一方、日本は・・・・・・・・・・
16th Birthday
日本時間、1/28午後・・・・
達は音楽室でお昼を過ごしていた。
「今頃、と手塚君。どうしてるんだろうね〜〜〜」
食事しながらも、あのお騒がせカップル(笑)の話で盛り上がっていた。
「さぁ〜な〜。んでもまっ!!もうあんなバカは見なくてすむな」
ひのきは、こうもあっさりと私設ファンを見なくてすむと言う顔をしながら言う。
「ひのちゃん・・・」
「・・・」
食事を終え、がに話し掛けてきた。
「なぁに?」
「はい、コレ・・・誕生日おめでと」
そう言い、とは1つの包みをに渡した。
「サンキューーwなんだろ?開けていい?」
「もち!!といっても在り来たりな物だけど」
にそういわれながらも、は包みを開けて行く。
「写真盾だ〜〜」
「それ、うちら全員からやで」
「まぁ、ちゃんと手塚君はいないから無理だったけど・・・」
との言葉に、の笑顔も最高潮。
「ありがと、みんな!!には思いっきりねだっちゃお」
そんなの言葉に、
「おーー、それいいな!!オレもねーだろ!!」
とひのきもノリノリになってしまう。
「ひのちゃん、それもいいけどコレ!!」
は、ひのきにもプレゼントを渡した。
「食いモン?」
と冗談に聴くひのきに5人も笑ってしまう。
「今度からひのきは、食べ物だね」()
「せやな・・・どうせなら乾の汁つけよーか?」()
「いや、尚子ちゃん。それは・・・・」()
「ひのき、生きて帰ってこれないでしょ」()
こうして、昼休みは過ぎあっという間に放課後がやってきた。
高等部は入試前ということで、全部活が休みになっていた。
「なーなー、大仏〜〜〜!!なんか奢れ!!」
ひのきは、さっそく橘に集っていた。
「なんで、奢らなけりゃいけない・・・」
「いいじゃねーの!!オレ、昨日誕生日だったんだしよ〜〜」
「それは昨日、祝ってやっただろ・・・」
「言葉だけじゃねーか!!ケチケチ大仏!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ブチッ)
その瞬間、ひのきの頭には橘の拳が・・・・
もう、このシーンを見慣れたメンバーはまたか・・・と言わんばかりに見守っていた。
時間もあるし、どうするか?と話し合っていたが・・・
「ゴメン、あたし中等部行くから」
はそう言い、中等部へと向っていった。
が中等部の正門をくぐり、テニスコートに行くといつものように部活が行われていた。
「おっ、やってるやってるww部長リョーマ」
フェンス越しに部長業をこなしてる越前に、も顔が綻ぶ。
暫くテニス部を傍観していると・・・
「ねぇ、寒くないの?」
いつの間にか、フェンスに背もたれしながら越前が話し掛けてきた。
「冬だもん、寒いよ」
「いたのは知ってたけど・・・見てて楽しい?」
「うん・・・だってテニスしてるリョーマ、カッコいいもん」
「もうすぐ・・・終るからさ・・・一緒に帰ろ・・・」
「解った。待ってる」
数十分してから、テニス部は終了した。
私の存在に気づいた、後輩たちが越前をからかっていたが・・・
「なに、お前らグラウンド10周走る?」
と脅し状態?でそう言う越前に、も思わず"似てるな〜≠ニ実感する。
「お待たせ・・・イコ」
「うん・・・」
久々に一緒に帰る下校道。
すでに空は暗く、街頭には灯りがついていた。
「・・・今からちょっと付き合ってくれない?」
「えっ、何処に・・・?」
「行けば解るって・・・」
越前は、の手を取りドンドン前へと進んでいった。
「リョ、リョーマ!?」
数分歩き続け、着いた場所は・・以前遊びに来たストリートテニス場。
1月末で寒いため、灯りは着いていても誰も居なかった。
「ストテニ場・・・って誰も居ないね・・・」
「そだね・・・まっ、こっちとしては好都合だけど・・・」
越前の言葉に、は疑問を持ち始める。
「オレと打とうよ・・・久しぶりにさ・・・」
「うん!!」
コートを脱ぎ、越前からラケットを受け取ると、2人は軽いラリーを始めた。
当然のように、越前は力の半分も出さない。
「それ!!」
「、上手くなったじゃん・・・」
「ホント?」
「これならオレと試合できるね・・」
「リョーマと試合か・・・なんか怖いな・・・強いし・・」
「ってか、手加減するに決まってんじゃん・・・」
「うわっ!!相変わらず、なっまいき〜〜!!」
「ふ〜ん・・・はっ!!」
の言葉に、越前はコーナーギリギリを狙った。
「ああ〜〜!!リョーマ、今の本気だったでしょ?」
今のショットには頬を膨らませる。
「が余計なこと言うから・・・」
「気に障った?」
「まーね・・・」
その言葉と同時にはネットへと駆け寄り、
「ゴメンね、リョーマ。そんなリョーマも大好きだよ」
そう言い、にっこりと微笑んだ。
「サンキュー・・・」
越前はそっと頬にキスを落とした。
それからまたラリーを続け、時間はあっという間に過ぎていった。
「リョーマ、もう終わりにしよ」
「もう、そんな時間だったんだ・・・解った・・・」
汗をタオルで拭い、ベンチで少し休んでいると・・・・
「・・・はい、コレ」
越前は、一本のラケットをに渡した。
「リョーマ・・・でも、コレ!!」
そう、越前が出してきたラケットはいつも越前が使っている愛用のラケットだったのだ。
「いいんだって・・・コレはに持っててほしいし・・・」
「リョーマ・・・ありがとう」
「Happy Birthday・・・」
越前がそう呟くと、今度は唇にキスを落とした。
「んっ///」
それから2人は、手を繋いだまま自宅へと帰っていった。
今年初のリョマた〜んwwということで、部長リョマたん。
ヒロインにあげた物は愛用のラケットww
ってことで・・・他のも頑張ってUPしないと・・・
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著者:瀬川音符
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