クリスマス・・・もちろん、周助君と一緒vv
クリスマスはロマンチックに
クリスマス1週間前・・・・
あたし達は越前君のプレゼント兼彼氏のプレゼントを買いに出かけた。
そしてその夜・・・・
♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜
「ん??」
勉強中に携帯が鳴った。
とっさに携帯のウィンドウを開くと『周助君vv』と表示されている。
「もしもし、周助君!!」
『やぁ、。今、大丈夫?』
「うん、受験勉強やってたけど休憩に入ったところなの」
『そうか・・ならよかった。、クリスマスは何か予定入れてるの?』
「ううん、まだ何もないよ」
『なら、僕とクリスマスデートしようか?受験の息抜きに』
周助君の言葉にあたしは声をあげた。
「ホント!?」
『本当さ。お昼にデートして夜はどうしようか?』
「え〜とね、え〜とね・・・」
『焦ることはないよ、ゆっくり考えればいいからね』
「うん」
『それじゃ、明日』
「また明日ね」
――ピッ!!
「クリスマスデートか・・・嬉しいな〜〜vv」
もうクリスマスのことですっかりと惚気ていた。
そしてクリスマス当日。
周助君の意見でTDLに行くことにした。
2人で行くのはこれで2度目。
しかも今はクリスマスイリュージョンでかなり綺麗なんだよね。
朝10時、あたしは支度を終え周助君が来るのを待った。
――ピンポーン
家のチャイムが鳴った。
周助君だ!!そう思い、玄関を開けた。
「おはよ、vv」
「おはよ、周助君vv」
「それじゃ行こうか?」
「うん」
いくつか電車を乗り継ぎ、あたし達はTDLに到着した。
「うわ〜、久しぶりだね。ここに来るの」
「そうだね。今日はミッキーに浮気しちゃダメだよ」
周助君は本当にあの時、ヤキモチ焼いてたんだ・・・
「大丈夫だよ。周助君がしっかりあたしを捕まえておけばいいんだからvv」
「言ったな・・・それじゃ覚悟してもらおうかな?」
お互い微笑みながら正面ゲートに着いた。
「それじゃ、入場券買わなきゃ・・・」
あたしがチケット売り場に行こうとすると、周助君があたしを止めた。
「待って・・・これ、何だと思う?」
周助君は2枚のチケットを取り出した。
「これって・・・・」
「そう、これは年間パスポートだからまだ期限が切れてないんだ。
ということは・・・・」
「また乗り放題?」
「そういうこと。さぁ行こう」
周助君はあたしの手を引き、ゲートをくぐった。
ゲートをくぐった途端、そこはカップル又は家族連れでいっぱいになっていた。
「凄いね・・・」
「うん・・・」
あたし達はただただ人の多さに圧倒された。
「これ、何が入っているのかな?」
そう、入場した時にクリスマスプレゼントと言われ貰った小さな袋を見て言う。
「そうだね、あけてみようか?」
「うん」
あたし達は同時に開けてみると、
「僕のはピンバッチだね。愛香は?」
「あたしはチョーカー。カワイイ、ミッキーの形だ」
あたしは首にチョーカーをつけ、
「似合う?」
と周助君に聞いた。
「うん、似合うよ。」
にっこり微笑みながら周助君はそう言ってくれた。
それからアトラクションに行ったけど・・・・・・・
どこも何時間待ちが多かった。
フリーパスの特権で何種かのアトラクションを予約し、
あたし達は他のところに移動した。
「どこもいっぱいだね・・・・」
周りを見渡しながら、周助君に話しかけた。
「そうだね・・・ほとんどが何時間待ちだ・・・SEAの方もそうだろうね・・・」
予約していた時間が近づき、あたし達はハニーハントの前に行った。
「やっとアトラクションを楽しめるね」
「うん」
1つのアトラクションを終え、少し早いけど昼食を軽くとった。
それからクリスマスSHOWをシンデレラ城の前で見て、
また予約したアトラクションへと行った。
アトラクションは数ヶ所しかいけないけど、時間を忘れるくらいに楽しい。
いつの間にか周りは暗くなっていた。
そして、クリスマスイリュージョンのパレードが始まった。
あたし達はちょうどよく見えるところに座り、パレードを見た。
「うわ〜〜〜〜、きれ〜〜〜いvv」
「そうだね、イルミネーションも凄いや」
1時間に続くパレードが終了し、私たちは青春台に戻った。
「ねぇ、・・・」
いきなり周助君が私を呼んだ。
「どうしたの?」
「公園、寄らない?」
何があるかは解らないけど、私は頷き公園へと入って行った。
「今日、楽しかった?」
「うん、楽しかった」
「そう・・・、僕、にプレゼントがあるんだ」
周助君はそう言うと、鞄から小さな箱を取り出し渡した。
「開けて見て」
あたしは頷き、そっと箱を開けてみると・・・・・
シンプルなリングが1つとチェーンが入っていた。
「周助君、これ・・・」
「気に入ってくれた?」
「うん!もちろんだよ」
「貸してごらん」
周助君は箱から指輪を取り出し、私の左薬指にそっとはめてくれた。
「これではいつでも僕と一緒だよ。普段は指に、学校とかはチェーンをつけて
ネックレスにすればいいからね。僕も今そうしてるんだよ」
周助君は首元からチェーンを取り出し、指輪を見せてくれた。
「僕にもはめてくれる?」
周助君はチェーンから指輪を外し、あたしに渡した。
「うん」
あたしも周助君がやったように、そっと左薬指に指輪をはめた。
「ありがとう、これで一緒だよ」
「周助君・・・・あたしもあるの、プレゼント」
そういいプレゼントを渡した。
「ありがとう、。何かな?」
周助君はプレゼントを開けていく。
「これは・・・・LPの針だね」
「うん。この前壊れたって言ってたから・・・」
「・・・・」
「Merry Cristmas ・・」
「Merry cristmas 周助君・・」
引き寄せられるようにあたし達は口付けを交わした。
ほいほ〜い、クリスマスversionでした。いや〜〜〜このバカップル書くの楽しいや。
やっぱ不二様はこうでなきゃ・・・(もち黒でも白でも>m<)
ええね〜、こういうの・・・羨ましいよ・・・
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著者:瀬川音符
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