日米親善選抜大会当日・・・・・・・・・・・
試合開始!!
開会式前、ベイカー氏によって企画されたイベントが始まっている頃・・・
「今年も試合直前にオーダーを発表するんだね〜〜」(菊丸)
「うん・・・でも試合順番は決まっているからね・・・」(不二)
そう、オーダーは直前だが試合順番は公表されている。
ミクスド、男子ダブルス2、女子ダブルス、男子ダブルス1、
男子シングルス3、男子シングルス2、女子シングルス、そして男子シングルス1だ。
イベントも終り、選手がセンターコートに集まった。
ぐるりと囲う観客席はほぼ満席。
もちろん、その中には選ばれなかった候補生やボランティアで参加していた達も来ている。
「それでは、第一試合。ミクスドの試合を行います。
関東ジュニア選抜チーム 真田弦一郎。。
アメリカジュニアチーム マイケル・リー。カタリナ・クライシス。」
会場内にアナウンスが響く。
「おお〜〜〜〜!!初っ端から凄いメンツやね〜〜」()
「ああ。いいデータが取れそうだ」(乾)
「とか・・・全力でいくぞ」
「もちろん!!」
2人はセンターコートへと出て行った。
互いに握手を交わし、ミクスドの試合が始まった。
『1セットマッチ、。トゥサーブ!!』
審判のコールが響いた。
「アメリカだろうと・・・私たちは負けない!!」
は高くボールを上げ、センターギリギリにサーブを打ち込む。
「はっ!!!」
のサーブをあっけなくリターンするカタリナ。
だが、真田がポーチにでる。もちろん、真っ向勝負でリーも前に出る。
「早い・・・・というよりボールが見えない」()
「去年と一緒だね・・・真田とリーの早撃ち対決」(河村)
『15−0』
「だが、真田の方が一枚上手ってことだな・・・」(大石)
「どーいうこと??秀ちゃん」()
「あのリーっていう選手は去年も真田と対戦したんだ。あの時も早撃ちの繰り返しだった。
リーはフェイントをかけたつもりだったんだろう・・・今年も。」
「だけど、真田さんはそれを見切っていたってことだよ」(桃城)
大石の解説に桃城が入ってくる。
「あっ、リプレイされるよ・・・」()
ビジョンで映されても、やはりボールは見えない。
「ボールだけじゃない・・・ラケットも見えないよ・・・」()
それから試合はドンドン進んで行く。
ゲームカウント6−5。次のゲームを取れば真田たちの勝ちになる。
「弦一郎君・・・・」
ベンチに座り、タオルを頭にかけているが問いかけてきた。
「ん?」
「そろそろ・・・・・あれ、やらない・・?」
「ああ・・・」
両者、位置についたが・・・リー&クライシスは真田たちの陣形に唖然していた。
「あれって・・・・」(越前)
「ほえ〜〜、オーストラリアンフォーメーション・・・」(菊丸)
「クスッ・・・」(不二)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(手塚)
「スパートかけたわね…」()
「でもなんで、真田さんたちがあのフォーメーションを・・・」()
「さぁ・・・・・」()
2人のコンビネーションに、リー&クライシスペアは喰らいつくが・・・・
『ゲームセット!!ウォンバイ真田&。7−5』
ゲームは終了した。
試合を終え、2人はメンバーの所へ戻ってきた。
『第2試合を行います。男子ダブルス2
関東ジュニア選抜チーム 跡部景吾。不二周助。
アメリカジュニアチーム ビリー・キャシディー。アーノルド・イグニショフ。」
跡部と不二とのダブルス・・・・
2人が登場すると、会場内は跡部コールが響く。
【パチーン】
「勝つのは・・・・俺だ!!」
跡部がそう言い張ると、会場内は歓声に包まれた。
「相変わらず、派手だね」
「悪いな・・・お前より目立ってよ・・・」
跡部は自分の美技に良い、不二はにっこりと微笑んでいた。
「周助く〜〜〜〜ん!!頑張って〜〜〜」
の声援に不二は手を振る。
そしてダブルス2の試合が始まった。
試合は混戦に入っていった。
キャシディーのボレー、イグニショフの技がドンドン繰り出されていく。
もちろん、跡部の2段スマッシュに不二のトリプルカウンターも炸裂して行く。
試合は6−6でタイブレークに持ち込まれた。
「おいおい、今年もこれ出させるのかよ・・・」
跡部がボールを着き、ターンホイザーサーブを繰り出す。
『1−0』
タイブレークに入り、また6−6になる。
そして・・・・・
『ゲームセット。ウォンバイ、キャシディー・イグニショフ。7−6』
ダブルス2はアメリカチームの勝ちとなった。
さぁ、次は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はぁ〜、やっとお届けできるジュニア選抜試合編。
まずはミクスドとダブルス2でお送りしましたwwまずは両チーム1勝1敗。これからどうなることやらww
珍しい組み合わせ・・・跡部と不二wwやってて楽しかったけどww(文字少ないけどねww)
さて、次は女子ダブルス、男子ダブルス1をお送りします。お楽しみあれww
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著者:瀬川音符
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