都大会終了した次の日・・・・・
練習の合間
「ほれ、都大会優勝したからって油断するんじゃないよ!!」
竜崎先生の声がコートに鳴り響く、青学中等部テニス部。
厳しい練習の合間に休憩が入った。
「海堂っ!!ここいい?」
木陰で休んでいる海堂を見つけたは、早速声をかけた。
「好きにしろ・・・」
「ありがとっ。それにしてもみんな、気合入ってるね〜」
「当たり前だ・・・次は関東だぞ・・・解ってんのか?」
「解ってるって!!でも、手塚先輩からあんな事聞くなんて思いもしなかった・・・」
手塚が話したことは朝子の耳にしっかり残っていた。
特に去年なんかは、男子テニス部の周りには女子のギャラリーが大勢たむろっていたから。
「女子を怒らせると怖いね・・・なにするか解んないし・・・」
はそう言いながら、ドリンクを飲んでいく。
「テメーも女だろうが・・・」
「そだった!!あたしも女だ!!」
「バカが・・・」
「どうせ、バカですよ〜ッだ!!そんなバカとミクスド組んでいるのは誰だっけ?
ねぇ〜、きゃいどう君vv」
にそういわれ、海堂は黙秘する。
「あーあ。あたしも海堂のファンとかにあれこれ言われるのかな〜?」
はそう言いながら、横目で海堂を見る。
「おい・・・・・」
「なぁに?」
「俺にファンクラブなんてない・・・・」
海堂の放った言葉に、は一瞬唖然とするが・・・
「うっそだ〜〜〜!!あるよ、海堂のファンクラブ!!」
「あるわけねーだろ・・・」
「絶対ありそうなんだけどな〜・・・今度、乾先輩にでも聞いてみよ・・・」
そう言い、コートを見るとが呼んでいた。
「そろそろ休憩おわるみたいだね・・・が呼んでる」
「そうか・・・」
そういい、海堂は立ち上がりさっさとコートに戻っていった。
「相変わらず連れないな・・・まっ、そこが海堂なんだけどね・・・・
じっくりと行きますか・・・」
もコートに戻り、練習を再開したのであった。
あとがき。
次の日の話です。彼女は何としてでも海堂に近づくのが好きなんですよ。
うん。ちなみに何故、海堂たちのファン達は彼女達に近づかないかというと・・・・
1年からあの調子だからそんなことないと認識されているから!!です・・・
まぁ、桃と海堂のファン達とのいざこざは無いですね・・・
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著者:瀬川音符
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