君が生まれた大切な日を、僕は絶対忘れたりはしないよ・・・
Sweet×Sweet×Sweet
2/14、僕たちは4カップルで遊びに出かけた。
だけど、時間は過ぎていきそれぞれ分かれた。
「ねぇ、。お茶、飲もうか?」
僕はの手を握ったまま、問いかけた。
「う〜ん・・・そうだね、そうしよっ!」
「じゃ、決まりだね」
近くのカフェに入り、簡単に注文した。
「今日は久々に遊べたね」
「うん、やっと受験が終わって楽になれたからね」
「そうだね・・・」
2人はお茶をしながら話をしていた。
「ねぇ、周助君。昨日、あれから本当に全部断ったの?」
の問いかけに、僕はクスリと微笑み、
「もちろん。僕はだけで十分だから」
と愛情いっぱいにそう言った。
「周助君vv」
「貰えるかな?」
「もちろん」
はバックからチョコを取り出し、僕に渡してくれた。
「ありがと。開けてもいい?」
「うんvv」
僕は嬉しさのあまりに微笑みながら綺麗にラッピングをはがし、箱を開ける。
「これ・・・・手作りなんだね?」
料理に不慣れな、少し歪んだチョコをみて、僕はに問いかけた。
「うん。達と一緒に頑張って作ったの」
「食べてもいいかな?」
うんと言い、は頷いた。
僕は1つのチョコを口にし、「美味しいよ」といった。
「よかった・・・喜んでもらえて」
「それじゃ、これは僕から・・・はい、」
僕はに1つのプレゼント渡した。
「周助君?」
「本当は後で渡そうと思ったんだけど、今あげるね」
「これって・・・」
「そうだよ、のBirthdayプレゼント。昨日祝えなかったからね」
「ありがとう。周助君」
に贈ったのは、オルゴール。
さっき、8人で出かけたときが真剣に見ていたのを僕は見逃さなかった。
「周助君。開けてもいい?」
「もちろん」
は嬉しそうに、ラッピングをはがしオルゴールを取り出した。
「あっ・・・これ・・・」
「欲しかったんでしょ?」
「それじゃ・・・」
「うん・・・・あの時にね・・・」
そう、あの時・・・・
―――回想―――
僕たち、8人は街に出ていろいろとウィンドウショッピングを楽しんでいた時だった。
「ねぇ、これカワイイ」()
「どれ?」()
さんが指していたのは、1つのオルゴール。
「あっ、デザインがいい」()
「ホントだ〜〜。曲はなんなのかな?」()
「入ってみようよ」
彼女達はすぐ店の中に入り、オルゴールの音色に浸っていた。
「曲もいい・・・欲しいな・・・」
僕はその言葉を聞き逃さなかった。
でも、値段的に高かった所為か、彼女達は購入を諦め、店を出た。
「ねぇ、手塚・・・しばらくを頼んでもいいかな?」
僕は手塚に頼んだ。
「どうした?」
さすがに不審に思ったんだろう・・・僕に問いかけてきた。
「さっきのオルゴール。にプレゼントしたいんだ・・・
昨日、の誕生日を祝ってあげれなかったからね・・・いいかな?」
手塚は何も返事せず、ただコクリと頷いた。
僕はそれをOKサインとみなし、
「ゴメン。ぼくちょっと・・・」
「周助君?」
「すぐ戻ってくるから。待ってて」
僕は急いでさっきの店に戻り、オルゴールを買った。
―――回想終了―――
「・・・ということなんだ」
「そうだったんだ・・・ありがとっ、周助君」
「僕こそゴメンね。本当は13日に祝ってあげたかったのに・・・」
「ううん。周助君が祝ってくれただけで、嬉しい」
の微笑みに、僕も微笑んだ。
「・・・Happy Birthday」
「ありがと、周助君・・・」
僕たちは、周りの人たちに目も遣らずに口づけを交わした。
甘いの3連発。もう、タイトル通りだね。不二さまになると絶対甘くなる。
当然、手塚やリョマたん、菊ちゃんもそうだけど・・・瀬川は甘いのしか書けないのか!?もしかして・・・
う〜ん・・・微妙だ・・・でも、受けはいいし・・・
やっぱ恋愛は甘くないと!!(いいのか?言い切って!?)
そりゃ、悲恋もあるけど・・・瀬川は出来るだけ甘いので行くさ!!
さてさて、『Sweet Day or Bitter Day』の続き・・・というより、彼女BDドリです。
いや、手塚にリョマたんの彼女祝っておいて、不二さまの彼女祝わないのは不自然と思い、
続きVerで書きました。
ああ、次の不二さま夢・・4年に1回のBD夢だわさ。不二さまBD夢はあるイベントに投稿しました。
まぁ、14日にはUPしますので楽しみにしていて下さい。
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著者:瀬川音符
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