設定:新婚
おはよう
朝、目が覚める。
そして隣には、私の大事な人佐伯虎次郎がすやすやと眠っている。
そう、私はこの冬に虎次郎と結婚をした新婚である。
結婚までのいきさつはこんなものだった。
中学3年のとき、いきなり告白されそのまま付き合うって感じで、
高校生活まで送った。
そして某スポーツ会社と契約した虎次郎は高校卒業とともにイギリスへと旅立った。
その3年後、プロのテニスプレイヤーとして世界で活躍するようになった。
世界を転々としているのにも拘らず、一度日本に戻ってきた。
そしていきなり呼び出され、何かと思えば・・・・・
「・・・・俺と一緒に来てくれ」
「虎次郎・・・・それって・・・・」
何故か2人で顔を赤らめていた。
「プ・プロポーズに決まってるだろ!!///」
そういうと、虎次郎はポケットから小さな箱を出した。
「今回、帰って来たのはこれをに渡すためだったんだ。
受け取ってくれないか・・・・・」
私は嬉しくて、何も言わずただ頷いた。
虎次郎は優しく私を抱き締め、お互いを確かめ合うように口付けをした。
その次の日、中学、高校と一緒だったテニス部のメンツに結婚することを知らせた。
「うわ〜、おめでとう。サエさん、さん」
と大喜びの剣太郎。
「結婚は・・・・・結構(←けっこん)・・・・ブッ」
相変わらずダジャレをかますダビデ。
「つまんねーんだよ、ダビデ!兎に角、おめでとうさん」
ダビデに突っ込みながらも、バネさんは祝ってくれた。
「なんで、結婚するの?ねぇ、なんで?」
いっちゃんはなんでなんで攻撃で問いかけてくる。
でも誰も相手にはしてなかった。
「おめでとう・・・・クスッ」
亮はクスリと笑いながら言ってくれる。
「サンキュー、皆。俺たち幸せになるから」
虎次郎はお礼を言いながら、私の肩に手を置いていた。
さすがにオジイはこの世を去っていた。
皆に知らせた後、オジイの墓参りに行った。
「オジイ、俺たち結婚することになったから。一応知らせておくよ」
それからそれぞれの両親に結婚することを宣言した。
でも両親達は快く、2人の結婚を認めた。
さすがに結婚式は挙げられなかったが、簡単にバネさんたちが披露宴を開いてくれた。
といっても、簡単なミニ同窓会みたいなものだ。
そして今の現状・・・・・・・
「もう6時半か・・・・・そろそろ起きようっと」
頭元においてある目覚まし時計を手に持ち、虎次郎を起こさないようにゆっくりと
ベッドから出た。
簡単に着替え、キッチンに移動した。
朝食の準備をしていると・・・・・・いきなり抱きついてきた人物が・・・・
「う〜ん、いい匂い」
その声とともに・・・・・
「虎次郎・・・・もう、包丁持ってるんだからいきなり抱きついてこないで」
包丁を手にして、虎次郎に見せ付けた。
「ゴメンゴメン」
「まだ寝ててもよかったのに・・・・」
「いや、よく寝むれたよ」
「そう、ならいいけど・・・・」
「おはよう・・・・・」
「おはよう・・・・虎次郎」
そして2人はいつまでも・・・・・・・・・・・
080:おはよう お相手:佐伯虎次郎
いや〜ん、初六角!!しかもサエさん!!
これってサエさんか?って思いますよ。自分で書いてながら・・・・
しかも新婚vvキャッ(>▽<)
こんなもんでどうでしょ?母君に捧げますわん。
でもこれを父君に見られたら一環の終わりかも・・・・(>△<;)
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著者:瀬川音符
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