あたし達が付き合いだして数ヶ月・・・・・・ 只今、2人はデート中・・・・ 「ねぇ、ってさ・・・・テニスやったことある?」 いきなりの質問に吃驚する。 「テニス??授業くらいならあるけど・・・・」 「やる気ない?オレ、教えるけど・・・・」 「ホント?」 「うん。ラケットとかも貸せるし・・・・」 「やりたい!!1度、やりたかったんだ〜。 授業は『ソフトテニス』だったし・・・・」 喜ぶを見たリョーマは、立ち上がった。 「なら、話は早いね。行こう」 そう言い、の手を引き歩き始めた。 歩き始めておよそ20分、2人はある場所に着いた。 「リョーマ、ここは?」 不思議がるに、リョーマは 「オレの家。今、誰もいないから」 そう言い、手を引いたまま家に入った。 ガラガラガラ・・・・・・ 玄関に入った2人の前に、1人の男の人が現れた。 「おっ、青少年。帰りがはえーじゃねーの」 「オヤジ・・・・帰ってきてたのかよ?」 「別にいいじゃねーの。おい、リョーマ。後ろの子は彼女か?」 ニヤニヤしながらを見るリョーマの父親に、リョーマは睨みつけ、 「そうだよ、オレの彼女」 と、言い切った。 「ほ〜〜。お嬢さん、初めまして。 俺はリョーマの父、南次郎です。よろしく。お茶でもどう?」 南次郎は軽く挨拶し、ナンパをかけるように話しかけた。 「オヤジ!!」 リョーマはナンパを仕掛ける南次郎に声を上げる。 「初めまして、です」 は南次郎に頭を下げた。 「も、こんなやつに頭下げることないって」 「でも、リョーマ・・・・・」 「いいから、早く行こう」 そう言い、リョーマはを連れ、2階に上がっていった。 「お〜、若いっていいことだね〜」 南次郎はそう言うと居間のほうに行った。 2階に上がったリョーマと。 「散らかってるけど、気にしないで」(←片付けろよ・・・・・) リョーマはを部屋に入れた。 「そんなの気にしないよ・・・・」 部屋に入ったは少し吃驚していた。 なんせ男の部屋に入るのは初めてだし、散らかってるといえば散らかってるし・・・ は興味津々で周りを見渡す。 「そこに座ってて。何か持ってくるから」 「うん」 リョーマは座椅子をに進め、部屋から出て行った。 座っていても周りを見渡す。 その時、ドアを叩く音がした。 はドアを開けた。だがそこには人はいない。 ?マークを飛ばしていると下から『ホアラ〜〜〜』という鳴き声が聞こえた。 見てみると猫が入ってきた。 ドアを開けっぱなしにし、は座椅子に座った。 猫はねこじゃらしを咥えてのところへ来た。 「ん??遊んでほしいの?」 そう問いかけるとねこじゃらしを落とした。 はねこじゃらしを持ち、猫の前で振ってみた。 揺れる猫じゃらしにじゃれる猫。 暫くあそんで疲れたのか、猫はのひざの上で眠ってしまった。 「、お待たせ・・・・ってカルピン!!」 リョーマが部屋に戻ってきた。 「お帰り、この子カルピンって言うんだ。さっきまで遊んでたんだ」 「でもなんでひざで寝てるのさ?」 「疲れちゃったのかもね」 「ふ〜ん・・・・ファンタでよかった?」 「うん」 リョーマは少し機嫌が悪くなったのか、の隣に座りふてくされた。 それを察したのか、はリョーマに問いかけた。 「リョーマ、どうしたの?」 「何が?」 「何かあった?機嫌、悪くなってるでしょ?」 「別に・・・・・」 リョーマはを横目で見ながらそういった。 はひざで寝ているカルピンを撫でていた。 「別にじゃないでしょ?言ってよ、何か悪いことでもあった?」 はリョーマに不安そうに問いかけた。 「カルピンが・・・・・羨ましいな・・・・・って」 リョーマは小さな声で呟いた。 でもには聞こえていて、クスクスと笑っていた。 「な・なんだよ・・・・・」 「ゴメンゴメン・・・・・」 そういうとはカルピンをひざの上からおろした。 おろされたカルピンはベッドの上でまた眠りについた。 はリョーマの方に向き、にっこりと笑った。 「これでいいでしょ?」 リョーマはクスッと微笑み、のひざの上に頭を乗せた。 「そうだね・・・・ねぇ、オレも撫でてくれる?」 「リョーマっていつから甘えん坊になったの??」 「別にいいじゃん!ねぇ、やってくれないの?」 「仕方ないな、甘えん坊のリョーマvv」 はゆっくりとリョーマの頭を撫でた。 ひざの上ではリョーマが嬉しそうに笑っていた。 それから、2人はそのままで1日を過ごした。(テニスはどうしたの??) 強制終了 リョマ夢〜〜〜〜!久々だ〜。この間Bbsでリョーマがすきという言葉を聴き、 こういうのを書いてしまった〜〜〜!! しかも、やきもちやくんだよ。リョーマが・・・・・ もう可愛いっていったらなんの・・・・(萌え) というわけで、読んでくれてありがとうございます。 Bbsを新しくしましたのでドンドン感想等を書き込んでいって下さい。 よろしくお願いします。 ![]() |