2学期が始まり・・・・




秋の球技大会





この話は、この教室からもう始まっていた。

「じゃっ、今年は秋の球技と文化祭ということで・・・予定通り、9月20日に行うからな・・・」
「去年はなかったけど、今年から再開だから生徒会は忙しくなるよ!!
 といってもクラス対抗だから、参加もOK・・・」

Yellow PrinceとPrincessである、すっかり生徒会長副会長も板についた
小池藍輝と小笠原灯を中心に会議は進んでいた。


「今回は、サッカー、バスケ、バレー、ソフトボール、ドッチボール、テニス・・・なんですね?」
Rad Princessである、1年生の高橋 愛李(たかはし あいり)さんが書類見ながら話を続けた。
「コレに所属している部員はできないのは当然っすね・・・」
同じくRad Princeである1年生の百々海信人(どどみ のぶと)くん・・・
「ああ・・・・では、各クラスから出場メンバーの登録を出してもらうよう、
 用意をはじめます」
手塚がそういうと、生徒会メンバーは作業を始めた。


作業しながらは目の前にいる小笠原に話し掛けた。
「灯先輩。今所属している部活以外ならなにに出ても構わないんですよね?
 例え、アマで試合に出てても・・・」
「そうだね・・・対象外だよね?藍輝!!」
名前を呼ばれ、小池は顔を上げた。
「・・・だな・・・例え、アマで全国区でも学校とは一切関係ないからな」
先輩・・・出場するんですか?」
高橋が問いかけると、は苦笑いをしながら・・・
「まだクラスで話し合ってもないからどうか解らないけど・・・
 挑戦して見たいのよ・・・」
「へぇ〜・・・」



翌日、高等部のどのクラスも9月20日の球技大会のエントリーを決めるために話し合っていた。
では・・・1クラスずつ・・・というのは大変多くなってしまうので・・・


1−1 石田、内村 サッカー


1−2 伊武、のクラス・・・

「じゃ、そこの戦力になる伊武とはドッチで」
頼りない体育委員に代わり、担任が戦力になりかつ所属していない部活を考えて選んでいた。
「先生・・・強制?」
急に決められ、は問いかけた。
「勝つためだ・・・頼りにしてるぞ」
そう言い担任は選手を選んでいった。

「どーでもいいけど・・・めんどくさいな・・・大体ドッチボールって・・・
 テニスできないから仕方ないけどね・・・」
1人小さくぼやく伊武に隣の女子は冷や汗を掻いていた。


1−6 、神尾、杏のクラスでは・・・

〜、一緒にドッチしようよ!!」
「いいよ・・・テニス以外選ばないといけないんだし・・・」
杏の意見に、あっさりと了承するみのりに神尾も話しに入っていった。
「ドッチは男女混合だから、俺もドッチやるぜ!!」


1−7 海堂、桃城、桜井の3人はバスケに決まった・・・・が!!

「なんてテメーとバスケしなきゃいけねーんだ!!」
「フシューーー・・それはこっちのセリフだ・・・あ゛!!」
「やっていけるのか・・・俺ら;」
喧嘩する海堂と桃城に、ため息を着きながら呆れている桜井の姿があった。



一方、2年生でもかなりの話し合いになっていた。


2−3 、大石、橘、リョーガ。

「俺、テニスしかしたことねーよ・・・ってか他のルールなんてうる覚えだし・・・」
リョーガの言葉にクラスはシーンと静まった。
スポーツ抜群のリョーガだったが、その一言で誰でも簡単に出来るドッチに回された。
のちに大石はバレー、橘はサッカーへと抜擢された。

「よかった・・・選手に選ばれなくて・・・」
どの球技にも選ばれず、はホッと息をついていた。


2−4 、不二。

「じゃ、不二はバレーでヨロシク」
体育委員を中心に話し合いは好調に進んでいた。
「ああ・・・」
「それじゃ・・・次はテニス・・・ホントは不二が出て欲しいんだけど・・・
 所属している部活種目は無理だから・・・誰か、やりたいやついるか?」
その言葉に、スッと手が上がった。
途端に、周りが騒ぎ出す。

・・・本気か?」
「本気じゃなかったら、手なんてあげないわよ?」
「そうだけど・・・」
戸惑う体育委員に、不二とが後押しをする。
「何いってんねん!!これでも、めちゃ強いんやで!!」
「そうだね・・・1年のとき、一度試合を間近でみたけど・・・凄かったよ」
「不二がそう言うなら・・・任せた!!」
「はーいw」

同様、どれにも参加しないことになった。



2−6 、乾、菊丸。

菊丸はバレー、乾はソフトボールに参加することが決まった。

「これがクラス対抗じゃなかったら、周助君を応援するのにな・・・」
人数あわせではドッチボールに選ばれた。


2−7 、ひのき、、手塚。
ここが一番盛り上がっていた?

「はいはいはーーーーい!!オレ、テニスやる〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
話が始まった途端、ひのきは椅子に登り必死にアピールする。
「解ったから・・・じゃ、テニスはひのき!!」
「よっしゃーーー!!」
ご満悦で座ると、即座にが話し掛けてきた。

「ひのき、テニスできるんだ〜〜?」
「まーな!!ってか楽しみだぜ・・・ボッ・・・」
ひのきの言葉に隣から突っ込まれてしまう。

「怪我人を出すようなら強制に退場だ」
「手塚・・・・わーったよ・・・」


そして手塚はドッチボールに参加するようになり、は参加なしとなった。



2−9 、河村。
ここは穏やかに話は進んでいき、河村はソフトボールに参加することになった。


「バレーか・・・ドッチ!?・・・じゃあ・・・バレーで・・・」
も数合わせでバレーに参加することになった。



そして、その日の放課後・・・
生徒会はまた集まり、今日得たエントリー表を元に対戦カードを作っていった。

「って先輩、テニスするんですか!?」
テニス担当していた高橋が声をあげ、5人の視線はに向けられる。
「そうよ・・・」
は自分の手を動かしながら応えると、さらに声をあげてきた。
「あの・・・2−7の先輩も・・・エントリーしてますよ?」
その言葉に、は手を止め即座に手塚を見た。


「本当!?」
「ああ・・・アイツ自身が希望してきた・・・」
「・・・・・・・・・・・そう;」





「じゃー、ソフトボールは乾とタカさんで〜」(菊丸)
「サッカーが石田、内村、橘(兄)・・バレーが大石、不二、菊丸、
 バスケが桃城、海堂、桜井・・・」(乾)
「そして、残りがドッチボールか・・・」(大石)
部活中、それぞれのクラスで決まったことを報告しあっていた。

「でもよ〜、そんなにドッチが多いなんてな〜」(リョガ)
「一番人数必要な競技だしね・・・一番面白くなりそうだね」(不二)



もちろん、彼女達(テニス部除く)は音楽室で同じことを話していた。

「数あわせでバレーに入っちゃった・・・;」(
「あたし、ドッチボール・・・こっちのほうが怖いよ;テニス部集中してるし;」(
「「頑張ってね〜〜〜」」(
もなんもせーへんのやろ?」(
「まーね〜〜〜!!ってかメンドイし」(


「オッレ、テニスだし〜〜〜〜〜!!」
その言葉にが言葉を放した。
「ほな、双子対決やな・・・4組は、がエントリーしたさかい・・・」
その言葉にひのきは、「ゲッ・・・」と言ったがまたテンションを高くしていった。





球技大会1週間前に迫った頃、それぞれの優勝特典が決まっていき、
各クラス球技大会に向けて、練習を始めていた。




そして、当日を迎える。

え〜・・・皆様、暫くでした・・なかなか更新できなくて、すんまそん・・・
瀬川は・・・瀬川は・・・・

やっと帰ってきました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!(と言ってもネットからは離れてなかった;)

ということで、9月最初はスポーツの秋と化して『球技大会』をテーマに始めました。
なんかすんごい偏りがちなんですが・・・そこは見逃してくんださい。
え〜・・・この話、初っ端に『○○』『××』という箇所があったのをご存知でしょうか・・・
実は、新たなRed Princesたち迎えたのはいいんですが・・・名前が思い浮かばなくこうなってしまったのです(泣)
もし・・・もし、よろしければ皆様・・・お力をください!!
というより2人の名づけ親になってください!!(コラ)
応募はBbsで・・・(情けない瀬川で申し訳ない;)
決まり次第、修正しオリキャラ一覧に載せるので・・・(当然、名づけ親になってくれた人のお名前も・・・投稿してくれた皆様が許可をお出ししてくれれば)
ご協力願います。



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気軽に書き込んでいってください。よろしくお願いします。

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