11月に入り、文化祭の日がやってきた。
そっくりな彼女たち
「えっ、次の日曜日に氷帝との練習試合??」
話は立海大から始まった。
「ああ、文化祭の余興としてのことらしい」
「まさか、青学のときみたいに・・・私もってことは無いよね?」
は不安げに真田を見上げる。
「安心しろ・・・今回は男だけだ」
「そっか・・・ならよかった。都内ならさんにも逢いたいな」
そんなこんなで、当日・・・・・・・・
「ってーな!!宍戸、なにしやがる!!」
「うるせーな!!こっちこい!!」
氷帝内でいがみ合う声が響く。
「なんで、テニス部に行かなきゃいけねーんだよ!?あ゛〜〜!!」
「てめーが見たいっていったんだろ!!」
宍戸といがみ合うこの少女・・・・
。高校から氷帝に通いだした生徒である。
ついでに宍戸の彼女。
気が強くて、跡部ですら気迫で押してしまいそうな勢いのある。
「いいか!!昼一番にテニスコートに来るんだぞ!!」
「アンタに命令されたくない〜〜〜〜〜!!」
そういい、は構内へと入っていった。
その頃・・・・
「相変わらず、おっきいわね・・・氷帝」
「ああ・・・・」
氷帝生徒会からのお誘いで青学代表として手塚とが氷帝構内に入った。
お昼前に立海大メンバーが氷帝内に入ってきた。
「うひょ〜、でっかいな〜〜」(丸井)
「さすが、金持ち学校ぜよ」(仁王)
「それより、コート何処だ・・・?」(ジャッカル)
「コレだけの人ごみ、探すのに苦労しそうですね」(柳生)
「蓮司、解るかい?」(幸村)
「そうだな・・・・・ああ、あそこで地図を貰おう」(柳)
柳はテントのある場所へいき、地図を手に入れた。
「あっちだな・・・」
「よし、行くぞ!!」(真田)
「うん・・・・ってああ〜〜〜〜!!」()
「どうしたんすか??」(切原)
は、メンバーから離れ・・・・
「さ〜〜〜〜〜〜ん!!」
「ん?あっ、さん!!来てたの??」
「もちろん、今日はマネージャーとしてね」
「そうなんだ〜〜〜〜!!」
彼女たちがキャッキャと話していると、真田もやってきた。
「なんだ、手塚とじゃないか・・・久しぶりだな」
「ああ・・・そういえば、昼に親善試合だったな・・・・」
「良かったら着てくれ。いくぞ」
「うん。さん、また後でね〜〜〜」
その数時間後・・・・まさかこんなことが起きようとは誰も分からなかった。
「おい、お前何処に行ってたんだよ。探したんだぜ」
いきなりに声かけたのは、氷帝宍戸。
「えっ・・・」
「ほら、行くぜ。跡部達待ってんだからよ」
「ちょっ!?」
宍戸はそのままの手を引っ張り、氷帝サイドに連れて行った。
一方・・・・
「全く、は何処へ行ったんだ?」
彼女がいなくなったことに気づいた真田は、コート周りを探していた。
「ん・・・あれは・・・」
後ろ姿の彼女見て、真田は彼女に近づいていく。
「見つけたぞ。何処へ行ってたんだ?」
彼女にそういうと、「あ゛〜ん」と真田を威嚇していく。
「誰だよ、てめー・・・」
彼女の言うことに、真田は疑問を持ったが・・・
「そろそろ試合だ。戻って来い」
といい、の手をとり立海大サイドに連れて行った。
「おい、てめー!!放しやがれ!!」
「ちょっと、放して・・・宍戸君!!」
それではそれぞれのsideでお送りしましょう。
氷帝side
「放して、宍戸君!!」
は宍戸に言葉を放つ。
「あ〜、てめーがこねーのが・・・って!?なんで、なんだよ!?」
「それはコッチのセリフ!!」
は無理に宍戸の手から逃げる。
「なんや、騒がしいな〜ってやん。お久しゅう」(忍足)
「あ〜ん、宍戸。てめー、どうしたんだ?」(跡部)
「お〜い、そろそろ試合・・・って??じゃねーな・・・」(向日)
「私はよ!!立海大のマネージャー!!」()
がそう叫ぶと、側から手塚とが着た。
「どうしたの?さん・・・」
「さ〜ん。もう、いきなり宍戸君が・・・」
「宍戸が・・・?」
手塚が宍戸を見ると、周りも視線を宍戸に向けられる。
「あ〜、もしかしてと間違えたんだ〜〜」
ジロが寝ぼけながら指摘すると、宍戸の顔が赤く染まる。
「うっうるせーー!!」
宍戸が叫ぶと鳳がやってきた。
「宍戸さん。さっきさん、立海大の真田さんに連れられていましたよ」
「あっちに行ってたのか・・・;」
立海大side
「おい、てめー。いい加減に放しやがれ!!」
は強引に真田の手から脱出した。
「!!お前は・・・・・・お前、誰だ?」
「自分で連れてきて、なんだよ!!てめー・・・」
「ん?どうしたんだ・・・真田・・・って君、誰だい?」(幸村)
「オレ?オレは氷帝1年、ってーんだ!!」()
「おや、さんとそっくりですね」(柳生)
「本当ぜよ・・・でも性格は違う」(仁王)
「んで、ちゃん。どこいったんだ??」(丸井)
「弦一郎が、と彼女を間違えて連れてきた確率95%」(柳)
「んあ!!蓮司!!」(真田)
「それで、は・・・・」(ジャッカル)
そんな事を話していると・・・
「センパーイ!!さっき氷帝側で手塚さんたちとセンパイ一緒にいたっすよ〜」(赤也)
互いの居場所が分かった以上、氷帝と立海大の選手は試合に望んだ。
そして試合は終了した(早っ;)
「、行くぞ!!」
「はーい」
「おい、といったな・・・行くぞ」
「オヤジみたいなテメーに言われたくねーよ」
そして、ごたいめーん!!
「!!」
「弦一郎君・・・」
「ゲッ、宍戸・・・・」
「テメー・・・・」
「「そっくり〜〜〜〜〜」」
とは互いの顔を見て、同じ発言を放つ。
「やぁ、」(幸村)
「精市君・・・やっぱり野次馬??」()
「というより当然だろ?」(跡部)
「しかし、外見はよく似ているな・・・」(手塚)
「せやな・・・けど、の性格酷いで・・・;」(忍足)
「まるで双子を見ているようだな・・・」(柳)
「あ〜、ひのきってに似てるよね〜〜・・・スーーー」(ジロ)
「ですね・・逆にさんは、さんって感じですから・・・」(鳳)
こうして氷帝と立海大の親善試合は幕を閉じた・・・・
あとがき。
はぁ・・・いつのリクだろう・・・遅くなってすんまそん、かよママしゃまm__m
やっと出来上がりました。真田彼女と新たに宍戸彼女・・・
え〜っと・・・
『真田彼女と宍戸彼女が間違えられそこからまたまたドタバタでラブラブなお話。
真田彼女と宍戸彼女が性格は違うけど顔が双子のようにそっくり』
という発案を頂いて、書き上げました。
こんなもんで、どうでしょう・・・
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気軽に書き込んでいってくださいね。よろしくお願いします。
発案者:かよママ様
著 者: 瀬川音符
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