テニスに挑戦!!





数日前、リョーマとテニスをするといい彼の家に行ったが、
わけあってテニスが出来なかった。
そのこともあって2人で改めてテニスをすることにした。


「ねぇ、。明日でいい?」
いきなりリョーマが問いかけてきた。
「部活は?」
「大丈夫。明日はコート整備で休みだからさ」
「そっか。じゃ、リョーマの家でテニスするの?」
リョーマは首を横に振った。
「あそこにはオヤジがいるし・・・・そうだ、ストテニに行かない?」
「ストテニ??」
その言葉にあたしは?マークを飛ばした。
「ストリートテニス、行ってみない?」
あたしはなんか楽しそうだったから、もちろん返事は・・・・
「うん、楽しみだな〜」
と答えた。









そして、当日。

迎えに来てくれたリョーマと一緒に近くのストリートテニス場に行った。
「ここ、何回か桃先輩と行ったことあるんだ。だいたいは夜に人が多いけど、
 今はそうもいないと思う・・・・さっ、行こう」
リョーマはあたしの手を引き、階段を上がっていった。
上にあがると、シングルスの試合をしていた。
それも見覚えのある人たち。

「越前じゃん。なんだよ、打ちにきたのか?」
リョーマに声かけてきた人は、この前遊園地で出会った神尾君だった。
「まーね。向こうのコート空いてる?」
「空いてるよ。越前君、一緒に打たない?」
更に伊武君もリョーマと話していた。
「悪いけど、今日は連れがいるから・・・・」
「誰だよ?連れって・・・・・・あっ、あの時の!!」
神尾君はあたしの顔を見て驚いていた。
そしてあたしのとこにきて挨拶をした。
さん!お久しぶりっす♪」
「こんにちは」
「じゃ、越前君の連れってさんなんだ・・・・いいな・・・・デート?」
「エヘヘ・・・・///」
伊武君にそういわれあたしは照れ笑いをした。
「そういうこと!、行こっ!」
リョーマは奥にあるコートに向いだした。
「待ってよ、リョーマ。それじゃーね」
2人にそういうと、あたしはリョーマを追いかけた。



「それじゃ、始めようか?はとりあえずこのラケット使って」
リョーマはバッグからラケットを取り出し、あたしに渡した。
「これっていつもリョーマが使ってるラケット?」
「そうだけど・・・・まずは軽く打とうか・・・・フォームとかはやりながら覚えていくし・・・・」
「でも、上手くコート内に入れられるか分かんないよ?」
「別にいいよ。最初は誰だってそうだし・・・・何度かやってるうちに分かってくるから。
 はい、ボール。の思うように打ってみてよ」
そういうとリョーマはあたしにボールを渡し、あたしと向き合い構えた。
あたしは授業でやったことを思い出しながら、上にトスをあげ、思い切りラケットを振り落とした。
「はっ!!」
あたしの打ったサーブは一発でサービス範囲内に入った。
「結構うまいじゃん!俺はが打てる球しか打たないから、安心して打ってきてよね。それっ!!」
リョーマは難なく打ち返した。さっきリョーマが言ってたようにボールはあたしの打ちやすいボールとして帰ってきた。
そして軽いラリーを続けた。

「それっ!!」
「次は右に打つよ」
あたしは徐々に身体がなれてきだし、ボールを追いかけるところまで出来るようになった。
「だいぶ分かってきだした。はっ!!」
「よかったじゃん。、筋がいいよ。これなら早く試合できそうだね」
「え〜〜〜〜、まだ早いよ・・・・リョーマ強いし・・・・」
「別にいいじゃん。ちゃんと手加減するからさ・・・・」
「ホントに?」
「ホントだよ。次ロブあげるから、スマッシュ打ってみなよ」
そういうとスマッシュの打ちやすいロブがあがった。
あたしはスマッシュの体制に入り、ラケットを思い切り向かいのコートに振った。
見事にスマッシュが決まった。


「やった〜〜〜〜!!」
「上手いじゃん。1回休憩する?」
「うん。喉かわいちゃった」
あたし達は近くにあったベンチに座り、休憩をした。




「さっきも言ったけど、試合しようか?」
「まだ無理だよ・・・・あたし打つだけで精一杯(><;)」
「でも結構打ってたじゃん。大丈夫だって・・・・・」
「だけど・・・・今日は勘弁してよ・・・」
「しょうがないな・・・でも今度は試合してよね?」
「うん」
そんな話をしていたら神尾君たちがこっちに来た。
「おい、越前!試合しようぜ♪」
「いいけど・・・・・神尾さんと?」
「なんだよ・・・・俺じゃなんか悪いのかよ?」
「別に・・・・・」
「ちょっと待ってよ、俺も越前君と試合したい・・・・」
「深司もかよ?そうだ、ダブルスってのはどうだ?」
その言葉にあたしは吃驚し、すぐに問いかけた。
「ちょっと待ってよ、それってあたしも入ってるの?」
「もちろんっすよ!いやですか?」
「だって、あたし試合すらやったことないんだし・・・・無理だよ。さっきもリョーマから断ったばっかりだし・・・・」
「そうっすか・・・・残念です・・・・」
「ゴメンね・・・・・」
あたしが神尾君に謝ってる時、ある人物がコートに入ってきた。

「おーっす!神尾!!」
「桃城!!ちょうどよかったぜ。試合しようぜ♪」
「いいねぇ〜って越前!いたのかよ・・・・」
「なんすか?俺がいちゃいけないんすか?桃先輩」
「いや、そんなことないけどよ・・・・先輩も一緒なんだ?」
「そうっすよ。文句あるんすか?」
「別にねーよ。ちーっす!先輩」
「こんにちは。桃城君」
「それより試合しようよ。このままじゃ他の奴らまできそうだし・・・・」
「そうだな♪シングルスでやるか、それともダブルスで・・・・・・」
「神尾!久々にダブルスしようぜ!!お前達もいいよな?」
「別にいいけど・・・・組み合わせは?」
「俺もいいよ。前のでいいんじゃない?」
「そうだな!俺と桃城、深司と越前で試合だ♪」
そういい彼らはコートに入った。

「おい、神尾!今日は勝つぞ」
「ああ、もちろんだ!」

「あーあ。もう熱くなってるよ」
「今回も負ける気はないけどね」

そして試合が始まった。









あたしはマジマジと試合を見ていた。
さすがは全国に行くだけの実力がある。
お互いが一歩もひかない。






結局7−5でリョーマたちが勝った。

桃城君と神尾君はなにかもめていた。
リョーマと伊武君は勝利に固く握手していた。

「リョーマ、凄い!!カッコよかったよ」
「そう?楽勝だったけどね・・・・・」
「リョーマ、また強くなったんじゃない?」
「まーね。ねぇ、。ご褒美欲しいんだけど」
「ご褒美?なに??」
そう問いかけるとリョーマはあたしを引き寄せいきなり口付けをした。
「///リョ・リョーマ・・・・・」
「俺さ、もっと強くなるから今度はからしてよね」


リョーマが行った行為を見てしまった神尾君と桃城君は真っ赤な顔をし、その場に倒れた。
伊武君はと言うと、なにやらぼやき始めた。

「なんだよ、見せ付けちゃってさ。いいよな〜彼女がいるって・・・・・Endless」

3人をみたリョーマは『まだまだだね』と言い、ニヤリと笑った。

スランプの中、なぜかリョマ夢が書けた。不思議だ〜〜〜〜〜
え〜〜〜Bbsにてリョマ夢が好きだと言う声を聴きまして、甘く??甘くないかな?ちょっと微妙ですね・・・
こうやってドリ書いていてもスランプって起きるんですね・・・・
書けないときは本当に書けない・・・・なんとかスランプを脱出できるように頑張ります。
スランプなので、かなりの駄文ですがご意見、ご感想等を受け付けていますので、気軽にBbsに書き込んで下さい。
ここまでお付き合いしてくれて、ありがとうございました。

2003.9.9
著者:瀬川音符

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