3月に入りました・・・・



進級×勉強×ドカッ!




高等部は1日に卒業式を迎え、1・2年しか居ない校舎内ではどこも同じ話をしていた。


『来週から学年末試験に入る。進級も兼ねてる試験だから全力で臨むように』


当然のことながら、試験1週間前になると全部活が活動を休止となる。
その頃のメンバーは・・・・・


「だから、違うって・・・」(
「ほえ〜〜。解んにゃい〜〜」(菊丸)

「おい、。ここはな・・・」(乾)
「あっ、これでええんやな!」(

「え〜っと・・・ここがこうなって・・・」(
「・・・・・・・あれ?なんで?」(
「えっ・・・・;」(
「クスッ、ほら3人とも・・・ここはね・・・」(不二)
「「「なるほど〜〜〜・・・」」」


高1年ズは恒例かのように、私立図書館で試験勉強中であった。
ついでに・・・・

「んで、俺たちまで卒業すぐ勉強なんだよ・・・」(桃城)
「桃わかってなーい!!入学したら即、実力テストやるんだよ?知らなかったの?」(
「・・・・・・・・・・・・・・」
「ふん、バカが・・・」(海堂)
「そういう、海堂こそ知らなかったんでしょ。から連絡来るまで・・・」(
「っ!!!!」
桃城たち、卒業組み…+不動峰卒業組みも一緒にお勉強中・・・
当然・・・・・・


「ああ〜〜〜〜!!もうやってられるか〜〜〜〜〜〜!!」
公共の場でも声を高々とあげるひのきの姿があった。
その瞬間・・・・・・・・・・・


【ゴツンッ!!】



と橘の拳骨が下る。

「いって・・・・暴力大仏・・・」
「少しは場所を考えろ・・・進級できなくてもいいのか?」
「・・・・・・・・・・・・;」
「ひのき・・・?」
「オレ、留年したらお前のこと『大仏センパイ』って言ってやる」
その瞬間、誰もが目を細め橘の鉄拳を拝んだ。


「秀ちゃん、ここどうなるの?」
打って変わってこっちは中学生の越前とが大石を挟んで勉強中。
「ここは・・・・」
「あっ、なるほどv解ったw」
「お前、ホント授業聞いてんの?」



この団体に、周りはずっと視線を送っている。
さすがにこの人数は危ない・・・というより・・・・


『ねぇ、あの中にあの娘いるよね?』
『ああ・・・それに、あの団体もどうもな・・・』
『周り、見えてないのかしら・・・;』
『さぁ・・・・』

と小言が湧き上がってくる。

それに気づき、は手塚と小声で話し・・・コクリと2人で頷く。

「でるぞ・・・」
さっと荷物を片付け、2人は図書館を出た。
2人の姿に、メンバーも片付け、図書館を後にした。


「もう、恥ずかしいッたらありゃしない。ひのき、いい加減にして」
図書館から離れた場所で、が声を荒げる。
「だってよ〜〜。マジわかんねーんだもん」
「それは、お前が努力しないからだ」
「げっ、手塚まで説教かよ・・・」
「ひーのーきーー!!」
「わぁ!!ゴメンって・・・・」



「だが、周りに迷惑かけたのは他言ではない」(手塚)
「そうね・・・特に、ひのきが声をあげるから・・・」(
「それは〜〜〜!!」(ひのき)
「他言無用だ!!」(橘)
「あ〜あ、また橘さん怒ってるし・・・」(伊武)
「お兄ちゃん、いつか血管切れそうね・・・」(杏)
「杏ちゃん、そんな事言っても良いの?」(神尾)




そんなこんなで、この団体で公共の場で勉強は無理だと話し、これからどうするかと話し合った。

「しゃーね!!結局オレんちだな!!」

毎回恒例のように、コンビニで食糧を買い込み家に移動した。
だが・・・・・・・・・


「でも、が乾君とくっつくなんてね〜〜」(
「乾にも早い春か〜」(不二)
「桃先輩も、やっと報われたしね・・・」(越前)
「そうそう・・・長かったね〜〜」(
「フシューーー」(海堂)

と、勉強どころか恋愛話が始まってしまった。

「なんか恥ずかしいわ・・・//」(
「ですよね・・・こうやって言われるのって//」(
先輩。桃城先輩の何処に惹かれたんですか?」(
も!!乾君の何処に惹かれたの〜〜?」(
「おい、・・・」(大石)
ちゃんも・・・;」(
「桃のいちず〜な想いは知ってたけど、乾までね〜〜〜」(菊丸)
「英二・・・・;」(
「それはシークレットだ・・・」(乾)



結局、話が盛り上がりテスト勉強は一行に進まなかった。

あとがき。
3学期も終りですな・・・・ということで、学年末ですよ。瀬川もこの時期は死んでた(苦笑)
さぁ、ひのきは無事進級できるのか?そして、バレンタインから付き合い始めた2カップルの話題が・・・w
そろそろ高1物語も終了ですな・・・まだ終ってない連載あるけど・・・^^;
(ちなみに、周りの人間が・・・『ねぇ、あの中にあの娘いるよね?』って言ってたことは、手塚ヒロインとひのきを間違えていってますw)

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著者:瀬川音符

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