夏休みも下旬に入った頃・・・・
キャンプに行こう!!
ジュニア選抜も全て終り、それぞれ全国大会に向けそれぞれ練習に励んでいた。
もちろん、彼女達も夏休みにも音楽室で練習を行っている。
「ねぇ、今年ってさ・・・・・・・」
練習の合間、が話し始める。
3人はに視線を合わせる。
「ジュニア選抜とかで結局は何処にも行ってないのよね・・・・・」
の言葉に、3人は黙秘する。
「何で黙秘するわけ?」()
「いや、そうじゃなくて・・・・・・・」()
「もう夏休みも終わりか・・・って思ってたの」()
「そうそう・・・んで、どうしたいわけ?」()
が問いかけると、
「泊りがけで何処かに遊びに行こうよ!!」
と思い切ったことを発言した。
だが・・・・・・・・
「「「はぁ!?」」」
と3人は疑問を持つ。
「だってせっかく高校生になってあたし達、ちっとも遊んでないじゃない!!
少しは遊ぼうよ〜〜。やも誘ってさ〜〜〜。
あっ、あとさんやさん、さんも!!もち、ひのきもね〜。
こんなに仲間が増えたんだし・・・・行こうよ〜〜」
の言葉に、
「はいはいはーーーーーい!!あたしもに賛成!!」
とも話しに乗った。
「とは?」
は勢いにのり、2人にも賛成を求め始める。
「には敵わないね・・・」()
「ホント・・・私たちもOKよ。でも女だけで行くつもり?」()
「それだけじゃ不安だから、やっぱり周助君たちも呼ぶww」()
「結局いつものメンバーってことだね。行く所何処にする?」()
それから彼女達はあれこれ意見を出していき・・・・・・・・
「さすがにもう海は危ないよね・・・」()
「そうね・・・あとは山くらいね」()
「じゃっ、キャンプ!!」()
「決まりだね・・・・でも、キャンプに詳しい人なんているの?」()
の問いかけに・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いる・・・1人だけ・・・」
何故か冷や汗をかきながら、が答えた。
「「「誰・・・?」」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・国光・・・・・・・・・・・・」
それから彼女達は、それぞれ別れて他のメンバーに話し始めた。
だけど・・・・・・
PC室
「すまへんけど、明日から大阪に行くねん。キャンプ行きたいんやけどな〜〜。
ゴメンな、」
「ううん。良いよ・・・こっちが誘ったんだし・・・」
演劇部部室
「キャンプ?ゴメンね、ちゃん。その日程だと演劇コンクールと重なっちゃう」
「そうなんだ・・・コンクール頑張って・・・」
中等部テニスコート前
「えっ、キャンプですか!?行きたいです〜〜」
「ちょっと待って!!、明日からミクスドの強化トレーニングでしょ」
「あっ・・・・・スミマセン。行きたいんですけど・・・」
「私たちには全国大会が控えていますから・・・」
「ということは、桃城君と海堂君もダメね・・・・」
「ねぇ、何話してんの?」
「あっ、リョーマ・・・リョーマも全国前だし、キャンプとかダメだよね?」
「それっていつ・・・・」
「今度の土日・・・」
「別に大丈夫・・・・どうせ強化といってもミクスドだしね・・・」
「じゃっ、リョーマは行くんだね?」
「当然・・・・」
越前、参加決定!!
高等部テニスコート前
「あっ、いたいた・・・さん」
「先輩、何ですか?」
「今度の土日にキャンプに行こうって話があるんだけど・・・さん、どうする?」
「スミマセン。その日、予定がもう入ってて・・・」
「そう・・・それならいいの。ゴメンね」
「、来ていたのか・・・」
「あっ、国光。休憩に入ったの?」
「ああ・・・」
「ねぇ、次の土日・・・やっぱり練習?」
「どうした・・・?」
「うん・・・実はね・・・・・」
は手塚にキャンプの話をした。
と、途端・・・・・・
「それっても行くの〜〜〜?」
菊丸をはじめ、大石、不二、乾がやってきた。
「うん。あととも・・・一応、ちゃんたちにも声かけてるの」
「さん、この話は誰が持ち出したんだい?」
不二が問いかけてくると、即座に「よ」と答える。
「やっぱり・・・今年の夏はジュニア選抜もあって何処にも行けなかったからね・・
相当寂しかったんだね・・・僕、参加するよ」
「オッレも〜〜!!それに今度の土日、休みだもんね〜〜」
「すまないが、俺はパスだ。用事があってね・・・」
「俺も・・・もう予定があるんだ」
「国光は?」
「俺も行こう」
その後、ひのきと橘にも話を向けたのだが不動峰の面々と遊びに行くといって断った。
それから8人はキャンプする場所を決めた。
さすがに山の中というのは・・・・という親の意見に、高原にあるキャンプ場に行くことにした。
そして土曜日。
朝早くに移動するということになり、駅に7時に集合となっていたのだが・・・・
「来ないね・・・」
「ああ」
手塚、、不二、、菊丸、の6名は来ていたのだが、
越前とが待ち合わせ時間にやってこなかった。
「オチビ、また寝坊かにゃ〜」
「相変わらずなんだね、越前は・・・」
「のことだから・・・」
「迎えに行ってたりして・・・」
そして、15分後に2人も合流した。
寝坊した越前は、眉間にかなり皺を寄せた手塚に叱られたのも言うまでも無い。
だが、今日は遊びにいくのだからとに止められ、とどまる手塚。
それから、1時間電車とバスに揺られキャンプ場に移動した。
「う〜〜〜〜ん!!ひっろ〜〜〜い!!」()
「天気も良いし、来て良かったね」()
「ホントホント」()
「気持ちいい・・・・」()
広い草原に彼女達は思わず、背伸びをする。
「それより、これからどうするんすか?」(越前)
「僕たちが予約した、事務所に行くんだよ」(不二)
「ところで、誰が予約したの〜?手塚?」(菊丸)
「いや、俺ではない」(手塚)
「じゃあ、誰?」
「僕だよ。丁度ネットでいいコテージがあったからね」
不二がにっこりと微笑みながら答える。
「不二・・・キャンプではないのか?」
「うん。僕も最初はそのつもりで探したんだけどね・・・・
時期的に予約するのが遅くてね・・・これでもまだ良いほうだよ」
「料金の問題はどうするつもりだ・・・・・」
「安心しなよ。父さんに相談したらコテージレンタル代出してくれるって」
「そうか・・・・」
「移動しよう。チェックインもしなきゃいけないからね・・・・
皆〜〜!!行くよ〜〜」
不二は彼女達を呼び、予約したコテージに移動した。
それから事務所でチェックインを済ませ、不二は鍵を受け取った。
不二はさっき手塚に話したことを彼女達にも話す。
だけどすぐに了解を得れた。
鍵を開け、コテージの中に入る。
中はログハウス系になっていた。そんでもってまた広い。
それから8人はそれぞれ部屋割りをし、自分の担当を決めた。
とはいっても、達は食事、手塚たちは水等の不足しているものの補給って所だ。
「それじゃ、早速始めよう」
彼女達は、食事の準備を始めた。
「でもバーベキューなんて、楽だよね〜」
はねぇ〜と言いながら、手を動かす。
「切るだけだしね・・・」
はつかさず、そういう。
「あはは・・・」
は苦笑い。
「まぁ、私たちはどうとなれるけど・・・・向こうが大変じゃないのかな?」
はそう言いながら、庭方面を見る。
その頃・・・・
菊丸と不二は消火用で川に水を汲みに行っている。
手塚と越前というと・・・・・
「手塚先輩、上手いッスね・・・」
墨に火をつけるのだが、越前はかなり苦戦し手塚が変わりにつけたのだ。
「コツがあるんだ・・・誰も最初は出来ないものだ」
「ふ〜ん・・・」
陽も影って来た頃・・・・
「結構燃えてきたっすね・・・」
「ああ・・・・」
「たっだいま〜。お水汲んできたにゃ〜」
「さすが手塚。もう火がついたんだ・・・、そっちの準備は出来た?」
不二がコテージに向って声をかけると
「出来たよ〜〜〜。そっちは?」
コテージの中から返事が返ってくる。
「こっちも出来てるよ。早くおいで」
「うんww」
それから数分後、彼女達は食材を持って彼らのもとへといく。
8人はバーベキューを楽しんでいく。
手塚、越前はもくもく食べていっているんだが・・・・
「周助君。はい、あーんvv」
「あーんvv」
と不二&はラブラブぶりを回りに見せつけながら食している。
「相変わらず、見せ付けるよね・・・この2人」()
「うん・・・」()
「一緒にいるだけで恥ずかしいよ・・・」()
「〜〜、俺もあれやってにゃ〜」
「却下!!」
食事も終り、片付けも終ると・・・・・・
「、ちょっと散歩しよう」
「うん」
「〜〜っ。行こうにゃ」
「解ったから、腕引張らないで」
「オレたちも行こうよ・・・」
「大丈夫、眠くない?」
「コンくらい大丈夫・・・」
3カップルはそれぞれ夜の散歩に出かけていってしまった。
「あいつ等は・・・」
「いちゃったんだ・・・」
それから夜は過ぎていき、次の昼にはそれぞれの自宅へと帰宅して行ったのだった。
あとがき。
やっとかけました・・・こんなもんでどうでしょうか?久々に4人ヒロインで書きました。
でも結局、最初はヒロイン全員の名前は上がりましたけどね・・・
リクエストしてくれたREI様、ありがとうございました。これからもご愛顧してください。
ってか、不二も金持ちだよね・・・;;
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著者:瀬川音符
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