私が選んだのは････････････ 私は授業が終わり、景吾君の携帯にメールを打った。 そして放課後･･････ 「なんだ、用って」 「あのね、この前の返事なんだけど･･････」 「聞かせてもらえるんだな？」 「うん。景吾君に告白される前に、国光君にも告白されたの。 　それでずっと悩んだ。２人とも大切な人だから･････ 　でも答えを出そうとしたの。だから･･････」 景吾君は何かを察したように私に問いかけた。 「国光を選んだんだな？」 私は顔が赤くなり、頷いた。 「そうか･････の気持ちが聞けてよかったぜ」 「景吾君･････」 「そんな顔をするな･･･」 「だって･････景吾君も大切なんだよ････告白されたとき嬉しかった。 　でも、私は国光君を選んだ･･･」 「それでいい。お前が選んだんだ」 「うん。ゴメンね、景吾君」 そういって私は俯き、泣いてしまった。景吾君は私の頭を撫でてくれた。 子どもをあやすように。 そして、夜･････ 私は国光君に電話をし、公園に呼び出した。 「ゴメンね、いきなり呼び出して･････」 「別にいい。の呼び出しなら」 「ならよかった。あのね･･････」 「この間の返事を聞かせてもらえるのか？」 「うん････聞いてもらえる？」 「もちろんだ」 私は１度深呼吸をし、国光君に私の想いを告げた。 「国光君に告白されてから、そのあと景吾君にも告白されたの。 　それでずっと悩んだ。２人とも大切な人だから･････ 　でも答えを出そうとしたの」 国光君は私の話を真剣に聞いていた。 「私が好きなのは国光君なんだって････私、２人から告白されなきゃこの気持ちに気づかなかった。 　国光君にも景吾君にも本当に感謝してる。ありがとう。大好きだよ、国光君」 私はありったけの想いを全部告げた。 「嬉しい、。物凄く嬉しい････絶対に大切にするからな」 そう言って私を抱き締めた。 「その言葉に期待してる････」 こうして私の恋のラビリンスから出ることができた。 38.ラビリンス　跡部景吾＆手塚国光 2500HITを報告してくれた月神風様に捧げます。 この話は跡部好きと手塚好きにはもってこいの話しにして見ました。 え〜っとリク内容は跡部と手塚のドリということでどっちにしようかと迷いましたが、 2人分書いちゃいました。お気にめされると光栄です。しかも分岐ドリにしてみました！！ ご意見、ご感想等を受け付けておりますので、気軽にBbsに書き込んでいって下さいね。 back 100のお題に戻る