1月に入り、ラストスパートに入った。
勉強×受験×そして・・・・
今回の青春学園高等部の内部推薦入試が1/27に行われる。
そして一般入試は2/2。
3学期に入り、10人の勉強モードはますます上がっていた。
今日も図書室で勉強会が行われていた。
「周助君、ここはこれでいいの?」
「うん、あってるよ。」
「え〜っとこれがこうだから・・・」
「タカさん、そこはこう解いた方がいい」
「そうか・・・サンキュー、乾」
「〜〜。ここどうやるの?」
「。ここは、代名詞を使って・・・・・・」
「なるほど・・・」
「〜、ここ解る?」
「え〜っとね、ここは・・・・」
「にゃ〜るほど。ありがとっ(抱き)」
「だからって抱きつかないでよ、英二・・・」
「手塚、ここ解るかい?」
「そこはだな・・・・こう解くんだ」
「なるほど・・・ありがとう」
いつの間にか時間は過ぎていき・・・・・・
『下校時間となりました。校舎内に残っている生徒は帰宅して下さい』
校内放送が流れ、
「今日はここまでだな」
「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」
そういい、帰りの準備を始める。
校舎を出て、校門に向う途中に越前、海堂、桃城と合流した。
「あと数週間で入試だね」()
「私、自信ない・・・」()
「同じく・・・・」()
「俺もだにゃ〜」(菊丸)
「俺も不安だな・・・」(河村)
「おいおい、受験前にナイーブになるなよ」(乾)
「そうだよ。だから今まで勉強してたんだろ?」(大石)
「大丈夫。皆で高等部上がるって言ったじゃない?」()
「ああ、そうだったな」(手塚)
「ほら、英二達も暗くならないで」(不二)
「そうっすよ、明るく行きましょうよ!!」(桃城)
「頑張って下さい」(海堂)
「内部入試なんだし、楽勝じゃないの?」(越前)
「越前、それは違うぞ」
リョーマの言葉に手塚が口論する。
「何でッスか?」
「いくら内部推薦だろうが、試験には変わりない。
受かるやつもいれば、落ちるやつもいる。それが入試だ。
ただ内部推薦は一般と違い、内申書もかなり詳しく書かれているんだ」
「へぇ〜、そうなんすか・・・」
「内申書なら皆はクリアみたいなものだけどね・・・」
納得する越前に不二が更にこう言った。
「なんでっすか?」
桃城が問いかけてきた。
「ほら、僕たちはテニス部に所属していて全国優勝もした。
たちはコーラス部に所属してコンクールでグランプリを取った。
こういうのも内申書に書かれるんだよ」
「あと委員会、部の部長とかもそうだよね」
不二の解説に付け加えるようにも言う。
「そうだね。手塚やさんは生徒会、さんは部長、さんは図書委員。
全て内申書に書かれるんだ」
不二の解説におお!!と感心する桃城と越前。
「そういえば、27日って確かの誕生日だったよね?」
が受験の話から流そうとして話題を出した。
「えっ・・・そうだけど・・・」
「受験とともに誕生日か・・・ある意味、凄いね」
がそういうと
「そうそう、でもって次の日があたしの誕生日!!」
とも誕生日の話題に入った。
彼女達に話しに彼らは・・・・
「手塚は当然、知ってたんでしょ?」
「ああ」
「オチビは?」
「知らなかったっす・・・全く」
と彼氏'sはなにやら話していた。
「ねぇ、入試終わったらとの誕生日兼ねて、みんなで遊びに行かない?」()
「それいいね。僕は賛成だな」(不二)
「俺も賛成だにゃ〜〜!!」(菊丸)
「俺もッス!!先輩たちが入試の時は俺たち休みだし」(桃城)
「俺も賛成だよ。勉強の疲れを飛ばすのにはちょうどいい」(乾)
「ふしゅ〜(いいっすよ)」(海堂)
「私も賛成!!」()
「俺も」(河村)
「俺も賛成だけど、遊びに行くんなら一度俺たちが帰ってからになるよ?」(大石)
「別にいいんじゃないっすか?オレも賛成」(越前)
「あたしも賛成だよ」()
「賛成だけど、別に誕生日祝わなくてもいいのに・・・」()
「「「ダメ!!絶対祝うの!!」」」(、、)
「はいはい・・・」()
「俺も賛成だが、どこへ行くつもりだ?」(手塚)
手塚の言葉に皆はう〜んと悩み始めた。
「まっ、受験が終わってから考えよーーー」
菊丸の能天気言葉で話は終わってしまった。
それからそれぞれ家路についた。
それからまた数週間が経ち、とうとう受験当日になった。
今日は中等部は休みとなり、受験生が続々と集まってきた。
今回は内部推薦、外部推薦の入試が同時にある。
筆記の基本5科目(国語、数学、社会、理科、英語)と面接がある。
午前は筆記試験が行われる。
だが、青学に通っている生徒達にとっては持ち上がるための一種の試練でもある。
外部から来たものは、そわそわとしていた。
「おはよ」()
「おはよ・・・いよいよだね・・」()
「うん・・・」()
達はなんやら緊張していた。
それを見たは・・・・・
「大丈夫、今まで努力してきたのよ!!明るくイコ」
「「「ウン」」」
3年の教室は内部推薦の青学生徒が使い、2年の教室を外部推薦の生徒が使うようになっていた。
そして1年の教室、特別教室で午後から面接が行われる。
『それでは筆記試験を開始します』
キーンコーンカーンコーン
チャイムとともに試験が開始された。
「おっ、乾に教えてもらったところが出てるにゃ〜」(菊丸)
「これなら上手くいきそう」(河村)
「平常心、平常心・・・」(大石)
「あっ、僕の山が当たったね(クス)」(不二)
「俺の入試対策は完璧だな」(乾)
「よかった、結構出来るものね」()
「あっ、ここリョーマに教えてもらった英文だ!ラッキー」()
「ホントが言ったとおり、今までの努力の成果だね」()
「意外と普通ね・・・でも・・・油断大敵」()
「いい問題だ、だが油断せずいこう」(手塚)
そう呟き(思い)ながら筆記試験を受けていった。
キーンコーンカーンコーン
『はい、そこまで!鉛筆をおいて』
試験管のコールで5科目の筆記試験が終わった。
試験管と助手の生徒が回答用紙と問題用紙を集め終え、
『只今から昼休憩に入ります。1時から面接試験を行いますので
それまでに教室に戻って置いて下さい』
そういうと試験管たちは教室を退出した。
「終わった〜〜〜、どうだった?」
は後ろを振り向き、に問いかけてきた。
「手ごたえはあった。でも面白かった」
「らしいお言葉ですこと・・・お昼、どうする?」
「そうね・・特別教室は使えないし・・・」
2人がう〜んと悩んでいると・・・
「、」
達が顔を覗かせて声を掛けた。
「に・・・」
2人は1組に入ってきた。
「どうだった?」()
「出来るだけのことはしたよ・・・」()
「あたしもそうだよ!でも結構出来た」()
「は?」()
「あたしもと同意見!!は聞かなくても解る」()
「ウンウン『手ごたえがあって、面白かった』でしょ?」()
「ご名答・・・それで何しに来たの?」
が問いかけると、2人は弁当箱を差出し「食べよ」と言った。
とが頷くと、1組に黄色い声が上がった。
「やっぱりここにいたんだね、vv」
そう黄色い声の原因は不二と菊丸の登場であった。
「一緒に弁当食べようにゃ?」
「いいけど、どこで?」
は菊丸に問いかける。
だがその返事は・・・・
「大丈夫だよ。いい場所があるから、ねっ手塚?」
不二が答え、手塚に言う。
「ああ、行くぞ」
手塚は弁当を手にし、教室を出た。
あとを追うように達も教室を出る。
そして着いた場所は・・・・・・・
男子テニス部の部室だった。
「なるほど、部室ってワケね」()
「確かに穴場ね」()
「でしょ?さっ、入ろう」(不二)
7人が部室に入ると大石たちもいた。
午前の筆記試験のことを話しながら、10人で食事を楽しんだ。
「午後から面接だね」()
「筆記は何とかなったけど、緊張してきた」()
「大丈夫!!ならいつもどおりにやればいいんだにゃ」(菊丸)
「へぇ〜、英二でもそんな事言うんだね。感心、感心」(不二)
「にゃんだよ〜〜>3<」
「冗談だよ」
「だが、油断はするなよ」(手塚)
「そうね、いくら普段どおりにしても何聞かれるかは解らないんだし」()
「うわっ、プレッシャーかけないでよ・・・」()
「かけてない、かけてない!!」
「う〜〜〜><;」
1時10分前になり、教室に戻るため部室を後にした。
3年の階につくと、やたら目立つ制服が2つあった。
3年教室は今通っている青学の生徒だけのはずだ。
どうやら迷ったらしく、手塚とが2人に駆け寄った。
「どうかしました?ここは3年の階ですよ」
が問いかけると、
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!ちゃんだ!!」
声を上げ、ひとりの少女はに抱きついてきた。
「ひのき、ここで何してるの?」
そう、の双子の妹のひのきだった。
「いや〜、面接前にちゃんと弁当食べようとしたんだけど、どこ覗いてもいないしよ。
焦ったぜ。外行ってたの?」
「うん・・・そうだけど・・・」
「あ〜、よかった。ちゃんに逢えてよ」
「はいはい・・・ひのきも推薦があったのよね・・・」
「ヘヘヘ・・・手塚も久しぶりだな」
ひのきは手塚にも声を掛ける。
「ああ・・・・・」
「おい、ひのき。そろそろ戻るぞ」
もうひとりは橘だった。
「おうよ!!ちゃん、面接終わったら一緒に帰ろうぜ」
「別にいいけど、たちも一緒よ?」
「わーった!!じゃ、終わったら正門で待ってる!!じゃーな!!」
ひのきは橘の手を引き、猛ダッシュで2階に下りていった。
まるで嵐が去ったかのように・・・・
1時になり5人ずつの団体面接が行われた。
それぞれバラバラに面接を受けたが、平常心を保ちいつもどおりに面接を受けていった。
面接が終われば、もう帰宅してよいことになっている。
それぞれ終わる時間もバラバラのため、終わったら正門に集まることにした。
「う〜ん!終わった、終わった」
は背伸びをしながら、受験からの解放に浸る。
「俺、面接バッチシだったもんね〜」
菊丸はVサインを前に出し、にっこりと笑う。
「じゃあ英二は筆記は危なかったんだ?」
菊丸をからかうように不二が問いかける。
問いかけに黙り込む菊丸・・・・・・
受験が終わり、それぞれ解放されるようにリラックスしていた。
10人が揃った頃・・・・・・
「ちゅあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
校舎から大声を上げ、10人のもとに走ってくる。
その姿を見た7人は唖然とし、2人ははぁ〜っとため息をつき、1人は
「ひのちゃ〜ん!!」
と走ってくる彼女に手を振る。
「おう、!久しぶりだな」
「うん。ひのちゃん、推薦取れてたんだね?」
「まぁな。これも実力だぜ(エッヘン)」
「今度こそ受かるといいね」
「ああ!!・・・・で何でこいつら固まってんだ?」
ひのきは唖然としている7人を見てに問いかける。
「あはは・・・・」
はその姿に苦笑いする。
「あっ、そっか!!オレのこと知らねーんだよな」
ひのきは納得と言いながら、頷く。
「おい、ひのき。置いて行くな」
橘がひのきに軽く拳骨を喰らわす。
「悪かったよ・・・オレがわるーござんした」
橘の声で7人は我を取り戻し、
「橘君も青学、受験してたんだね?」
不二が橘に話しかけた。
「ああ、ここに受かったらよろしくな」
橘はさわやかににっこりと微笑む。
「うえ〜〜〜、橘の“さわやか笑顔”気持ちワリー」
「なんだと!!」
「キモ大仏の橘!!」
「お前・・・・」
ゴツッ!!
さっきのよりきつい拳骨がひのきを成敗させた。
「いって〜〜〜〜!!この暴力大仏!!」
「お前が余計なことを言うからだ」
「別にいいじゃん!大仏ごとき・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ブチッ!!)」
本日、第3発目の拳骨がひのきに炸裂した。
橘とひのきが威嚇しあっていると、
「はい、そこまで!!橘君もひのきも落ち着いて。ここはまだ青学内よ」
が2人を止めに入った。
橘は我に返り、冷静を取り戻す。
だがひのきは・・・・・・
「キモ大仏、さわやか大仏、暴力大仏・・・・・」
このように不貞腐れながら、呟いていた。
「・・・・もしかして・・・」
がに話しかけ
「そう、年明けに写真で見せた双子の妹よ」
は嫌そうにそう言った。
「ホント、生で見るとそっくり〜〜〜」
はひのきとを見比べ始める。
それから・・・・・
「オレ、ひのき!!今は不動峰の3年だ!ヨロシク」
ひのきは7人に自己紹介をした。
12人で正門を出ると越前、桃城、海堂が待っていた。
そしてひのきの姿を見ると3人も唖然とし、固まった。
その姿にひのきはけらけらと笑っていた。
「ところで準備してくれた?3人とも」
不二が越前達に問いかけた。
「もちろんっスよ!あとは先輩たちが一度家に帰って来るだけッス」
桃城が親指を立て、ニカッと笑う。
「そう・・・手塚に越前はさんとさんを頼んだよ」
「ああ」
「ウィーッス」
2人はとの手を引き、皆の元から離れていった。
「おい、何かやらかすのか?」
ひのきが興味心身で近くにいた大石に問いかけた。
「ああ、2人のバースデイパーティーを開くんだ」
「ふ〜ん・・・って橘!!オレも今日誕生日だ!!」
「そういえばそうだな・・・」
「ならひのきちゃんも来る?」
がそう問いかけると、
「いいのか?」
と声を上げ、
「もちろん!!」
とが答える。
「やった!!もちろん、橘も来るよな?」
ひのきの黒い微笑みに、ため息をつき頷いた。
「よし!!なぁ、不動峰の連中も連れてきていいか?」
ひのきはまた問いかける。
「神尾達を?」
即座に神尾の名前を挙げる桃城。
「ああ、いけねーかな?」
「いいんじゃない、大勢の方が楽しいし」(不二)
「あたしも!!」()
「俺も賛成だにゃ〜〜」(菊丸)
「でも河村君、人数増えて大丈夫?」()
「うん、おやじには人数が何人増えても構わないって言ってたから」(河村)
「決まりだな・・・」(乾)
「ふしゅ〜〜〜」(海堂)
「いいよ、連れてきて」
大石がさわやかに言うと
「サンキュー!!オレ、すぐ神尾達呼び寄せる!!」
そういい、ひのきは携帯を取り出し早速神尾達に電話し始めた。
「それじゃ、5時にかわむらすしに来てくださいね」
「おうよ!!」
そしてそれぞれ一度、家路に向っていった。
はいは〜い。メインでは今年初のドリーム!!とうとう受験の季節やんな〜〜〜
というわけで、受験のラストスパート、そして当日のお話を書きました。日にち的にはまだって感じですけど・・・(滝汗)
この受験模様は、瀬川が高校受験を受けた時を再現してみました。だけどさすがに5科目じゃなかったけど・・・
しかも僕は推薦取れなかったし・・・いわゆる一般ッす・・・(笑)
でも僕が受験した学校の推薦入試が本当に誕生日だったんですよ!!いや、これマジで!!
いいもん!!一般で一発合格したんだし!!結果オーライさ(笑って誤魔化せ!!)
次の話を少し・・・次は皆で彼女たちの誕生日を祝う話です。4人で公開しますので楽しみにしていて下さい。
このドリームに関するご意見、ご感想等をBbsにて受け付けています。
気軽に書き込んでいってくださいね、よろしくお願いします。
著者:瀬川音符
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