は大和先輩の罠にはまり、只今部室にてお着替え中
そんな彼女をつい知らず、はアップをしていた。
もちろん、真田がアップに付き合っている。
「なんで真田なんだよ。俺がやるって言ったのに!!」(丸井)
「隙が無いですね・・・彼は」(柳生)
「ぷりっ」(仁王)
「う〜ん・・・そこまで言う弦一朗が珍しいが・・・何か引っかかるな」(柳)
柳の言葉になになにと丸井と切原が聞いてくるが、黙秘した。
「ジャッカル、どう思う?」
「どうって・・・」
「真田は今、俺たちの言葉なんて耳にも入らないよ。素直に言ったら?」
幸村は2人を見てジャッカルに話し掛けるが・・・
「なんともいえない・・・」
そう言い、ジャッカルは一歩引いた。
そんな姿に幸村はクスリッと微笑んだ。
では部室に・・・・・・
「でも大和先輩が仕組んでたなんてね・・・」()
「らしいといえば、らしいよね・・・」()
「うんうん」()
が着替えている合間に、話している彼女達。
着替えながらも、大和先輩の行動にため息をつく。
「先輩、シューズどっちつかいます?」
とがシューズをそれぞれ1足ずつに出した。
サイズを見て、履いてみる。
「こっち借りるね。ラケットどうしよ・・・?」
「私もも持ってきてませんしね・・・」()
「うん。シューズはいつも履いているから、貸せれますけど・・・」()
「秀ちゃんたちに借りたらどうです?」()
「それしかないんとちゃうん?」()
「だよね・・・」()
「よし、準備完了・・・にしても・・・」
久々のテニスウェアにスコート。
「スコート短いな・・・下にスパッツ履いてたから良かったものの・・・」
「仕方ないですよ。そういうものですから」
の言葉に、はそういうともウンウンと頷く。
「ほな、行こうか・・・」
9人は部室を出て、青学サイドに戻った。
彼女達が戻ってきたのに気づいた、彼らは・・・・・・・・・・・・・・・
のウェア姿に思わず、見入っていた。
つかさず・・・・
「似合うじゃねーの、あーん?」
「めちゃええやん、ちゃん」
「かっわE〜〜〜〜」
と跡部、忍足、ジロがそう言ってきた。
「あ・ありがとう・・・・」
そして・・・・元好きだった乾は、データだ!!と言わんばかりにノートに書き込んでいく。
大石&河村は顔を赤く染める。海堂は目線を逸らす。
「へぇ〜、大和部長。僕たちと同じレギュラーウェアを用意していたんだね」(不二)
「俺たちと同じだにゃ。にゃんだか仲間が増えたってかんじだね」(菊丸)
「ああ。ところでさん、ラケットはどうするんだ?」(橘)
「まぁ、順当に考えて手塚先輩のじゃないの?」(越前)
「そだな・・・ちゃん、手塚と橘と同じプレイスタイルだしな」(ひのき)
「ということは、オールラウンダーっすね?」(桃城)
「ああ。使ってみるか?」(手塚)
手塚は自分のラケットをに渡した。
ラケットを受け取り、は軽く素振りをして、ガットを見る。
「うん、なんとか大丈夫。国光、借りるね。あっ、向こうはもうアップしてるんだ」
コートを見ると、真田を相手にはアップをしていた。
「誰かアップ付き合ってくれない?」
レギュラーに問いかけると、
「オレがやりたい!!」
ひのきが手を上げ、主張した。
「ひのき・・・・でも・・・」
「橘、ラケット借りるぜ!!」
ひのきは勝手に橘のバックからラケットを取り出した。
そんな姿に、橘は「好きにしろ・・・」と呟いた。
「よし、行こうぜ。ちゃん!!」
「ひのき、シューズ!!」
「大丈夫だって。オレ、テニスシューズ履いてるし」
そういい、の手を引きコートへ入った。
「ほんじゃ、軽く行こうぜ!!ちゃん」
「アップだから本気で来ないでよ」
「へーい」
双子は、軽くラリーをしアップを続けた。
そんな中・・・・・
「ねぇ、手塚・・・さんがテニスやってたこと知っていたの?」(不二)
「いや・・・・」(手塚)
「ほんじゃあ、橘は?」(菊丸)
「ひのきは知っていたが・・・・さんもやっていたとはな・・・・」(橘)
「じゃあ、ひのきちゃんとはやったことがあるのかい?」(大石)
「ああ・・・いつも神尾達とやっていた」
「やっぱ強いんすか?」(桃城)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いつも神尾たちをボコボコにしていた・・・・」
その言葉に・・・・・・『ああ・・・・』と言うかのようにひのきを見る。
そして、アップを終えひのきが青学サイドに戻ってきた。
「あー、楽しかった」
そういい橘にラケットを返した。
コート内では、ジャッジが行われていた。
「フィッチ?」
が問いかけ、ラケットを回した。
「ラフ」
判定はラフ。
「サービス」
がサービス、
「エンド」
がレシーブを選んだ。
それぞれ位置についた。
ちなみにそれぞれのベンチには真田、手塚がいた。
『それでは女子シングルスを行います。
1セットマッチ、立海大 、トゥサーブ』
審判のコールが鳴り響き、試合が開始された。
「それじゃ・・・」
は高くトスを上げ、センターギリギリにサーブを打ち込んだ。
「まずは・・・ハッ!!」
はストレートにリターンをした。
まだ2人ともお互いの力を知るため、探りあい状態。
まずはお互いにサービスキープした。
『ゲーム 青学 !1−1』
「どう思う、乾?」
達のプレーを見て河村が問いかけた。
「まだ探り状態だろうが・・・そろそろどっちかが仕掛けてくるだろう・・・」
そういっていると、コート周りから歓声が上がる。
どうやら先に仕掛けたのは、だ。
「へぇ〜・・・確かに精市君が言ってただけあって強い・・」
そういい、ラケットを構えた。
また熾烈なラリーが続く。
「頑張れ、ちゃーん」
「やったれ〜!!」
「貴方の勝利は目の前です」
「が勝つ確率90%」
「こんな試合、早く終らせちゃいましょうよ。先輩」
そう・・・・・今のスコアは・・・・・
『ゲーム 立海大 !4−1 チェンジコート』
が大いにリードしていたのだ。
「そんな・・・先輩・・・こんな展開になるなんて・・・」()
「圧倒的に強いわね・・・さん」()
「どうなるんでしょうか、この試合・・・」()
「どう思う?」()
「らしくないね・・・」()
「うん。いつものならすぐにでも仕掛けるのに・・・・」()
「それって負けず嫌いってこと?」()
「そやろうな・・・」()
「お前ら、解ってないな・・・・」
ひのきの声に、全員が視線を向ける。
「どういうことッスか?」
海堂が問いかけると・・・・
「見てみろ、を・・・・」
ひのきが答える前に、跡部がベンチに座っているを見ながらそう言った。
「なんや、ちゃん・・・笑うとる・・・」
「これからですね・・・」
「ああ」
「、どうだ?」
真田の問いかけに、青学ベンチを見ながら、
「たいしたこと無い・・・まだ皆とやってた方が面白い・・・」
そう言い、あっけない顔をする。
「そうか・・・もう終らせろ」
「ええ」
「やはり、強いか・・・」
手塚は隣に座っているに問いかける。
だが・・・・はクスリッと微笑んだ。
「・・・」
「確かに強い・・・でも、そろそろかな・・・」
そういい、立海大ベンチを見る。
「ちゃん、そろそろやらねーの?」
フェンス越しにひのきが話し掛けてきた。
「久々だから、上手く出来るかは解んないけど・・・・」
「ちなみに誰、出来ねー?」
「う〜ん・・・・海堂君、桃城君、乾君、河村君、橘君・・・・かな?」
「この俺様は?」
ひのきは跡部に指差しをした。
「スマッシュ位かな・・・」
「そんじゃ『猫丸、魔王、卵、オチビ、手塚、俺様』で行ってみる?」
「まさか・・・プレー中に言うんじゃないんでしょうね?」
「もち!!」
「もう・・・」
そういい、はコートに入った。
『青学 、トゥサーブ!!』
はボールを2・3回着いた。
「おい、オレがさっきあげた中で、サーブを最も武器にしてるヤツ誰だ?」
「オチビのツイストサーブだにゃ」
「よし、ちゃ〜ん!!まずはオチビだ!!」
ひのきの声に、
「越前君・・・ツイストサーブ・・・」
はグリップの握りを変え、ボールを高く上げ鋭いサーブを打った。
「りょッリョーマのツイストサーブ!?」
そう、が放ったボールはに向って跳ね上がったのだ。
「へぇ〜・・・」
『15−0』
それからこのゲームは、が放ったツイストサーブにが対処できず
『ゲーム 青学 、4−2』
がサービスキープした。
「うっ嘘・・・」
「嘘じゃないわよ・・・さぁ、貴方のサーブよ」
「こんなことって・・・・・」
は力んで、サーブを打つ。
「それじゃ・・・・これはどうかな?」
そう言いながら、はサーブをライジングショットでリターンした。
「ライジング!?」
「まさか取れないの?」
「くっ!!」
『0−15』
「ほえ〜、今度はライジングショット・・・」(菊丸)
「ただのライジングじゃないね・・・」(不二)
「超(スーパー)ライジング・・・」(大石)
そんな事を話しているうちに、は次の仕掛けに入った。
なんと今度はスライディングし始めた。
「今度はドライブB!?」(桃城)
「さん、凄すぎだよ・・・」(河村)
『0−30』
そしてツイスト回転のスマッシュ、ドライブAを繰り出した。
『ゲーム 青学 、4−3』
は7ゲーム目でとうとうブレイクした。
「なるほど、そういうことか・・・・」(乾)
「なにか、解ったんすか?」(海堂)
「はコピーしているんだろ、ひのき」
乾の問いかけに、ひのきはにやりと微笑む。
「ああ、大正解だ。ちゃん、幼い頃からコピーの天才でさ。
見ただけで、ショット覚えちまうんだぜ。オレ、全然かなわねーし」
「だが、さっき俺たちの名前が出たのはどうしてだ?」
橘が問いかけると・・・
「さすがにちゃんでもコピーしきれねーところがあんの。
とくに・・・マムシ!!」
マムシといわれ、ムスッとする海堂。
「あいつのスネイク・・・だったけ?あれはさすがに無理だ。
あれは、マムシだからこそ出来るものだからな。
まっ、ももやタカさん、データはパワー不足で橘はまだ覚えてねーんだろうな」
がまたサーブを放つ。
「よし、そろそろ変えようぜ・・・卵!!」
「いきなりね・・・大石君か・・・」
そう言いながら、ラリーを続けていく。
「まさか、先輩・・秀ちゃんのテニスするのかな?」
はい、そのまさか・・・・
はラケットヘッドをカラカラとならし、トップスピンをかけた
ムーンボレーを出した。
『ゲーム 青学、 4−4』
とうとう立海大に追いついた。
「ゴメンね、国光・・ラケットヘッド、削っちゃって・・・」
「いや・・・だが・・・」
「ん?」
「1つ聞きたい・・・」
「なに?」
「何故、テニスしていたことを話さなかった・・・?」
「それは終ってから・・・さーってと・・・そろそろスパートかけちゃお。
ひのき、もう言わなくて良いから」
「およっ?ちゃん、戦闘モードだ。りょーかーい」
そういい、コートに戻った。
「なんで、どうしてあんなプレイが・・・」
はのプレイにパニックになってしまった。
「落ち着け、。相手はただのコピーだ。気負う必要は無い」
「うん・・・」
もコートへと戻った。
「そうよ・・・あっちはただのコピー・・・コピーごときで負けない!!」
そう呟きながら、コーナーギリギリにサーブを打ち込んだ。
「悪いけど、終わらせるわよ・・・」
は鋭いリターンをした。しかも外側に逃げるボール。
「させない」
はなんとか追いつき、ロブを上げた。
「可哀想だけど・・・決めさせてもらうわ」
そういいジャンプをし、スマッシュを打った。
しかものグリップを目掛けて・・・
「あっ!!」
見事にグリップに当たり、はラケットをはじかれた。
それと同時に、はまたジャンプをし・・・・
「破滅への輪舞曲(ロンド)・・・」
そういい、がいる逆サイドにスマッシュを叩き込んだ。
『0−15』
「俺様までコピーしやがるとは・・・やるじゃねーか、」
跡部も薄っすらと笑う。
そしてまたラリーが続き、が先手を取って前に出た。
「なら・・・」
前に出たのなら、ロブ!!と言いながらロブをあげた。
だが・・・
「だから甘いって・・・菊丸ビーム改め『ビーム!!』」
は菊丸のアクロバティックを見事にコピーし、菊丸ビームを出した。
『0−30』
「ほえ〜、菊丸ビームまでコピーされちゃった」(菊丸)
「もう、なんでもアリって感じ・・・」()
「それじゃ、。周助君は?」()
「いいの?」
「僕は構わないよ。見てみたいし」(不二)
「ていうか、オレたちには断りなしっすか?」(越前)
「あれはひのきが・・・って私がやってるから・・・しっかりとコピーさせてもらいました」
「決めちゃえ!!!!」()
の言葉どおり、はこのゲームも取った。
『ゲーム 青学、。5−4』
「それじゃ、最後に不二君と国光ね・・・ついでに越前君も加えて・・・」
はそういうと、2・3回ボールをつき、トップスピンのサーブを叩き込んだ。
「ツイストサーブや!」()
「先輩、全開だね・・・」()
「うん。もしかしたら、あたしたちより強いかも・・・」()
「強いってもんじゃねー・・・」(海堂)
「ああ、あれは手塚先輩クラスだ。俺たちが敵うわけねーよな、ねーよ」(桃城)
「ホント、凄いや・・・」(河村)
「ああ、見てて飽きない。こんな試合見るの、去年以来だな」(大石)
「そうだな。のデータも入ったしな」(乾)
そう話していると、
「決まったで。つばめ返し」
忍足がそういうと、目線はまたコートに向けられる。
『30−0』
がサーブを打ち、ラリーが続く。
そして、ラリーの中だけ走らされ、はその場から一歩も動いてなかった。
「先輩、一歩も動いてない・・・」()
「手塚ゾーンだな・・・」(橘)
「でもちゃんだから『ゾーン』だ」(ひのき)
「凄い・・・あっ!!」()
が反応すると、はバックハンドで構えた。
そして・・・
「3.2mmさがった。出るぞ!」
乾がそういうと、はドロップショットを繰り出した。
「絶対に返す!!」
は必死に前に出るが、ボールがコートに着くとバックスピンで戻っていった。
「そ・そんな・・・・」
『40−0』
「くそっ、マッチポイントかよ」(丸井)
「だがが敵わないとは・・・」(ジャッカル)
「ちゃん、悔しいじゃろうな・・・」(仁王)
「そうですね・・・かなりショックを受けているでしょう」(柳生)
「だが、あっちもやるな・・・幸村は知っていたのか?」(柳)
「もちろん。は俺の従姉弟だからね。ブランクがありながら、
相変わらず強いや」(幸村)
「こんなことで、負けない!!」
「そう・・・でも・・・・」
You still have lots more to work on・・・
「えっ?」
が理解する前に、は最後の一球をコートに叩き込んだ。
そしてボールはに跳ね上がった。
『ゲームセット!ウォンバイ青学 !6−4』
試合が終了した。
「なぁ、ちゃん・・・なんていったんだ?」
ひのきはが放った言葉が理解できず、問いかけた。
「先輩・・・オレの口癖までコピーしてるよ・・・」
「ということは、英語で『まだまだだね』っていったわけ?」
「そういうことだ・・・」
「ありがとう・・・・楽しかった」
は右手をに差し出した。
「コピーに負けるなんて・・・」
「コピーでもそれを磨いてこそ輝くの。
まぁ、ブランクのあった私が言えることじゃないけどね」
「ありがとうございました」
2人は握手を交わし、ベンチに戻った。
「よく頑張ったな・・・」
手塚はにタオルを差し出した。
「ありがとっ。コピー出さなかったら負けてた・・・」
タオルを受け取り、は汗を拭いながらそう話した。
「さて、俺の質問の答えを言ってもらおう」
「何故って言われてもな〜・・・」
「教えるといっただろうが!」
向きになる手塚に、はクスクスと笑う。
「ゴメンゴメン。だってテニスやってたなんていったら、どこかのテニスバカさんは
練習に付き合え!とか言ってきそうで・・・私よりテニスに走りそうと考えて教えなかったの」
「お前は・・・・」
手塚はタオル越しにの頭を撫でる・・・というよりぐしゃぐしゃにした。
「イタイイタイ!!」
「お前はそんな事だけのために、隠していたというのか!!」
「だって・・・・」
その頃・・・
「負けちゃった・・・」
はブルーな顔をしながら、ベンチに戻った。
「だが良い試合だった」
「ええ。悔しいけど、楽しかったわ」
「そうか・・・」
そう言いながら、騒ぎ立てている青学サイドをみると手塚とがじゃれているのが見えた。
「あの2人、付き合ってるんだね・・・堂々と・・・」
「・・・」
「弦一朗君、いい加減公表しようよ・・・」
「だが・・・」
「そんなに丸井くんたちが怖いの?」
の大きな声で、周りの視線が2人に向けられた。
「なになに、ちゃん。俺がなに?」
「俺がじゃなくて俺たちじゃろうが!!」
「さん、何かありましたか?」
「俺たちに話してくれ、」
「俺だって何でも聞きますよ」
そういい、5人はにアプローチする。
「それじゃ5人に言うね。
私、はここにいる真田弦一朗君と付き合っています」
からのいきなりの言葉に、5人は真っ白になる。
「そういうことだから、これ以上誘ったりしないでね・・・ってあれ?」
「そんな・・・先輩・・・」(切原)
「なんで真田となんか・・・」(丸井)
「許せんで・・・絶対許されんことじゃ!!」(仁王)
「全くです、真田君。貴方は抜け駆けという最も最低なことです」(柳生)
「そうだぞ、弦一朗。抜け駆けは最低だ」(柳)
「お前ら・・・・」
「「「「「俺とちゃん((先輩))をかけて勝負しろ!!」」」」」
5人の挑戦に、ジャッカルはため息。
幸村はやっぱり・・・という顔をしながら微笑んでいる。
「お前ら、立海大で決着をつけようじゃないか!!」
「「「「「よし!!覚悟しやがれ!!」」」」」
そして幸村以外のレギュラーは荷物を持ち、青学を走り去ったのだ。
「あっ、行っちゃった・・・それじゃ、また」
幸村は挨拶を終えると、皆の後を追っていった。
「で、結局・・・・立海大の人って・・・」
「試合より彼女が優先なんだろう・・・ところで、・・・」
「ん?」
「今度の休みは、テニスだ!」
「あ〜〜〜〜!!やっぱりテニスに走っちゃうんじゃない!!」
「あんなプレイを見せられたんだ。付き合え」
「うっそ〜〜〜!!もう、精市君と大和先輩のバカ〜〜〜〜」
こうして、リベンジというより何と言ったら良いのか解らない
立海大と青学の練習試合は幕を閉じたのであった。
「絶対イヤよ!!やらないからね」
「ダメだ!!」
「なんなら、オレとやらない?」
「もう、越前君まで!!」
その後、に高1&中等部レギュラーから試合を申し込まれたのは定かではなかった。
あとがき。
やっと連載終了・・・長かった・・・
結局真田彼女は、皆に公表はしたものの立海大メンバーは認めず、真田に勝負を持ちかけちゃいました。
それと、手塚彼女・・・彼女の本当の強さを出しちゃいました。
この手塚彼女のテニス過去話もいつかは書くと思いますので、楽しみにしていて下さい。
さて、かよママ様にはとってもいいリクエストを頂き、本当にありがとうございました。
これからもご愛顧してください。
このドリームに関するご意見、ご感想等をBbsにて受け付けています。
気軽に書き込んでいってください。
著者:瀬川音符
back
Dream Topへ戻る