合宿最終日・・・・・




メンバー、決まる





レクリエーションから、2日がたち合宿も最終日を迎えた。
最終日はそれぞれの班も最後の練習試合を行っていた。
そんな中・・・・

先輩」
を呼ぶ声・・・振り向くと、越前が立っていた。
「越前君。どうしたの?」
「先輩・・オレと試合してくれませんか?」
「えっ・・・でも今日最終日よ?時間が・・・」
「1セットでいいっす。お願いします」
そういい、越前はに頭を下げてきた。

「あれ?さん・・・越前君、どうしたの?」
タイミングよくが2人の前を通りがかり、問いかけてきた。
「あっ、さん・・・実は・・・」
に越前が試合を申し込んできたことを話した。
「ふ〜ん・・・いいんじゃない?試合したって」
「そうっすよね!!」
さん!!」
「どうせ、今日で合宿も終わりなんだし・・・してあげなよ」
にそういい、去って行った。
はひとつため息を着き、
「分かったわ。竜崎先生に許可を取ってみる。でも無理なら諦めてね」
「ウィッス」

そんな、と越前の姿を影から手塚が見ていたことは、誰も知らない・・・



数分後・・・・

『1セットマッチ、トゥサーブ』
試合の許可がおり、と越前の試合が開始された。
最初から2人とも全開の力で試合に望んだ。

「さすがっすね・・・先輩」
「そっちこそ!!」


試合内容を見ていた竜崎班メンバーは楽しそうに試合を見ている。
だが・・・・・・・・・・

「悔しいの、手塚君?」
試合を威嚇するかのように見ていた手塚に、が問いかける。
「何がだ・・・」
さんと越前君の試合・・・合同練習のとき結局ラリーで終ってしまったものね。
 本当は、自分がやりたかったんじゃないの?」
の言葉に、手塚の心にぐさりと刺さるような感覚を覚えさせる。
手塚はフェンス越しのを見て・・・ひとつため息を着いた。
「ああ・・・・」
に一言返事を返し、試合を見続けた。


そして・・・・
『ゲームセット、ウォンバイ越前 6−4』
試合が終り、越前が勝利を収めた。

「強いわね・・・やっぱり」
「先輩も手強かったッス・・・ありがとうございました」
2人はそういい、握手を交わした。


「よーし、合宿の全てが終わったよ。全員着替えて集合するように」
「「「「ハイ!!」」」」
竜崎先生が声をあげ、全ての練習が終了した。


・・・少しいいか?」
宿舎に入るメンバーの中、手塚はを呼び止めた。
「うん・・・」
宿舎より少し離れた場所に着き、
「何・・・話があるんでしょ?」
が手塚に問いかけてきた。
「ああ・・・・さっきの越前との試合・・・楽しかったか?」
手塚がと向き合い、真正面から問いかけた。
「うん・・・」
はそう言いながら、コクリと手塚に頷いた。
「そうか・・・」
手塚はの頭をなでながら、そういい宿舎に戻っていった。
「国光・・・・・・・?」


その頃・・・・
「これでジュニア選抜も終わりやな〜」(
「そうですね。あとは体育館で発表だけです」(
「今年は誰が選ばれるんだろうね〜?」(

達は宿舎内で片付けを行いながら、選ばれるメンバーのことで話していた。

「う〜ん・・やっぱり手塚君、跡部君、真田君は入るんじゃない?」(
「去年は周助君や菊丸君、越前君もメンバーだっていってた。
 それに達も選ばれるといいね」(
「あっ、実は・・・・私・・・・・ちゃんたち4人・・・選ばれてる・・」(

「「「「「ホント(ですか)!?」」」」」


「うん・・・・初日に華村先生が話してたの、聞いたの・・」





時間は経ち、候補生たちは体育館に集まった。

「お前さんたち、脱落者もナシでよく頑張った。ではまず、女子メンバーは・・・』
竜崎先生は名前を読み上げていった。

 青春学園高等部1年 

 青春学園中等部3年 

 青春学園中等部3年 

 立海大付属高校1年 



「女子は全員合格じゃ。次、補欠を含む男子9名を発表する」

 青春学園高等部1年 手塚国光

 氷帝学園高等部1年 跡部景吾

 立海大付属高校1年 真田弦一郎

 氷帝学園高等部1年 忍足侑士

 青春学園高等部1年 菊丸英二

 山 吹 高 等 校 1年 千石清純

 立海大付属中学校3年切原赤也

 青春学園高等部1年 不二周助

 青春学園中等部2年 越前リョーマ



「以上じゃ。オーダー等は当日決定する。いつ誰と当たってもいいように
 選ばれた選手は調整をしとくように」



こうして、ジュニア選抜合宿が終了となった。






その一方・・・・・遥か空の上では・・・・・・
アメリカチーム男女全13名が日本に向ってきていたのであった。

あとがき。
はい、お久々〜の瀬川です・・・やっとですよ・・・やっと・・・メンバー決まりました!!
といってもアニプリのメンバーとヒロインちゃんそして手塚wwだし・・・ゴメンよ、能力無くてよう><;
さて、かよママさまにお話まして・・・・試合まで書くことにしました!!つうことで・・・プチ連載が『長編連載』となります!!
ケビ〜ンwwビリーww(特に声が好きww理由は・・・解る人は解るでしょww)
なんか・・・リアルタイムじゃ1時間スペシャルやるとか・・・って木曜日だ!!やったんだ!!
いいな〜、見たいな〜。BSも『お帰り、手塚国光』と後なんだっけ?もう1本やったよね・・跡部と真田の対決・・・(タイトル忘れたww)
やってほしいな〜ww

ということで・・・次はアメリカチームが・・・出ますよwwもちろんベーカーさんも健在ww(あんまり好きじゃないけど・・・)
また更新遅くなるとは思いますが、次をお楽しみに〜〜

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著者:瀬川音符

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