そして2日目・・・・・・・・・・
今日も一般の客も多かった。
生徒会、実行委員は朝から忙しかった。
各教室、グラウンドでは模擬店が、講堂ではそれぞれ舞台発表。
その頃・・・・・・・
音楽室では・・・・・
それぞれ最終チェックに入っていた。
最後のあわせ、発声レッスン。
その時音楽室にある団体がやってきた。
「よっ、やってるか?」(TE)
「順調か?」(TA)
「お前ら緊張などしてないよな?」(KA)
「まっ、お前らなら大丈夫だとは思うけど・・・・・」(HI)
そう、早速文化祭に乗り込んできたGRAYの4人。
しかもしっかりと変装して。
「TERUKIさん達・・・・・本当に来たんだ・・・・」()
「当たり前!俺たちはお前たちの先生でもあるんだからな」(TE)
「あとでTOSIKI達も来るぞ!」(TA)
「それよりよ、ここ案内くらいしてくれない?」(HI)
「そうだぜ!こんな面白いの久々だしな」(KA)
仕方なしに13人は練習を切り上げ、彼らを案内した。
「ここって結構広いんだな」
そんなこと言いながら、校内を回る団体。その途中でTOSIKI達も合流した。
お昼を早く食べ、13人は講堂の裏側へ行き準備を始めた。
その頃・・・・・・
正門の方では、氷帝のメンツが来ていた。
「今日、おもろいことがあるって言ってたけど、なんやろうな?」
「知るか!俺様に聞くんじゃない」
「今日もちゃんに逢える〜〜〜〜〜〜」
昨日の乾の話を楽しみに来た3人。
「そういえば今日は昼から講堂のほうでライブがあるそうですよ、宍戸さん」
今日のプログラムを見ながら鳳は宍戸に話しかける。
「そうだな・・・・ってそれ、テニス部とコーラス部じゃねーか!」
「面白そうだな、見に行こうぜ!」
「ウスッ!」
手塚達がライブをやると知り吃驚する宍戸に、おもしがる向日。
そして校内に入る7人。
実はその後ろに3人ほど正門をくぐった。
「うっひゃ〜〜〜、すっごい人だな〜〜〜」
「おい、ひのき。今日は暴れるなよ」
「わーってるって!」
「青学の文化祭って結構盛り上がってるんですね」
そう不動峰の橘、橘の妹の杏、そしての双子の妹のひのきが来た。
「そういえばひのきさん。さっきからひのきさんのことを見てる人、多くないですか?」
杏がひのきに問いかけると2人は周りを見渡す。
「そうだな・・・・」
「またちゃんと間違えられてんだな、オレ・・・・」
「そんなに似てるんですか?」
「杏が見たら多分、絶句するぞ・・・・」
「まっ、今日のライブを見たらわかるぜ!さっ、行こう行こう!」
その頃、講堂では・・・・・・・
舞台では演劇部が舞台をやっていた。
その袖では次の出番である(しかも最後)手塚達が待機していた。
もちろん、TERUKI達も。
そして演劇部の発表が終わり、20分の休憩に入った。
講堂には殆どの客はいなくなり、13人はライブに向けて準備を始めた。
楽器の配置、音響の確認、照明の確認。
そして、最終チェック。
「日に日に上手くなりやがって・・・・」(TO)
「オレたちの指導の賜物だな」(SHI)
「それより、手塚。ちゃんと憶えてきたか?」
「はい、ですが本番で上手くいくか・・・・」
「まぁ、俺たちに任せてお前はしっかりと歌え」
「はい!」
なにか手塚とTERUKI、TAKUは話していた。
すべてのチェックが終わり、また袖で待機に移った。
休憩終了5分前になると、続々と客が集まってくる。
今回のメインイベントのような感じで、生徒全員、一般客が勢揃いした。
しかも一番列には氷帝の7人が陣取っていた。
そしてそれぞれの家族が見に来ていた。
座席はいっぱいで立ち見もいる。
「うわ〜〜〜凄い人だにゃ〜」
菊丸は舞台の袖から少し顔を出し、会場を見て驚いていた。
「き・緊張してきたな・・・・」
「ああ・・・・・」
緊張で落ち着きのない河村、それに緊張のあまりに胃を抑える大石。
「まさかこんなになるなんてね・・・・」
「うん、思いもしなかった。殆どはリョーマ達狙いだと思うけど」
講堂いっぱいの客に吃驚するに、見る目的を指摘する。
「ヨッシャ〜〜〜、燃えてきた!!」
「ふしゅ〜〜、へまだけはするなよ」
気合十分の桃城に、口をだす海堂。
「盛り上がる確率100%だな・・・・」
「楽しみだね」
早速確率を出す乾に、にっこり微笑む不二。
「もうすぐ開演だね」
「うん、皆いままでの練習を思いっきり発揮しましょう!」
腕時計をみる、そして皆に声をかける。
「よし、全員円陣をくめ」(TA)
「気合を入れようぜ!」(KA)
「これ、いつものだけどね・・・・」(HI)
「手塚、一発言ってやれ」(TE)
「はい。皆、全力で行くぞ!青学〜」
「「「「「「「「「「「「ファイオー!」」」」」」」」」」」」
『只今より、コーラス部&男子テニス部による『セッションライブ!』を行います。
ライブに先立ちまして注意事項を申し上げます。お客様の座られている椅子には上がらないで下さい。
あと、ご自分の席から離れないで下さい。もちろん、前に押しかけたりもしないでください。
この注意事項を守れない方は、退場していただきます。最悪の場合、ライブを中止になる場合もあります。
以上のことを守り、ライブをお楽しみください』
アナウンスが終わり、講堂は真っ暗になり、声が上がる。
「さぁ、行こう!」()
「「「OK!!」」」
13人はそれぞれ位置に着いた。
そして幕が上がった。
会場はキャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと声が上がる。
そして演奏が始まった。
♪〜渇いた風に目をそらさずに レンズ絞る 狙った明日のカタチを 今 写し出すよ
ひとりの夜に隠れていた 錆びた傷跡を 鼓動の波に消して
make you free 風向きを make you free 変えるのさ
shake your soul 思うままに
遠い朝よりも 強い陽射し達を 引き寄せて
追い越すのさ 彷徨う昨日の影を 〜♪
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜、手塚先輩!渋いvv」
「不二先輩、カッコいい〜vv」
「菊丸先輩〜〜〜〜〜〜vv」
「リョーマ様〜〜〜〜〜〜〜vvギターがよく似合ってますvv」
間奏の間に黄色い声が上がる。
♪〜何度も同じ道で迷ってる気がするけど カーブの次の景色なら この胸に描くよ
ルールの糸に操られて 座り込む日にも 目指した空 見上げて
make you free 不器用に make you free 誘うように
shake your soul 少しでいい
熱い喉の奥 きつい欲望だけ 押し込めて
甘い夢の刺ごと その手につかめ 〜♪
「なんや、ちゃん。コーラス部やったんか・・・」
「上手いじゃねーか・・・・・」
「ちゃ〜〜〜〜ん!!」
がセンターで歌ってる姿を見て吃驚する忍足、跡部。ジロはに声援を送る。
♪〜綺麗に光るから 両手でかばって 身動きとれずに見てた
ガラスの夢など 拳で砕いて またその手で 奪えばいい
make you free いつまでも make you free 誰よりも
shake your soul 自由だから
make you free 風向きを make you free 変えるのさ
shake your soul 思うままに
make you free 不器用に make you free 誘うように
shake your soul 少しでいい
熱い喉の奥 きつい欲望だけ 押し込めて
甘い夢の刺ごと その手につかめ 〜♪
1曲歌い終わると、盛大な拍手と歓声があがる。
そしてそれぞれチョイスした曲をソロで歌っていく。
ソロの間にユニットも歌う。
まずは菊丸たち7人が歌う。
♪〜Everday 全開 最高潮 明日の試合にやや緊張
追い込まれてから真骨頂 勝利に夢膨張
単調!? 乱調!? オレ快調!!
ランニングするのいつ・・? 早朝
誰にも見せない・・データー帳
頑張り続けまちょう(アレ?)
心はいつもカラカラさ 満足はしないさ シナリオ通りの明日には 興味ないさ
行こう!
Get up! Get up! Get up! 心の花が咲いた 場所へ
Wake up! Wake up! Wake Up! ひとりきりじゃないから
Get up! Get up! Get up! うつむくとこはやめて ここで
Wake up! Wake up! Wake Up! 走り出せ Over the line
Everbody まだまだ 絶好調 お花にとまった?・・それ蝶々
石川博之?誰?校長! モットーは文武両道(なにそれ?)・・・・・・・・
このとき舞台袖では・・・・・
「あいつら・・・・・校長を知らないのか!!」
「まぁまぁ、これは歌なんだから」
「そうだよ、気にしていたらきりがないって」
校長を知らない菊丸たちに怒る手塚。それを止めると。
そして7人の歌が終わり、またソロに入った。
次のユニットは手塚達6人。
6人がステージに立つと、また黄色い声が上がる。
♪〜眩しい太陽(←ひかり)の破片(←かけら)が 水たまりの中 揺れてた
覗き込んだ顔に 風がいたずらした
時刻表通りのバスを わざと見送って歩いた
いつもの街並が 少し違って見えた
不意に名前呼ばれて 見上げた歩道橋の上 見慣れた笑顔があった
そっけなく手を上げて答えて 並んで歩く帰り道
くだらない会話が 妙に盛り上がった
巡り来る季節のメロディーが 街角にそっと流れだして
その瞬間(←とき)が止まればいいと 強く思った
知らない未来(←あした)を目指して つないだ手を離さずに行こう
大切なコトは僕らが いつでもFreedom
突然届いた言葉に タイトルと付けて返した
Re:今 偶然、誰といるでしょうか?
少し冷たくなった風が 君の前髪を揺らした
長くなった影を 踏みながら歩いた
まだ熱を残してる 壁にもたれて見上げれば 1日は早いな・・・って思った
『メールの返事がまだ来ないね』 『明日もきっと暑いかなぁ』
特別じゃない会話が 今は多分ちょうどいい
巡り来る季節のハーモニーが 耳元をそっと掠めていった
この歌が届けばいいと 君を想った
知らない世界を目指して 自分を信じて行く力を
大切なコトは僕らが いつでもFreedom
『例えば10年経って 街で偶然出会っても・・・ 君は変わらないだろうね』
急に真面目な顔で言うから 思わず吹き出しちゃったけど
何だか心が少しだけ熱くなる
巡り来る季節のリズムに 心がきっと踊りだしてる
この瞬間(←とき)が止まればいいと 強く思った
巡り来る季節のハーモニーが 耳元をそっと掠めていった
この歌が届けばいいと 君を想った
暮れて行く街の何処かで それぞれの路をあるいている
僕達が目指す未来は いつでもFreedom 〜♪
またソロに入り、また合間にユニットと着々と進めていった。
そして最後のソロ、の番になった。
ステージにはひとりでピアノに向っていた。
「これから結ばれるカップル達にこの歌を捧げます。『明日への扉』」
そしては静かにピアノを弾き始めた。
♪〜光る汗、Tシャツ、出会った恋 誰よりも輝く君を見て
初めての気持ちを見つけたよ 新たな旅が始まる
雨上がり、気まぐれ、蒼い風 強い日差し いつか追い越して
これから描いて行く恋の色 始まりのページ彩るよ
占い雑誌 ふたつの星に 二人の未来を重ねてみるの
かさぶただらけ とれない心 あなたの優しさでふさがる
いつの間にか すきま空いた 心が満たされて行く ふとした瞬間の さりげない仕草
いつの日にか 夢を語る あなたの顔をずっと 見つめていたい 微笑んでいたい
大切な何かを守るとき 踏み出せる一歩が勇気なら
傷つくことから逃げ出して いつもただ遠回りばかり
行き場なくした強がりのクセが 心の中で戸惑っているよ
初めて知ったあなたの想いに 言葉より涙あふれてくる
少し幅の違う足で 一歩ずつ歩こうね 二人で歩む道 でこぼこの道
二つ折りの白い地図に 記す小さな決意を 正直に今 伝えよう
耳元で聞こえる二人のメロディー 溢れ出す涙こらえて
ありきたりの言葉 あなたに言うよ「これからもずっと一緒だよね・・・」
抑えきれない この気持ちが 25時の空から 光る滴として 降り注いだ
気がついたら 心の中 やさしい風がふいて 明日への扉 そっと開く
言葉が今 時を超えて 永遠を突き抜ける 幾つもの季節を通り過ぎて
たどり着いた 二人の場所 長過ぎた旅のあと 誓った愛を育てよう 〜♪
が歌い終えると、拍手が上がり、ステージは真っ暗になった。
「お疲れ様、!」()
「もう、の声にうっとりしちゃった」()
「しかも周りは物凄く静かに聴いてたしね」()
「ありがと」()
「よし、やるぞ!!」(TA)
「よっしゃ〜〜〜〜」(KA)
「相変わらずテンション高いね」(HI)
「確かにな・・・」(SHI)
「まっ、1つ暴れてやろうぜ」(TO)
「というわけだ。ステージ借りるぞ!」(TE)
「ちょっと・・・・・・」
が止めに入る前にTERUKIたちは真っ暗なステージでスタンバイした。
そしてステージが明るくなり、もう誰も止められない状態になってしまった。
観客席は??マークが浮かんでいた。
さっきまで手塚達が立っていたのに、違う人が立っていたからだ。
「このライブはオレ達がジャックした!!」
TERUKIがマイクを持って叫ぶと、女生徒たちは黄色い声を大きく上げた。
「GRAYだ!!!!!」
そしてGRAYは新曲『BEAUTIFUL DREAMER,STREET LIFE』の2曲を歌った。
「次の曲だけど、これはこいつに歌ってもらうぜ・・・・手塚!!」
TERUKIが手塚を呼び、手塚はステージへと行く。
「え・え・え〜〜〜〜〜〜?どういうこと?」
が全くわからない状態で手塚を見ていたら、TERUKIが舞台袖に戻ってきた。
「おっ、。なにパニくってんだよ?」
「TERUKIさんどういうことなの?」
「まぁ、見てれば解るさ」
曲が始まった。
♪〜いつか交わした言葉の切れ端が 胸に疼く
身体に走る激しいこの痛みを 感じる度に
どのくらい もう時が過ぎただろう 戦いを続けているだろう
蒼い炎が揺れる場所へと 選択(←えら)ぶ道があるなら
たとえ何を失うとしても かまわないさ Belive Myself 〜♪
「この歌詞って・・・・・・・」
「解ったか・・・・が書いた作詞だ、TAKUが見つけて作曲したんだ。
TAKUが言ってたぞ。相当、手塚のことを思ってるんだな・・・・ってな」
「・・・・・・・・・・・・」
♪〜心の中の死角を探してる 熱い視線
―限界は無い―
この手に引き寄せる あの約束
一瞬の静けさに背を向けた まだ戦いは終わってはいない
蒼い炎に懸けた想いが 照らしてる道の先
そこに何があったとしても 超越(←こえ)て行ける Belive Myself
蒼い炎が揺れる場所へと 選択(←えら)ぶ道があるなら
たとえ何を失うとしても かまわないさ Belive Myself
蒼い炎に懸けた想いが 照らしてる道の先
そこに何があったとしても 超越(←こえ)て行ける Belive Myself 〜♪
手塚が歌い終わると、盛大な歓声と拍手が上がった。
「それじゃ、次で最後だ。全員集合!!」
TAKUが呼びかけると、13人はステージに集合した。
そしてラスト曲を歌い、ライブは終了した。
「凄かったな、ライブ・・・・」
「うん、でも本当にひのきさんにそっくりだった」
「なっ、言っただろ!さーてと帰るかな?」
「えっ、逢って行かないんですか?」
「ああ、もし今ちゃんの前に出たら何言われるか・・・・・・」
ライブを楽しみ、3人はそのまま青学を立ち去った。
『5時より後夜祭を行います。各生徒はグラウンドに集まって下さい。
一般公開を終了しますので、一般客の皆様は学校から出てください。
今日のお越し、ありがとうございました。』
13人は楽器を片付け、グラウンドに出た。
「よう、。今日のライブ、最高だったぜ!」
「ちゃん、歌うまいんやな〜」
「オレ、聞きほれちゃった〜〜〜〜」
グラウンドに出たら、氷帝の3人が早速に話しかけた。
「えっ、なんで氷帝が7人もいるの?一般は出るように言ったのに!!」
何故一般客がいるのか、不思議に思い声を上げる。
「俺が招待したんだ!もちろん、手塚の許可も取ってある」
乾はさらりと答えた。
「そうなの?」
「ああ、すまない。何も言わず・・・・・」
「まぁ、国光が許可したならいいけど・・・・・」
後夜祭が始まった。
「只今から後夜祭を開催します。ではまず手塚会長・・・・・」
司会の役員に呼ばれ、手塚はステージに立ち、喋り始めた。
「今日はご苦労様だった。明日は代休だ!しっかりと休んでくれ!
明後日は午前中に片づけを、午後から授業となる。
しっかりと憶えといて欲しい」
「それでは、まずは生徒会&実行委員主催の投票結果をお知らせします!
まずは『ミスター青学』は・・・・・・・我らが会長、手塚国光!
続いて『ミス青学』は・・・・・これは去年と変わらず、!
では、手塚会長に副会長。こちらに・・・・・」
「仕方ないな・・・・・」
「また選ばれたのね・・・・・」
手塚とはステージに上がり、自分達で作成した王冠とティアラを役員にかぶせてもらった。
「さて、最後のメインイベント『ベストカップル』の発表です!
これは色々なカップルの名前が挙がりました。その中でも一番多かったのは・・・・・・・」
司会者は生徒を焦らすように発表を伸ばす。
「手塚国光、のカップルです!!」
そのままステージで立っている2人は固まった。
「「「「「「やった(っすね)!!」」」」」」
手塚達が選ばれたのをガッツポーズをしながら喜ぶ達。
そして、手塚達がベストカップルに選ばれたことでショックを受ける跡部達。
「かなり来た見たいだな」(宍戸)
「いいクスリだよ、侑士達には」(向日)
「そうっすね」(鳳)
「・・・・・・・・・・・」(樺地)
ショックを受けている跡部達をみて話す4人。
「さぁ、手塚会長。副会長に愛のキスを!!」
「「「なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」
今度は人前でキスと聞き、大声を上げる3人。
そしてステージ上では恥ずかしさで真っ赤になっている2人の姿があった。
「さぁ、さぁ、さぁ!!手塚会長、これを許可したのは会長ですよ」
司会者は手塚達を煽る。
確かに自分で認めたが言い訳が出来ないなっと思い、手塚はに近づいた。
「すまないな、・・・・」
「そうね・・・・でもまさか選ばれるなんてね」
「ああ、だがいい機会だ。跡部達に見せつけよう」
「国光って、そんなに大胆・・・・・・」
が話しかけている途中で手塚が指で口を押さえ、の眼鏡を取りそのまま口付けをした。
キスの瞬間、キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と悲鳴のような声が上がった。
それを見ていた達は大きくガッツポーズ、跡部たちは立ち直れないくらいにその場にしゃがんでいた。
「オレ、立ち直れないかも・・・・・」(ジロ)
「俺もや・・・・・あんなとこ見せられたら・・・・・」(忍足)
「畜生・・・・・羨ましいぜ、手塚がよ・・・」(跡部)
「これで解っただろ!さんには手塚がいるんだ!いい加減諦めろよ、お前ら」(宍戸)
「そうだぜ!女はさんだけじゃないんだぜ、侑士なら他にいい子ができるよ」(岳人)
「岳人・・・・・せやな、ちゃんにこだわり過ぎとったわ・・・・・」
「跡部さんもジローさんも諦めますよね?」(鳳)
「悲C〜けど仕方ないよね・・・・」
「・・・・跡部さんならいい人が・・・・出来ます・・・・・」(樺地)
「樺地・・・・・・よし、てめーら!帰るぞ」
そして7人は青学を去っていった。
「vvやったね」()
「やったって・・・・・」()
「あっ、そうそう!と手塚君がキスしてるところ見て、跡部君たちかなりショック受けてたよ」()
「これで諦めたかもね、よかったじゃん」()
「手塚、さっき氷帝の7人が帰ったよ」(不二)
「そうか・・・・・」(手塚)
「そうそう、さっき向日から聴いたんだけど、跡部たちどうやら諦めたらしいよ」(菊丸)
「乾先輩のデータは完璧だったっすね」(越前)
「俺のデータに不可能は無いさ・・・・」(乾)
こうして文化祭は終了した。
あとがき
やっと終わった〜〜〜〜〜〜〜〜!!文化祭シリーズ!!あー、これでゆっくりと寝られる・・・・・
もう7作品目から徹夜・・・・でもって寝不足・・・・・つらいッたらありゃしない・・・・
いやいや、やっと手塚達が公になり、さらにとうとう跡部様たちも諦めました。
そりゃ、好きな子が目の前で別のヤローとチュ〜してたら誰だってショック受けますよね・・・
さ〜〜〜次はいつ書くのか解りませんが、楽しみにしていて下さいね。
はい、ここで曲紹介をしたいと思います。別ウィンドウで開きます。こちらからどうぞ!
このドリームに関するご意見、ご感想等をBbsにて受け付けてます。
気軽に書き込んで行ってください。よろしくお願いします。
2003.11.8
著者:瀬川音符
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