僕の気持ち、嫌でも受け取ってもらうよ。
君がいるから僕もいる
ホワイトデー前、僕は英二と一緒に街に出た。
もちろん、バレンタインデーの時にから愛情いっぱいのチョコを貰ったからね。
お返しは当たり前。
どうせ、手塚のことだから忘れてると思って手塚も誘ったんだ。
聞いてみて案の定そうだったし・・・
そしてもう1人、最近虚ろな大石も。
もちろん、恋愛としては先輩だから色々聞くことも出来るしね。
でも大石の気持ちはなんとなく決まっていたみたいでちょっとつまらなかった。
そして、僕たちがプレゼントで悩んでいるとさんとも逢ってしまった。
さんの言葉になるほどって思ってしまった。
気持ちか・・・・それもいいね。
それから僕たちはプレゼントを買い終え、それぞれ帰った。
そして・・・・14日。
僕は携帯を持ち、に電話をかけた。
『周助君vv』
電話に出た途端、僕の名前を呼ぶなんてらしいね。
「vv今、大丈夫かい?」
『うん、大丈夫。結構暇してるから』
「なら、今からそっちに行ってもいいかな?」
『もちろん!待ってるね』
電話を切り、僕はプレゼントを持っての家に行った。
インターフォンを鳴らすと、すぐにが出てきた。
「周助君vv」
「やぁ、vv」
に「入って」と言われ、僕は家に足を踏み入れた。
「お邪魔します」
僕たちはすぐに2階に上がり、の部屋に入った。
「嬉しいな、周助君が来てくれて」
「そうかい?ならいつでも来ようか、今は時間もあるしね」
僕の言葉にはにっこりと微笑む。
「あっ、そうだ。僕、に渡すものがあったんだ」
「なぁに?」
僕は小さな箱をに渡した。
「開けてみて」
は器用にラッピングをはがし、箱を開けた。
「あ〜、アクセだ〜〜」
「に似合いそうだったからね。それにバレンタインのお返しだよ」
の耳元でそう呟くと、初々しく顔を真っ赤にした。
「つけてあげるよ、貸してごらん」
クロスのアクセサリーを受け取り、僕はに覆い被さるように腕をまわし着けた。
「うん、ピッタリ」
「ありがとう、周助君」
僕はクスリと微笑み、腕を回したままをじっと見る。
「・・・僕はもうを離すつもりはないからね」
そう言い、深くに口づけをした。
僕をこんなにした君だよ。もう誰にも渡しはしない。
そう・・・・誰にもね・・・・・
不二さま偏のホワイトデー話・・・というより、今回はちょっと黒い?って感じが・・・
『君がいるから僕もいる』なんか執着心バンバンって感じ・・・
誰が敵になってもお手製の黒魔術で撃退してそう・・・><;
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著者:瀬川音符
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