私達は、彼らの公式試合を見たことがなかった。





関東大会 1回戦





テニス部が関東大会の出場権をとり、更にハードな練習に取り組んでいる。
私達もコンクールに向け、練習をしていた。
だが、私達は彼らの公式試合を見たことはなかった。

「そういえばさ、あたし達って周助君達の公式試合、見たことないよね?」(
休憩の合間にが3人に問いかけた。
「そうだね・・・・・いつもはランキング戦ばっかり見てたもんね〜」(
「それは私達がコンクールの予選で重なってたから、見に行けないのは当然」(
「確かに・・・・・・」(





「ねぇ、次の関東大会、見に行かない?」(
「いいね〜、あたし行きたい!!」(
「私も!!」(
「次の予選に重ならないといいけどね・・・・・」(
の言葉で沈黙が走る。


「だったら調べようよ!重ならないか」(
「賛成!!確かもう組分けが終わってるらしいから・・・・」(
「でも誰に聞くの?」(
「「それはもちろん・・・・・・・」」
を見て、ニヤリと笑った。
「な・何よ・・・・・もしかして、手塚君に聞いてきて!っとでも言いたいわけ?」(
「分かってんじゃン、さすが」(
「だって手塚君、部長だしね〜。よろしく頼んだ!」(
「全く・・・・・・・」(
は深くため息をついた。
そのとき、校内放送がかかった。


『手塚先輩、先輩。至急、生徒会室に来てください。繰り返します――――――――――』


「おっ、早速チャンス到来!!早く行きなよ」(
「ちゃんと聞いてよね」(
、頑張ってね・・・・・」(
まで・・・・・・・分かったわよ!聞いてみる・・・・じゃ、行ってくるね」(
「「「いってら〜」」」
は音楽室を出て、生徒会室に向った。






生徒会役員に呼び出されたと手塚。
2人は役員に指示をし、仕事を着々とこなしていった。
そして仕事が終わり、役員も帰り2人きりになった。

「終わったね・・・・・・」
「そうだな」
は背伸びをしながら手塚に話しかけ、手塚は表情を変えずに答えた。
「練習、してたんでしょ?その格好だから・・・・」
そう、手塚はレギュラージャージを着たまま、生徒会室に来ていたのだ。
「まぁな、着替える時間もなかったしな。あとでコートに戻るつもりだったからな」
「次は関東大会だっけ?」
「ああ」
はさっき達に言われたことを思い出し、さりげなく手塚に聞いてみた。
「いつあるの?」
「次の日曜だな。どうした、がそんなこと聞くなんて・・・・・」
「珍しい?」
「いや、そんなことはないが・・・・・・」
「実はね、さっき皆で話してたんだけど、公式試合見たことないな〜って・・・・・
 それで次の日曜、予選に重なってないから見に行きたいな〜って思ってて・・・・・・」
「そうか・・・・・・来てくれるのか?」
「うん・・・・迷惑じゃなかったらだけど」
「迷惑なんて全くといってない!来てくれるだけで嬉しいんだ///」
手塚は照れながら言った。
「よかった・・・・・」
は手塚ににっこりと微笑んだ。
手塚はふいにを自分の腕の中にしまいこんだ。
「///て・手塚君??」
いきなり抱き締められ、吃驚する
「・・・・・・・・・・・すまない、何故だか嬉しくてこうしてしまった」
「いいよ、別に・・・・・試合、頑張ってね・・・・・」
「ああ」
そのまま暫く抱き合っていた。



「そういえば、対戦相手は?」
は思い出したように手塚に問いかけた。
「氷帝だ・・・・・」
「えっ、去年負けたところじゃない!大丈夫なの?」
「心配するな、俺たちは負けない」
「そうだね・・・・・でも油断大敵だよ!!」
「分かっている」
「私、応援するからね」
「よろしく頼む」



そしては音楽室に、手塚はテニスコートへと戻った。



、遅い〜〜〜〜〜!!もう皆帰っちゃったよ」(
「ゴメンゴメン」
「で、聞けれた?関東大会の日程?」(
「ま〜ね」
「早く教えてよ!!」(
「はいはい・・・・・・次の日曜だって。予選と重なってないからいけるよ」

「「「やった〜〜〜〜〜〜!!」」」





そして、関東大会1日目を迎える。




ほい、何故今頃氷帝戦?と思いでしょう。実は早く書きたかったんですよね〜。
この話・・・。いや〜パラレルや他の部分で関東大会の話を考えてなかったんですよ〜。
で、今AT-Xでテニプリ再放送してるんですよ。しかも氷帝戦!!
これはチャンスと思い、書いちゃいました。

というわけで、次の話は4人ヒロイン物語ではなく個人のほうで書いていきます。
順番的には、菊ちゃん、不二(魔王)、手塚、リョマの順番がいいと思いますよ。
話の順番で・・・・・・

ではでは、次は菊ちゃんのドリで会いましょう!!
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