チョコ作った後・・・・・


PC画面の向こう




何故か、逃げれへんかった・・・・
イヤならイヤっていつも言ってた・・・せやけど・・・断われなかった。
どないしたんやろ・・・こんな気持ち・・・・




あたしが青学に入ってもうすぐ1年が経とうとしてる。
高校からの編入やった境、気ぃ使ってしまうんかとも思ってたけど、
チャットで仲ようなったもいた。
それに・・・・Dr.sadaこと乾もいたし・・・・せやけど・・・



いつものようにPC立ち上げて、メッセ開く・・・


「なんや、・・・今日は来てへんの?」


ちょっと話聞いてもらおうと思うてたのに・・・・


その時、PCからドア音が鳴った。
PC画面には・・・・


【Dr.sadaさんがログインしました】


なんや、乾かいな・・・・
まっ、とりあえず・・・・・


あたしは、メッセウィンドウに【暇〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜>△<】と表示させた。


途端に、プライベートメッセージが届いた。
もちろん相手は・・・・


『なんだ、今日はは着てないんだな・・・』


乾やった。


『そうやねん・・・せやから暇なんや・・・乾、ボイスやろうや・・・打つの面倒やし』

『ああ・・・少し待ってろ』

数秒もしないうちに、音声設定になりボイスチャットを開始した。



「なぁ、乾・・・もうすぐバレンタインやね」

『ああ。そういえば達に巻き込まれていたな・・・』

「そうなんや・・・お陰で1つ作らされたわ・・・」

『誰かにあげるのか?』

「まだ未定やで・・・自分で食うっててもあるしね」

あたしの言葉に、スピーカーからはくくっと笑い声がかすかに聞こえた。

「なに笑ってんねん!!」

『すっ、すまん・・・だが、お前らしいと思ってな・・・』

「そりゃ、ありがとさん。ほな、今日はもう落ちるわ・・・」

『ああ。また明日な・・・』



PCの電源を落として、ベッドに横になった。


「なんでやろ・・・・最近のあたし、おかしいで・・・」



乾の声、聞くたびに顔が赤くなってまう。
チャットの中で出会って・・・オフで逢って・・・///
今までの男友達とはなんや、違う・・・
侑ちゃんやかて・・・・そんな気は全然起こりもしなかった・・・・



あたし、趣味悪いんかいな・・・・



せやけど・・・気持ちは乾に傾いてるんことは確かや・・・・






その頃・・・・

のチョコレートか・・・」

乾も乾でPC越しにのことを考えていたのであった。

あとがき。
ああ、短い短い。なんでこうも短くなったんやろ・・・それだけ乾に愛がないからか!?(をい)
というのは、さておき・・・とうとうヒロイン自覚しました。
はたして、どーなることやら・・・乾のデータは通用するのか!?

このドリームに関してのご意見、ご感想等をBbsにて受けつけています。
気軽に書き込んでいってください。よろしくお願いします。

著者:瀬川音符

Dream Topへ戻る