そして、放課後・・・・・・・・
チェンジ・オーバー!!
何も起こらず、放課後を迎えた。
外は雨が降り続いている。
どうすることも出来ず、8人はテニス部の部室に集まっていた。
「結局、何も起こらなかったすね」
「う〜ん、これからどうしようか?」
「このままじゃ家にも帰れにゃいよ〜><;」
「少し落ち着け、騒いでも何もない」
「でも、冷静でいても何もならないわよ・・・」
手塚の言葉にが突っ込む。
「そうそう、何とか戻る方法考えないと」
「朝と同じ条件だったらいいのかな?」
「でも、雷なってないし・・・」
に続き、、、も言葉する。
「もう、悩んだってしょうがにゃい!!」
菊丸が突然声をあげる。
「英二?」
「この状況を楽しもうってこと?」
菊丸の言葉に不二が問いかける。
「その通り!!」
「いいっすね、それ」
「おい、お前たち・・・」
乗り気な3人に手塚はため息をつく。
「でも、どうやって楽しむの?」
が3人に問いかけると、う〜んと悩む。
「あっ、これならいいじゃにゃい!?」
「なんすか、菊丸先輩?」
「ほら、関東大会2回戦にいたじゃん。『チェーンジ・オーバー!!』って」
「ああ、城西湘南の若人君だね。海堂と試合した」
「そういえば、あれって『転換する』って意味っすからね」
「・・・・・・・・・・・」
3人の話に呑み込めない手塚。
「なんだ、なんの話か解らないが・・・」
「あっ、そうか・・・手塚はドイツだったからね。
2回戦の時プレイスタイルを変える選手がいたんだよ。そのコールが・・・」
『チェーンジ・オーバー!!』
「ほう・・・」
「ほんじゃ、俺たちが『チェーンジ!!』って言ったら、
たちは『オーバー!!』って言ってね」
「「「「了解!!」」」」
「で、誰から行くの?」
不二がにっこりと微笑みながら言う。
「俺から行くよ〜ん」
「それじゃ、オレ2番目・・・」
「僕は3番目で手塚が最後でいいね?」
「ああ、だがどうするんだ?」
「だからね、言葉を言ったあとに今の体の人になりきるのさ」
不二の説明で頷く。
「ほんじゃ、行くよ!!”チェーンジ!!”」
「「「「オーバー!!」」」」
「やぁ、。こんな僕だけど好きになってくれるかな(にっこり)」
菊丸は不二になりきり、に話しかけた。
「なんか不二君に言われると、ドキッてする・・・」
「そんにゃ〜〜〜>□< 俺じゃドキッてしにゃいの?」
「冗談よ」
「次、オレね・・・”チェーンジ”」
「「「「オーバー!!」」」」
越前はそのままの前に立ち、ギュッと抱き締めた。
「俺はを心から愛している」
「・・・・・・///」
手塚の低い声と抱き締められてる為、顔が真っ赤になる。
「越前!!」
「チェ・・・・一度こうやってを抱きしめたかったのにさ・・・」
「なんか手塚君の声、うっとりしちゃいそうだった・・・
それにこうやって抱き締められたことなかったから・・・
、いつもこんな感じで抱き締められてたんだね」
「、あと数ヶ月したらオレがこうやって抱き締めてるから・・・」
「それじゃ、僕の番だね。”チェーンジ!”」
「「「「オーバー!!」」」」
「オレさ、先輩のこと好きだから」
不二は越前になりきり、生意気口調になる。
「これって越前君がに告白してたときのセリフだね」
「当たり。ついでに・・・・」
不二はに抱きついた。
「いつもは抱き締めているけど、こんな感じはどう?」
「なんか弟が出来たって感じ」
「でも僕だよ」
「解ってるよ、周助君」
「最後は俺だな。・・・”チェーンジ”」
「「「「オーバー!!」」」」
「どうなるのかな?」()
「凄く気になるよね」(不二)
「部長、菊丸先輩になれるんすか?」(越前)
「教室にいたときはにゃんとかなってたよ」(菊丸)
「何だか戸惑ってるね、手塚君」()
「うん、どうしたらいいか解らなくなってるみたい」()
「・・・・・・・・・国光」()
そして手塚が動いた。
「〜〜〜〜〜〜!俺、のこと好きだからね(抱き)」
「!!///」
そして長い沈黙が流れた。
「まさか先輩に抱きつくとは思わなかったっす」
「多分、英二の行動を示したんだろうね(にっこり)」
「でも、まだまだだにゃ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・クスクス・・・・」
「?」
「ゴメン・・・まさか抱きついてくるなんて思わなかったから・・・・」
「これが精一杯だ」
「解ってる・・・でもの気持ち、よく解るな・・」
その時・・・・・・
ピカッ!!ドッドーン!!
いきなり雷が鳴り、近くに落ちた。
そして部室は停電になった。
「「「「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」」
音が物凄かったため、とっさに彼女達は叫び上げた。
「!!」
「!!」
「!!」
「!!」
急いで彼女達に駆けつけたとき・・・・
ゴツッ!!
暫くして電気が回復した。
「うにゃ〜〜〜、また頭打った・・・大丈夫・・・ってあれ??」
「??」
「にゃんでさんが俺の腕にいるの?」
「えっ?き・菊丸君??」
が問いかけると、頷く。
「大丈夫か・・・・ん?」
「雷怖い!!」
は思いっきり手塚に抱きつく。
「おい、!!雷は治まった」
「あれ、手塚君??」
「あれ、さん?」
「えっ、不二君・・・・」
「なんでオレ、先輩を抱きついてるんすか?」
「え・越前君??」
彼らはお互いを見て、更に鏡を見る。
「「「「元に戻った!!」」」」
「やったにゃ〜〜〜!!(抱き)」
「もう、すぐ抱きつくんだから」
「これでを抱き締められるね」
「周助君vv」
「、オレ絶対でかくなるから」
「うん、気長に待ってる」
「やっと戻れたか・・・心配掛けたな」
「ううん、貴重な体験をさせてもらったから」
今日一日が長かった・・・・
まるで神様の悪戯かのように・・・・・
やっと終了した〜〜〜>▽<ノいやっほ〜い!!
大体の企画が『チェーンジ・オーバー!!』ってやらせたかっただけ・・・(ぉい)
さてさて、今回の話はどうでした?かなりのギャグになってますけど、笑いすぎておなかを壊さないように・・・
(それは言いすぎ・・・)
次は、クリスマスだね・・・これはかなり・・・というより個人夢で書くから大変だ><;
ではでは、次のドリームでお逢いしましょう。
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気軽に書き込んでいって下さいね。よろしくお願いします。
著者:瀬川音符
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