方は向こうでどうにかしてくれるって手紙にも書いてあるし」
「よかった〜」
そして13人は番号とメルアドを交換した。




そんな話をしているとホームの方から声が聞こえだした。

「にゃ??声が聞こえる・・・・」(英二)
「もうそんな時間??」(
「みたいだね・・・・」(周助)
13人は窓から外を覗いてみた。
そこには自分達より幼い子から上の子たちが勢ぞろいしていた。
「結構いるんだね・・・・・」(隆)
「ああ、ざっと300はいるんじゃないかな?」(貞治)
「友達できるかな?」(
「大丈夫だって。すぐに出来るよ」(
「でも、なかかな出来なさそうな人が2人いるんだけどな・・・・」(
「それは俺のことを言ってるようだな、さん」(国光)
「それと俺も入ってるのかな?」(貞治)
「あはは・・・・・・(苦笑)」
「ハリーに会えるっすかね?」(リョーマ)
「そうだな、まぁ逢えるだろ・・・・同じ1年だし」(桃)
「誰のことを言ってんだ?」(薫)
「あ〜〜、マムシには関係ねーよ」
「なんだと!!」
「やんのか!!」
「やめないか、2人とも!!」(秀一郎)
桃と薫はいつものようにいがみあう。そして止めるのは秀一郎。



そして時間は刻々と過ぎていき、汽車は再び動き始めた。

next

Parallel Topへ戻る