そして最後の種目が始まった。






『最終種目に出場する生徒は集まって下さい。繰り返します・・・・・・』

アナウンスが流れ、5人は移動した。

「これで1位とったら優勝だにゃ〜」
「皆、頑張ろうね」(
「当然。負ける気ないっすから」
「期待してるわよ、越前くん」(
「ウィーッス」
「行くぞっ」
「「「「は〜い」」」」



走る順番は越前、、菊丸、、手塚である。
各組からも足に自慢のある生徒ばかりが揃った。
その中に、乾と河村の姿もあった。
本当は大石、桃城、海堂も参加のはずだったのだが、さっきのペナル茶で
参加できなくなってしまったのだ。

恐るべし・・・・・ペナル茶・・・・・・


このリレーに1位で入ると得点が200も貰える。
皆必死な思いでいる。






そして、リレーのスタートを切った。
各組とも一斉にスタートした。だがリョーマは一気に走り、1位に出た。

「リョーマ、行け〜〜〜〜〜〜!!」
「オチビ、負けんなよ〜〜〜〜」
リョーマはニヤリと笑い、更に差をあけていく。

先輩」
「任せてvv」

バトンはに渡った。
は1人に抜かされ2位になった。
vv頑張れ」
不二の応援で差を詰めていった。

「菊丸君!!」
「ほっほ〜い。行ってくるにゃ〜」

菊丸はバトンを受け取り、全速力で走った。

「英二〜〜〜〜〜!!」
菊丸はの声援ににっこり笑い、スパートをかけた。
だが、前の選手には追いつかなかった。

さん」
「後は任せて」

はバトンを受け取り、全速力で前の選手を追いかけた。
「「「行け〜〜〜〜〜〜!!!」」」
そして第4コーナーで仕掛け、1位に帰りざいた。

その頃、アンカーはというと・・・・
「手塚、今度こそ勝たせてもらうよ」
乾は手塚に闘争心を燃やしていた。
「お互いベストを尽くそう」
温厚の河村。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
そして無言でいる手塚。


「国光!!後はお願い!!」
「ああ」

バトンが手塚に渡った。そして走り出した。
その数秒後に乾と河村も走り出した。

「オラオラ、勝つのはオレだぜ!バーニング!!」
「データは嘘をつかない」
河村はバトンを持った瞬間、バーニング状態になり、
乾はぶつぶつと何かをいいながら、手塚を追いかける。

そしてラストコーナーで2人が手塚に追いついた。

「「「「手塚!!(君)(部長)」」」」




そしてゴールした。

判定は、コンマ1mmの差で手塚が1位でゴールした。
続いて乾、河村。




閉会式が行われ、得点は赤:150  白:160  黄:280  青:310
青組が優勝した。






そして、後夜祭が行われた。生徒は全員浴衣姿で参加していた。

「終わったね」(
「うん。楽しかったね」(
「優勝も出来たしね」(
「まっ、実力の差でしょ」
「そうだね、でも疲れたにゃ〜」
「クスッ」

「ゴメン、遅くなって」
「「「」」」
今まで仕事をしていたと手塚が6人のもとへ来た。
「仕事終わったんだね、手塚」
「ああ」

その瞬間、花火が上がった。

「「「「うわ〜〜〜〜きれ〜〜〜〜い」」」」
彼女達は花火に見入っていた。

暫く花火を見ていた。

「それにしてもとうとう公にしたわね、?」(
「かなりの時間がかかったね」(
「手塚君がを抱き上げた時の声も凄かったけどね」(
「あはは・・・・(苦笑)」


こうして嵐のような体育祭が幕を閉じた。

あとがき
皆さん、お久しぶりに4人ヒロイン物語を書いちゃいました。
しかも長い!!短く作るつもりが・・・・・(泣)
時期的に体育祭をテーマに作りました。
ご意見やご感想等をいつでも受けています。Bbsのほうに気軽に書き込んでいって下さい。
よろしくお願いします。

2003.9.15
著者:瀬川音符

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