18人の後ろから物音が聞こえ、ひのきが振り返ると男性3人が呆然とたちを見ていた。
「あいつらかよ・・・書き込みの張本人・・・」
ひのきは橘を引っ張り、3人のもとに行った。
「おい、ひのき?」
「大仏・・・付き合え・・・あとで拳骨くらってやるから」
「お前らだったんだな・・・あの書き込み書きやがったの・・・」
呆然としている3人にひのきは怒りの矛先を向ける。
ハッと我に帰る3人だが、ひのきの姿にびっくり顔を見せる。
『ちゃん?』
「んなわけねーだろ・・・ちゃんはあっち!!オレは双子の妹のひのきだ!!
ってかてめーら・・・よくもちゃん、泣かしやがったな・・・この報い・・・きっちりしてもらうぜ!!」
『報いって・・・俺らはただ・・』
『そーだぜ。ちゃんには純粋でいてほしいんだよ!!彼氏がいるなんて認めない!!』
まだ、はむかう3人に、
「いい加減にしやがれ!!ちゃんはお前らのアイドルなんかじゃねーんだよ!!
妄想もいい加減にしやがれ!!2人がどれだけ苦しんだと思ってんだよ!!」
ひのきが手をあげようとしたとき、橘が止める。
「そこまでにしろ・・・ひのき」
「・・・・・・・・・サンキュー、橘・・・お前ら!!ちゃんとちゃんと手塚に謝れ!!」
ひのきの言葉に3人は目線を外す。
「・・・国光君・・・」
2人の合間を見て、貴久が話し掛けた。
「パパ・・・」
「今回、をドイツに連れていくけど・・・よかったら追ってくるかい?」
貴久は手塚に1枚のチケットを渡した。
「これは・・・」
「明日朝1番のドイツ行きの航空チケット・・・ひのきと賭けをしたんだろう。これは景品だ」
手塚は無言でチケットを受け取った。
「追って来る、来ないは君の自由だ・・・」
「・・・・・・・・向こうで待っててくれ」
「国光・・・うん!!」
こうして、手塚とはよりを戻したのであった。
そのあと、ファン3人はと手塚の前で謝罪した。
3人の前ではこう言って、搭乗口に入っていった。
「これ以上、国光を傷つけるとか言わないで!!それと・・・私はアイドルになった覚えはないから」
午後2時、たちが乗った飛行機は日本を発った。
「行っちゃったね・・・」()
「でも、永久の別れじゃないんだし・・・」(越前)
「なんか寂しくなるね・・・」()
「うん・・・」(菊丸)
「でも、のことだからパソコン持って行ってそう」()
「クスッ、そうかもしれないね・・・」(不二)
「乾、向こうで11時間後は日本時間のいつになるんや?」()
「そうだな・・・・・・・・・ってところだろう」(乾)
「じゃあ、その時間くらいにメール、送れるね」()
「ネットなら世界に繋がってるからね」(河村)
「帰ったら受験勉強か〜」(桃城)
「仕方ないでしょ!!私たち受験生なんだし」()
「そーそー。あっ、!!今日も一緒にやろーね」()
「先帰るぞ・・・」(海堂)
「オレ達もかえろーぜ」(ひのき)
「そうだな・・・だが早退したから時間があるな・・・」(橘)
「ですね・・・どーしよー?秀ちゃん」()
「そうだな・・・何処かで遊ぶか・・」(大石)
「ならいつものストテニ場にいこーぜ!!」
ひのきを先頭に彼らは空港から出た。
「国光くん・・・家まで送るわ・・・」
「すみません・・・」
「いいのよ、君には明日の準備があるんですから」
手塚は凪の車で自宅に戻ったのであった。
キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!2005年からシリアス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
ということで、手塚ヒロインにファンが・・・しかも手塚と別れろ・・・
瀬川の場合・・・・かなりそいつら怒ってますねww(コラ)
でもでも、皆さんよ・・・この話、まだ続きますよwwレッツドイツ!!
また長編になるので楽しみにしてて下さいね&とうとうあっち方面突入いたします!!(宣言)
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それと本年もどうぞIt's My Time!!をご愛顧くださいませ(ペコリ)
著者:瀬川音符