11/28・・・この日は好きな人の誕生日・・・
LOVE・テディベア
11/24
今日は祝日で休み。受験勉強の息抜きに私達は4人で街へと出かけた。
「う〜ん、久々〜〜!!出かけるの」()
「ホント!いつもなら勉強だもんね」()
「仕方ないよ、受験生だもん・・・高等部に上がるためには勉強あるのみ!」()
「あはは・・・」()
ウィンドウショッピング街を歩きながらそう話していると、ある1つのお店に目が入った。
「あっ、このテディベア可愛いvv」
がウィンドウを見ながら私たちを呼びつけた。
「あっ、本当だ」()
「そういえば、菊丸君。テディベア好きだったよね、?」()
の問いかけには頷いた。
「菊丸君の誕生日、28日だし・・・また合同であげようか?」
の意見にとは賛成した。
そして4人でそのお店に入った。
そこはテディベアの専門のお店。
達は小さなテディベアを3つ手にし、レジへ向った。
「プレゼント用ですか?」
「はい、出来ればラッピングを青にしてもらいたいんですけど・・・」
「解りました。少々お待ち下さい」
ラッピングしてもらっている間、私達は店を見て回った。
見てると、私は1つのものに手をかけた。
―――これ、英二が好きそう・・・・
「、それ買うの?」
私がじっと見ているとが声をかけてきた。
「!!どうしようか、迷ってる・・・」
「でも、の顔には『菊丸君にあげたい』って書いてあるわよ?」
の言葉に顔が熱くなった。
「ラッピングでお待ちの様・・・」
「あっ、呼ばれてる。まぁ買うかは次第だけどね」
はそのままレジへと移動した。
それからお茶飲んで、それぞれ解散した。
私は意を決してさっきの店へ戻った。
そして、英二の誕生日プレゼントを買った。
11/28
「うにゃ〜〜〜、寒い・・・」
11月の下旬となれば冷たい北風が吹く。
「それはそうだろう・・・冬だぞ」
「だよにゃ〜」
英二と大石君はさすがダブルスのペアを組んでいるだけに仲がいい。
登校もいつも一緒。
でも、私を見つけると・・・・・・・
「あっ、〜〜〜〜〜〜(抱き)おっはよ」
と挨拶がてら抱きついてくる。
「もう!重いってば・・・・」
「にゃはは・・・」
「おい、英二。本当にさん、苦しそうだぞ」
大石君が英二にそういうと・・・
「うにゃ?わ〜〜〜ゴメン、。苦しかった?」
英二は真っ青な顔になり、私から離れる。
「大丈夫・・・だから・・・大石君、ありがと」
大石君はにっこりと微笑、英二を指で指す。
「英二??」
「ゴメンにゃ〜、」
さすがに今回は反省してるし・・・
「いいよ、もう慣れたし」
その言葉に顔が明るくなり再度抱き付いてくる。
「〜、今日はなんの日だ?」
でた、毎年恒例のこの言葉!!
英二はにっこり笑いながら私に問いかけてくる。
「なんだったけ??」
私はとぼけるようにそう言った。
その言葉に、英二は悲しい顔になり大石君に泣きつく。
「うわ〜ん、大石。が酷いこと言うにゃ〜!」
ただただこの反応が面白くて、毎年そういってるんだけど毎度のことのように
英二は引っかかる。
それには大石君も私もつい笑ってしまって・・・・
「にゃんで2人とも笑うのさ??」
「英二・・・本当によく引っかかるな、さんの言葉に」
「うにゃ?」
大石君の言葉を理解できなかったのか、英二は?マークを飛ばす。
「私が忘れるわけないでしょ。英二の誕生日を」
私がそういうと、英二はにっこりと笑い「そうだよにゃ〜」と言う。
「あとであげるからね。プレゼント」
「解ったにゃ〜」
「俺も手塚達と一緒にプレゼントを用意してるからな。楽しみにしてろよ、英二」
「サンキュー、大石」
学校に登校すると、早速英二のFCの女子たちが英二に迫ってくる。
手塚君や不二君みたいにそんなには多くは無いけど、誕生日となれば必ず迫ってくる女子は多い。
「菊丸君、誕生日おめでとう。これ受け取ってね」
「先輩、これ受け取ってください」
「みんな、ありがとにゃ」
英二はそういいながらプレゼントを受け取る。
私はそれを見流しながら教室へと入った。
そして、授業を着々と進んでいき、放課後・・・
今日は皆と図書室で勉強会。
「勉強を始める前に・・・・菊丸君」
がいきなり英二に話しかけた。
「にゃに?さん」
と愛香と一緒に、この前買ったプレゼントを英二に渡した。
「はい、これ私達から菊丸君に」
「誕生日プレゼントだよ」
「うわ〜、ありがと。にゃにかな〜」
英二は早速プレゼントを開けはじめた。
「あっ、ミニ大吾郎だ〜〜」
「大吾郎?」
が”大吾郎”と言う菊丸に疑問が浮かんだ。
「実は英二の家には大きなテディベアがあって、その名前が大吾郎なんだよ」
の疑問に不二君が答えた。
「あ〜なるほど・・・」
も納得したみたい・・・
「手塚、俺達も渡さないか?」
「そうだな・・菊丸、これは俺達からだ」
手塚君が英二にプレゼントを渡した。
「サンキュー、手塚。こっちはにゃにかな?」
そして・・・・
「にゃんだよ、これ!!参考書!?」
「今の英二には必要だろ。これは・・・」
吃驚する英二に、さわやかに答える大石君。
「今日は嬉しい事ばかりだにゃ・・・でも・・・」
英二はにっこり笑いながら、私のほうを見た。
「やっぱ本命のも欲しいにゃ」
そしてニヤと笑った。
「だから、あとであげるって・・・」
そして勉強会も終わり、私と英二は家に向っていた。
「それにしても、今年も大漁だね。英二」
私は英二の手荷物を見て、話しかけた。
「そうだにゃ〜。もらえるのは嬉しいけど・・・やっぱ本命がいいにゃ」
図書室で同じように笑いかける。
「その前に!!これじゃ渡しても持ち切れないでしょ。家に帰ってから持っていくから」
「解ったにゃ〜」
それから家に一度帰り、私は英二の家へとプレゼントを持っていった。
「こんばんは〜〜〜」
「あれ、ちゃん。英二なら部屋よ」
「ありがと、お姉ちゃん」
私は通いなれた英二の家に入り、2階へとあがった。
――コンコン
英二と下のお兄ちゃんの部屋のドアを叩いた。
「ほいほ〜い」
英二がドアを開けた。
私とわかった途端、抱きついてきた。
「〜〜〜〜〜〜待ってたにゃ〜(抱き)」
「もう!!重いってば!!ってお兄ちゃんは?」
「兄ちゃんはまだ帰ってないにゃ〜」
「そっか・・・」
「入って、入って!!」
英二は私を部屋に招いた。
私が座ると、英二も目の前に座り目をうるうるさせ、見つめてくる。
小さくため息をつき「はい、これ」と言い、プレゼントを渡した。
英二は大喜びで、プレゼントを開けていく。
「うわ〜〜〜、カワイイにゃ〜」
英二が手にしたのは恋人のテディベアの置物。
英二の喜ぶ顔をみてつい私の顔も綻んでしまった。
「これって俺とみたいだにゃ〜」
「え・英二///」
「にゃはは///いいよね?」
英二が私に迫ってきた。
私が頷くと英二のぬくもりが重なった。
「おめでと、英二・・・」
「サンキュー、・・・」
ほいっとな、菊ちゃん夢お久々〜。そしておめでと〜〜〜〜
いや〜やっぱり菊ちゃんとくればテディベアが浮かんできて、こんなの書いちゃいました。
次のBDドリはリョマたんだね・・・う〜ん、クリスマスだ〜〜〜!!
これはこれで大変そう・・・
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著者:瀬川音符
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